スマホ決済(キャッシュレス決済) 公開日:
LINEが提供する決済サービスの「LINE Pay」だが、同サービス初のクレジットカード「Visa LINE Payクレジットカード」の申し込み受付を4月下旬から開始することを発表した。
同クレジットカード最大の特徴は、初年度限定で利用金額の3%が還元されるという、業界トップクラスの還元率にある。
カードはスタンダードデザインの4色に加え、東京オリンピックを記念した「東京2020オリンピックエンブレムデザイン」の2色が数量限定で用意されている。
発行会社は三井住友カード、国際ブランドはVisaとなっており、タッチ決済に対応しているので、世界中のVisa加盟店で簡単に決済が可能だ。
年会費は通常1,250円だが、初年度だけは無料となっており、2年目以降も年1回以上の利用で無料、さらにETCカード(年会費500円、利用時は翌年無料)や家族カードも追加できる。
申し込みの対象となるのは高校生を除く満18歳以上の方で、ポイント還元を受けるにはLINE Payアカウントへのクレジットカード登録が必要だ。
なお、3%の還元率は2021年4月30日までの期間限定で、支払いから数日以内にLINEポイントで還元される。
Visa LINE Payクレジットカードは、LINE Payと紐付けることでコード決済を利用したクレジットカード払いに利用可能だ。
現状LINE Payのコード決済はクレジットカード払いに対応していないので(クレジットカードが使えるのは現状LINEに関連したサービスのみ)、Visa LINE PayクレジットカードはLINE Payのコード払いに対応する唯一のクレジットカードとなる。
事前にチャージする手間が省けるので、LINE Payの利便性もさらに高まるだろう。
なお、LINE Payを使ったVisa LINE Payクレジットカードでの支払いは、5月1日よりサービス提供開始が予定されている。
キャッシュレスPAY編集長。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。 新卒で大手総合金融機関であるSBIホールディングスに入社し、広告の運用やマーケティングに従事。 その後11ヶ月で退職して、現在は前職で培ったフィンテックやFPに関する知識を活かし、キャッシュレス決済に関する研究を続けている。