ApplePay(アップルペイ)にPASMO(パスモ)の定期は設定できる?対応状況やチャージは?

スマホ決済(キャッシュレス決済) 公開:2019-04-12 最終更新:2019-05-26


本記事では、交通系電子マネー「PASMO(パスモ)」のApplePayでの対応状況について解説していきます。

「ApplePayでPASMOを利用したいと思っていた」という方は、是非参考にしてみてください。

ApplePay(アップルペイ)はPASMO(パスモ)の定期などに対応している?

出典:PASMO

「ApplePayはPASMOに対応しているの?」

 

PASMOを持っていて、このような疑問を持っていた方も多いのではないでしょうか。

 

iPhoneから便利にキャッシュレス決済ができるApplePayですが、PASMOにも対応しているのでしょうか?

 

結論から言うと・・・

 

2019年5月現在、ApplePayはPASMOには対応されていません。

 

なお、現状ApplePayに対応されている電子マネーは以下のマークが表示されているものに限り、PASMOは使えません。

出典:Apple

 

ApplePayの使い方やメリットについての詳細はこちら!

 

ApplePay(アップルペイ)で使える交通系電子マネーは現状Suicaのみ

交通系電子マネーにはPASMOに限らず、SuicaやICOCA、PiTaPa、SUGOCAなどと様々なものがありますが、現状ApplePayで利用できる交通系電子マネーはSuicaのみとなっています。

出典:JR東日本

なお、ApplePayでSuicaを利用するメリットは主に以下の4つです。

  • スマホからSuicaを使って改札を通過できる
  • Suicaの残高をApplePayからチャージできる
  • Suicaの残高や利用履歴をスマホで確認できる
  • 定期券の購入や更新もスマホ上でできる

SuicaをApplePayに搭載すれば、日々の通勤で通る改札をスマホ一台でクールに通過できる他、スマホ上から決済の利用履歴やSuicaの残高も全て確認する事が可能です。

 

なので、もしもPASMOをお持ちの方で、Suicaも持っているというようであれば、PASMOではなくSuicaをApplePayに搭載して利用してみるのも良いかもしれません。

 

ApplePayのSuicaをクレジットカードや現金でチャージする方法についてはこちら!

 

なぜApplePay(アップルペイ)でPASMO(パスモ)に登録やチャージができないの?

では、なぜPASMOはApplePayに対応しておらず、モバイル版のPASMOも存在しないのでしょうか。

 

Engadget日本版によると、PASMOがモバイル化に対応されない大きな理由として、

  • 技術的ハードル
  • 予算的ハードル

といった2つが掲げられています。(※2017年10月時点)

 

特に問題とされているのが、PASMOやSuicaを含む交通系ICカードの仕様に関する部分であり、単一のiPhone上のアプリケーションにSuicaとPASMOを共存させる事が難しいとされています。

 

また、PASMOの潜在的なモバイルユーザーに対し「アプリやシステムの開発と運用のリターンを得られるのか」といった予算的部分も懸念点であるとされています。

 

※参考:Engadget日本版

 

他にも、ネット上では以下のような声もありました。

・エリアの会社が多すぎて足並みを揃えられないからでは。

・金がかかりすぎて難しいでしょう。モバイルSuicaはJR東日本のように、資金力が桁違いに高い企業だからできたことです。

・モバイルSuicaさえ会員数が頭打ちになり、JR東日本がAppleにヘルプを求めたくらいなので、PASMOは無理でしょうね。

※参考:Yahoo!知恵袋

よって、2019年以降も引き続きPASMOのApplePay対応や、モバイルPASMOの実現は難しいのではないかと考えられます。

 

「モバイルPASMO」が商標出願?いつApplePayにも対応される?

とは言うものの、2017年には株式会社パスモによって「モバイルPASMO」が商標出願されています。

 

その商標出願2107-122035によると、モバイルPASMOは腕時計型携帯情報端末、スマートフォンなどを対象とし、Suicaと同様にモバイルアプリやApplePayなどで利用可能なサービスが想定されているようです。

 

では、果たして本当に「モバイルPASMO」という名のサービスが誕生するのでしょうか?

 

しかし、以下のTweetによると、どうやらこの商標は先行して登録を行っただけだとされており、計画こそあるものの、現時点(2017年時点)で何も進んでいないとされているようです。

今後PASMOがモバイル版で登場するのかはまだ定かではありませんが、最新の情報には常にアンテナを張っておくと良いでしょう。

 

iPhoneでPASMO(パスモ)を使えるようにするやり方はないの?

ApplePayのアプリ内にPASMOを搭載させる事は現状難しいですが、iPhoneケースを使ってそこにPASMOのICカードを物理的に格納すれば、実質的にiPhoneを使ってPASMOで決済する事が可能となります。

 

例えば、「iSPACE」と呼ばれるiPhoneケースを利用すれば、iPhoneの裏側にICカードを格納する事ができます。

出典:Yahoo!ショッピング

なお、このようにiPhone本体にICカードを格納する際は、「電波干渉防止シート」を忘れずに用意するようにしましょう。

 

電波干渉防止シートとは、iPhoneから発生される磁気を防ぎ、ICカードの読み取りを可能にする為に用いられるシートです。

 

iPhoneでは磁気が発生しているので、それがICカードの読み取りを邪魔する一つの要因となってしまいます。

 

なのでiPhoneケースにICカードを格納する場合、電波干渉防止シートが搭載された物を使う、あるいは別で販売されている防止シートを購入するようにしましょう。

 

まとめ:現状ApplePayでPASMO(パスモ)を設定することはできない

  • 2019年4月現在ApplePayはPASMOに対応されていない
  • 交通系電子マネーでApplePayが利用できるのは現状Suicaのみ
  • 「モバイルPASMO」という商標が出願されているものの、実際のサービスの実現は不透明となっている

以上がApplePayに関するPASMOの対応状況についてでしたが、現状交通系電子マネーでApplePayに対応されているのはSuicaのみであり、今後いつPASMOが対応されるのかも不透明となっています。

 

Suicaで定期券を発行する為には、その通勤の期間にJR東日本の路線が挟まれないといけない条件もある為、私鉄沿線でPASMOを利用するユーザーにとってはここが不便となります。

 

ですが今後PASMOが無事モバイル化してApplePayに搭載される可能性もあるかもしれないので、常に最新情報をチェックするようにしておいてください。

 

ApplePayでSuicaを使う方法やメリットの詳細はこちら!

この記事を執筆した人

Kenta Fujii

Kenta Fujii

フリーランスライター。 新卒でSBIホールディングスに入社し、広告の運用やマーケティングに従事。 その後11ヶ月で退職し、現在はフリーランスとして主にキャッシュレス決済や仮想通貨に関するライティングを手掛けている。

スマホ決済・仮想通貨サービスの利用実績があるライターによる執筆記事のみを掲載。「お金の流れをなめらかに」というミッションのもと、キャッシュレスな世界の実現を目指して運営しています。