スマホ決済(キャッシュレス決済) 公開日:
「銀行にお金を預けていてもお金がちっとも増えない…」
「年金がもらえるかどうか不安…」
「子どもの養育費や家のローンのことを考えると気が滅入る…」
かつては貯金さえしていれば、お金に関する心配はそこまで必要ありませんでした。
しかし、ご存知の通り少子高齢化や日本の競争力の低下などにより、投資の必要性は年々高まっている傾向。
残念ながら日本人は投資に慣れていません。知らないことには中々踏み出せないものです。
そこで今回は、
を中心に解説します。
PayPayボーナス運用で投資の疑似体験をすることでマネーリテラシーは確実に向上し、本格的に投資を始めるときに失敗する確率を下げられます。
将来の経済的不安を減らすためにも、ぜひ最後までお読みください!
目次
まずPayPayボーナス運用とは何かについてを簡単に解説します。
結論から言うと、PayPayボーナス運用とは投資の疑似体験。
PayPayアプリで決済すると、PayPayボーナスが付与されますが、このPayPayボーナスを資産運用してみようというもの。
疑似体験ってどういう意味?
PayPayボーナス運用は実際にPayPayボーナスを株式市場で運用するわけではありません。
選択した投資商品の値動きに連動してPayPayボーナスをPayPay証券が増減させる仕組み。
あまり難しく考えずに、「大人の人生ゲーム」という認識でまずは大丈夫ですよ。
PayPayボーナスには「PayPayボーナス」と「PayPayボーナスライト」の2種類がありますが、運用できるのはPayPayボーナスだけなので注意しましょう。
なお、PayPayボーナスの違いは以下のとおり。
PayPayボーナス運用は投資未経験者におすすめです。
これは、自分で稼いだお金を危険に晒すリスクが低いためです。
実際に投資をするとなると、市場に自分で稼いだお金を投入する必要があります。しかし、右も左も分からない状態で大事なお金を投資するのは怖いですよね。
PayPayボーナス運用なら、”おまけ”として手に入れたPayPayボーナスを運用するので実質的には損をする心配は無用。
いきなり自分で稼いだお金を投資することに抵抗がある人は、PayPayボーナス運用で市場の動きなどを肌で感じてみましょう。経済ニュースなどへの関心も高まりマネーリテラシーの向上も期待できますよ!
PayPayボーナス運用のメリットは次の4つです。
いずれも投資未経験者にとって経験値を積むためには便利な仕様ですから抑えておきましょう。
1つ目のメリットは、「細かい銘柄分析をしなくてもいい」ことです。
これは、投資未経験者でも運用しやすいように次の3つのコースに厳選されているため。
いずれも米国のETFの値動きに連動したもの。
ETFとは、上場投資信託の略で、S&P500などの株価指数への連動を目指す投資信託です。
よく分からない。眠くなりそう…。
「プロが腐っていたり、賞味期限が近いおかずは省いて、最適なおかずを詰めてくれてるお弁当」と解釈していれば大枠は捉えているので大丈夫ですよ。
2つ目のメリットは、「面倒な手続きがいらない」こと。
PayPayアプリをすでに使っているなら、1分ほどで始められるのが特徴です。
通常は、証券口座の開設のために証券会社のIDの取得などの手続きが必要です。審査もあるので必ずしも運用できるとは限りません。
まずは体験してみたいだけなのに面倒…。今じゃなくていいや!
PayPayボーナス運用なら気軽に始められるので、ついつい先延ばしにしてしまう方にもやさしいですね。
3つ目のメリットは、「小さいリスクで資産運用を始められる」ことです。
証券口座で投資商品を買うときには、ある程度まとまったお金がないと商品そのものを買えません。
怖くて買う気が起きない…。
PayPayボーナス運用は1円相当のPayPayボーナスから始められるので、リスクをとるのが怖い人にもおすすめです。
リスクをとらないと投資で稼ぐことは難しいですが、リスクに対する許容度は人それぞれ異なります。また、他人が教えてくれることもありません。
今の自分のリスク許容度を知るためにもPayPayボーナスで投資の疑似体験をしてみるのは悪くありません。
4つ目のメリットは、「いつでも好きな時に運用中のPayPayボーナスを引き出せる」こと。
証券口座で運用している場合、保有している銘柄を一度売却して円にする必要がありますし、売却は市場が開いている時間にしかできません。
ところが、PayPayボーナス運用は実際に市場に投資しているわけではないので、24時間365日引き出せます。
資金を自由に引き出せないことが怖くて資産運用を始められない方にも安心ですよ。
PayPayボーナス運用のデメリットは次の2つです。
PayPayボーナス運用は投資未経験者にとって投資について学ぶいい機会ですが、メリットばかりではなくデメリットもあります。
デメリットも頭に入れておけば冷静に向き合えるので、ぜひ目を通してくださいね。
1つ目のデメリットは、「損をする可能性もある」ことです。
PayPayボーナス運用は投資の疑似体験ですが、本質は投資ですから、元本は保証されません。
歴史を振り返ると暴落は必ず起きているので、投資をする以上は巻き込まれるリスクをゼロにすることはできないでしょう。
だから自分のリスク許容度を知っておくことが大切なんだ!
