【完全版】PayPayとLINEPayの違いを徹底比較【国内コード決済が統合されます】

 

編集長
本記事では、PayPayとLINE Payの違いを徹底比較していきます。
本記事を最後まで読めば、あなたにとってどちらが一番便利でお得なのかわかるようになるので、ぜひ参考にしてみてください!

[目次]

2022年よりPayPay(ペイペイ)とLINE Pay(ラインペイ)は一部サービスが統合される

2022年より、PayPayとLINE Payは一部のサービスが統合され、より便利な決済サービスへと生まれ変わります。

現在、公式より発表されている統合サービス内容は以下の通り。※2021年4月現在

  • 国内のQR・バーコード決済の統合(2021年4月下旬以降)
  •  LINEポイントからPayPayポイントへの交換(2021年3月16日開始)

つまり、2021年4月下旬以降からさっそくPayPay加盟店でもLINE Payが利用できるようになるということ。

 

編集長

PayPayはQRコード決済の中でも加盟店数が316万カ所以上と断トツのシェア数を誇るため、LINE Payと統合するとなればさらに利便性がアップするに違いありません!

とはいえ、LINE Payは今後無くなるわけでなく、あくまで「日本国内のQRコード決済」などの一部サービスが統合されるだけです。

LINE Pay単体のコード決済や、送金、請求書払いなど従来の機能はそのまま使えるため、自分に合う決済方法を選んでくださいね。

 

PayPay(ペイペイ)とLINE Pay(ラインペイ)ならどっちがいい?

日本を代表するスマホ決済サービスとなった「PayPay」と「LINE Pay」ですが、現状一体どちらを使っていくのがベストなのでしょうか?

 

編集長
結論、それぞれのサービスに一長一短があるので、必ずしもどちらか一本に絞る必要はありません。

それぞれに特徴があるので、上手く使い分けしていきましょう!

PayPay(ペイペイ)とLINE Pay(ラインペイ)の違いをそれぞれ徹底比較

PayPayとLINE Payの詳しい違いは以下の通りです。

サービス名
ポイント還元率
  • 0〜3%
  • 0.5〜1.5%
使えるお店(コンビニ)
  • ファミリーマート
  • ローソン
  • セブンイレブン
  • 100円ローソン
  • ナチュラルローソン
  • ミニストップ
  • セイコーマート
  • ポプラ
  • ファミリーマート
  • ローソン
  • セブンイレブン
  • 100円ローソン
  • ナチュラルローソン
  • ミニストップ
  • セイコーマート
  • ポプラ
対応カード・銀行口座 クレジットカード

銀行口座

  • 約80以上の銀行口座に対応
クレジットカード

  • PayPayカード
  • VISA
  • MasterCard

銀行口座

  • 約80以上の銀行口座に対応
利用上限金額
  • 本人確認前:1回10万円
  • 本人確認後:1回100万円
PayPay残高で支払う場合

  • 過去24時間:50万円
  • 過去30日間:200万円

青いバッジがついている+
本人認証設定済みクレジットカード

  • 過去24時間:25万円
  • 過去30日間:25万円

本人認証設定済みクレジットカード

  • 過去24時間:2万円
  • 過去30日間:5万円

本人認証未設定クレジットカード

  • 過去24時間:5,000円
  • 過去30日間:5,000円

これらを以下より順番に紹介していきます。

PayPay(ペイペイ)とLINE Pay(ラインペイ)の「ポイント還元率」の違い

LINE PayとPayPayのポイント還元率の違いを比較していきましょう。

  • 0%〜3%
  • 0.5〜1.5%

PayPay(ペイペイ)なら最大1.5%が還元される

PayPayは、その支払いに「PayPay残高」またはPayPayカードを使えば最大1.5%が還元されます。

2020年4月1日開始 PayPay決済でおトク! PayPay STEP

具体的には、100円以上の決済回数が50回以上で「+0.5%」、そして利用金額が月に10万円以上で「+0.5%」が上乗せされます。

※Yahoo!JAPANの対象サービスで支払った場合は基本の還元分が1%なので最大2.0%となる。

PayPayはPayPayカードからのチャージがおすすめ!

