スマホ決済(キャッシュレス決済) 公開日:
メルペイの利用料金を後払いできる「メルペイスマート払い」だが、2020年5月利用分から、精算期限を超過し延滞した場合に限り、延滞事務手数料300円を請求する。
延滞事務手数料の発生日は毎月1日、15日となっており、メルペイスマート払い精算期限の翌月から発生する仕組みだ。
例えば、5月利用分の請求期限は6月だが、翌月の7月1日時点で支払いが確認できない場合は請求金額に延滞事務手数料の300円が加算され、7月15日時点でも確認できない場合はさらに300円が加算される。
精算期限を超えた場合の支払い方法は「コンビニ/ATM」のみとなっており、自動引落としやメルペイ残高、口座振替では支払えないので注意が必要だ。
なお、メルペイスマート払いの利用料金をコンビニやATMで支払う時は、精算時手数料としてさらに300円が加算される。
メルペイスマート払いでは、上述した「延滞事務手数料」の他に、精算時に300円の「精算時手数料」が発生するが、この手数料は精算方法を銀行口座からチャージした「メルペイ残高」に設定すれば無料になる。
つまり、利用料金の精算方法を「メルペイ残高」に設定した上で、期限を守って精算すればメルペイスマート払いの手数料は完全に無料だ。
なお、精算時手数料が無料になるのは精算方法を「メルペイ残高」に設定した場合に限り、「コンビニ/ATM払い」「口座振替」で精算する場合は300円の手数料が発生する。
メルペイスマート払いは月に何度利用しても翌月1回の精算で済ませられ、利用金額の上限を自分で設定することができるので、都度チャージする手間を省ける上に使い過ぎも防げる便利な後払いサービスだ。
「クレジットカードがないけど後払いを利用したい」「手数料無料で後払いを利用したい」という方は、メルペイスマート払いを「残高払い」で活用すると良いだろう。
キャッシュレスPAY編集長。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。 新卒で大手総合金融機関であるSBIホールディングスに入社し、広告の運用やマーケティングに従事。 その後11ヶ月で退職して、現在は前職で培ったフィンテックやFPに関する知識を活かし、キャッシュレス決済に関する研究を続けている。