重要なことなので、繰り返しになりますが、自分のリスク許容度は誰も教えてくれません。そして自分のリスク許容度を知るためには、実際に運用してみることが必須。
PayPayボーナス運用のメリットである、ローリスクから始められることを賢く活かして適切なリスクのとり方を身につけることは有用であると言えるでしょう。
2つ目のデメリットは、「資産が増えても現金としては使えない」こと。
PayPay残高を換金(出金)する方法と注意点を徹底解説!で詳しく解説していますが、PayPayボーナスは現金として出金できません。
つまり、増えたPayPayボーナスはPayPayアプリの決済できる範囲内でしか使えないということです。
現金を増やしたい方にはPayPayボーナス運用は向いていないので気をつけましょう。
PayPayボーナス運用で最も気になるのは、正直なところ儲かるかどうかですよね。
結論は、いつ買ったのかと運用期間によって儲かるかどうかは決まる、です。
どういうこと?
まずは、下記のチャートをご覧ください。
(出典:ブルームバーグ「SPY 銘柄」より)
こちらはPayPayボーナス運用のスタンダードコースで擬似投資することになる「SPDR S&P 500 ETF」の過去5年の値動きをグラフにしたものです。
2020年2月に暴落が起きましたが、その後は何事もなかったかのように株価は上昇傾向であることがわかります。
つまり、
上記の可能性が考えられますね。
くどいようですが、投資は必ず利益が出るわけではありません。不安な方はPayPayボーナス運用で準備運動をしてから始めましょう。
PayPayボーナス運用は、PayPayアプリを利用している方は以下の手順でスグに始められます。
実際に私が手持ちの1円相当のPayPayボーナスをスタンダードコースに入金したみたので、参考にしてみてください。
まずはPayPayアプリのホーム画面で「ボーナス運用」をタップします。
利用規約への同意が求められるので、「上記に同意して続ける」タップしましょう。
次に注意事項の確認が求めら得るので、「注意事項を確認しました」をタップしてから、「確認しました」をタップします。これで準備は完了です。
なお、注意事項の内容は、すでに紹介したデメリットに関するものです。
いよいよ実際に運用するコースを選んでいきます。
今回は変動が少なく値動きにヤキモキする心配が少ないスタンダードコースを選択。
コースを選択したら、「ボーナスを追加する」をタップして運用額を決めます。
追加額の欄に追加したいPayPayボーナスの額を入力しましょう。
入力が終われば、「追加する」をタップします。
なお、追加額の右下に「手数料」という単語がありますが、2022年3月24日から1回の追加金額が100円以上の場合は手数料が発生するので注意しましょう
最後に、運用額を確認します。間違いがなければ、「追加する」をタップして完了です!
運用する手順は分かったものの、PayPayボーナスが付与されるたびにコースを選んで、運用額を決めて、確認してという作業を繰り返すのは正直面倒くさいと感じるのではないでしょうか?
できる限り手間を省いてPayPayボーナスを運用したい方は、自動追加機能を使ってみましょう。
まずは、PayPayボーナス運用のホーム画面右上の「その他」メニューをタップして、「自動追加設定」をタップします。
あとは、自動追加したいコースを選択して、「自動追加する」をタップすれば完了です!
PayPayボーナス運用に少しでも興味のある方は、忘れずにPayPayカードに入会して支払先に設定しておきましょう!
下記のように、PayPayボーナスの二重取りができ、入金力が大幅アップするためです。
入金力?
入金力というのは、どれだけ投資に回す資金があるかということ。
残酷ですが、投資では知識や技術があっても入金力が低ければ、期待するほどのリターンは得られません。
例えば、AさんとBさんが同じ年利1%で運用しても元本が違えば、運用益は次のようになります。
AさんがBさんと同じリターンを得ようと思うと、年利10%で運用する必要があり、リスクが高くなってしまいます…。
なるほど!だから入金力を上げて無理なリスクをとる必要性を下げるんだね!
なんと現在、PayPayカードでは、新規入会特典として最大5,000円相当のPayPayボーナスがもらえます!
どうせ厳しい条件があるんでしょ?
クリアする条件は次の2つだけなのが、この特典のポイントです。
要するに、入会して3回使うだけなので、普通に使えば自然とクリアできる仕組み。
運用に回すもよし、生活費の足しにしてもよし、自分や大切な人へのご褒美に使ってもよしと人生を豊かにする選択肢がグッと増えるので見逃さないでくださいね。
入会して利用するだけで最大5,000円相当ものPayPayボーナスがもらえますが、メリットはそれだけではありません。
PayPayカードには次の2つのメリットもあります!
残高不足で会計のときにモタモタして、後ろで並んでいる方と店員の方からの「早くしろよ…」という無言の圧力にさらされる心配は無用。
随時開催されるPayPayのキャンペーンにも参加しやすくなるので、おトクに買い物できるチャンスが増えることも見逃せません。
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こんな人におすすめ! |
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PayPayボーナス運用は投資の疑似体験であり、現金化はできませんが、せっかく運用するのですから成功させたいものです。
もし、あなたがPayPayボーナス運用を成功させたいなら、投資に共通する鉄則の成功パターンを抑えておく必要があります。
資産運用成功の鉄則の成功パターンは次の2つです。
それぞれを解説します。
1つ目の鉄則の成功パターンは、「長期間続ける」ことです。
次のグラフをご覧ください。
出典元:会社四季報オンライン
1949年を基準とした米国株価の推移ですが、浮き沈みがあるものの、長期目線で考えるとプラスになる確率が高いことが見て取れます。
一方、短期で考えてしまうと暴騰や暴落に振り回されてしまう恐れがあります。
目先の利益や損失に惑わされることなく、地に足をつけてどっしりと構えましょう。
世界一の投資家と呼ばれるウォーレン・バフェットも次のように言っています。
「ゆっくりお金持ちになりたい人はいないよ」
圧倒的な実績を叩き出している大富豪のこの言葉を胸に刻んでおきましょう。
2つ目の鉄則の成功パターンは、「早く始める」ことです。
これは、投資には複利効果があるため。
複利効果とは、運用する元本に年々増えた利子をさらに運用に回して元本をパワーアップさせる効果です。
例えば、100万円の元本を年利5%で運用した場合のお金の増え方を見ていきましょう。
運用期間が長くなればなるほど、加速度的にお金が増えていきます。
ただし、早く始めなければ十分な運用期間を担保できません。
時間を味方につけるためにも、投資はなるべく早く始めるのが良いと言えるでしょう。
ここでは、PayPayボーナス運用に関するよくある次の2つの質問にお答えします。
「課税」や「確定申告」など難しい言葉が出てきますが、少しずつ慣れて経済的な心配をしていない人たちが使う言葉と仲良くなりましょう。
PayPayボーナス運用で得た利益は、50万円までは非課税になるので、確定申告をする必要はありません。
これは、PayPayボーナスなどのポイントによる収益は一時所得に分類され特別控除が適用されるため。
50万円を超えたら、どうすればいいの?
50万円を超えるほどの利益が出た場合は、以下の計算式で税金額を算出しましょう。
(総収入ー収入を得るための支出ー特別控除50万円)×1/2
早く始めて長期間運用するのが投資の成功パターンですが、お金は使ってこそ!
先ほど運用に回したPayPayボーナスを実際に引き出してみたので、参考にしてください。
まずPayPayアプリのボーナス運用画面下部から引き出したいコースを選び、「ボーナスを引き出す(交換)」をタップします。
次に「引き出し(交換額)」を入力し、「引き出す(交換)」をタップ。
最後に、引き出し額に間違いがないかを確認して、「引き出す(交換)」をタップすれば完了です!
なお、引き出すとボーナスの利用設定が変更されるので、気をつけましょう。
日本を引っ張っていた経済の勢いは衰え、さらに少子高齢化により、銀行に預けているだけでは不安ですよね。
一方、世界に目を向けると市場はグングン成長。投資でお金にお金を稼いできてもらうことができれば頼もしいかぎり。
しかし、予行演習もなしに投資を始めると大切なお金を失う恐れがあります。
まずは今回の記事を参考にしてPayPayボーナスで投資の疑似体験から始めてみましょう。
勉強と訓練を早く始めれば始めるほど、マネーリテラシーは高まり、未来は明るくなります!
なお、PayPayカードに入会して、最大5,000円相当のPayPayボーナスを受けとって、はずみをつけるのを忘れないでくださいね!
32歳で貯金ゼロの状態から約2年で資産をサクッと1000万超えさせたWebライター。ミニマリズムという考えに出会い支出の最適化の結果、生活費は約7万円。現在はセミリタイアするべく株式などに投資しつつ簿記3級の取得に向けて勉強中。