あなたがおトクにPayPayを使って支払いたいなら、PayPayカード」を使ってPayPay残高へチャージする方法がおすすめです。

現在PayPayカードでは、新規入会特典として最大3,000円相当のPayPayポイントがもらえます!

 

編集長
PayPayを長期利用していく予定の方は申し込んでおいて損はないんじゃないかと思いますね!

しかも、PayPayカードは、唯一PayPay残高へチャージできるクレジットカード。

PayPay残高へチャージして最大1.5%のポイント還元を受けられるうえ、お得なキャンペーンにも参加できるようになります。

PayPayのお得なキャンペーンでは「PayPay残高以外の支払い方法は対象外」とされることが多いので、PayPayをお得に使い倒すならいつでも残高にチャージできるPayPayカードがベストでしょう。※他のクレジットカードはPayPay残高にチャージできません。

PayPayでとにかく高いポイント還元率を維持したい…。

最大3,000円相当のPayPayポイントをすぐに使いたい…。

と考える方は、PayPayにPayPayカードを登録してみてください。

 

PayPayカードの概要

還元率
  • 1~5%
年会費
  • 永年無料
国際ブランド
  • VISA
  • MasterCard
  • JCB
対応電子マネー
  • QUICPay
こんな人におすすめ!
  • PayPayで残高の還元や各種プロモーションに参加したい人
  • Yahoo!ショッピングで頻繁に買い物する人

LINE Pay(ラインペイ)は最大3%のポイント還元率が得られる

一方、LINE Payは5月1日より独自で定められた「LINEポイントクラブ」にもとづいてポイント還元率や特典クーポンの数が決まります。※2021年5月1日よりポイントの仕様が変更されます

【LINEポイントクラブとは?】
過去6ヶ月間に獲得した「LINEポイント」の総量を基準に、「レギュラー」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」の4つのランクを提供するLINEのメンバーシッププログラム。
獲得した「LINEポイント」の総量によってランクが変動する。

なお、LINE Payでのランク制度は「マイランク」と呼ばれており、その内訳は以下の通り。※2021年5月1日よりマイランク制度終了予定

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LINE Payでポイント還元を受けるならVisaLINE Payカードが必須!

以上が「マイランク制度」ですが、結論を言うとLINE Payで3%のポイント還元を得るにはVisa LINE Payカードが必須です。

5/1よりLINE Pay残高チャージが不要となる「チャージ&ペイ」という新機能が追加されましたが、現状チャージ&ペイはVisa LINE Payカードのみの対応で、それ以外の方法だと一切ポイント還元が受けられません。

しかも、Visa LINE Payカードは初年度のポイント還元率が3%となり、初年度の年会費も無料です!(※2年目以降も1回以上カードを使えば無料)

なのでLINE Payを使っている方なら、もはやVisa LINE Payカードを使わない手はありません!

ぜひこの機会にVisa LINE Payカードを申し込んでみてください!

 

Visa LINE Payカードの概要

還元率
  • 初年度3%(〜2021/4/30)
    1%(2021/5/1〜)
年会費
  • 初年度無料(2年目以降も1回以上の利用で無料)
    年1回以上の利用がない場合は1,250円(税別)
国際ブランド
  • VISA
対応電子マネー
  • iD
  • Visaタッチ決済
その他主な特典
  • ETCカード:年会費500円(税別)
  • 家族カード:1人目は無料、2人目以降は400円(税別)

※当ページからのお申し込みは、LINE Pay株式会社が主催する各種キャンペーンの条件に該当しない場合がございます。

PayPay(ペイペイ)とLINE Pay(ラインペイ)の「使えるお店」の違い

LINE PayとPayPayの「使えるお店」の違いを見ていきましょう。(※2021年4月時点であり、一部の店舗のみを記載)

お店のジャンル
コンビニ
  • ファミリーマート
  • ローソン
  • セブンイレブン
  • 100円ローソン
  • ナチュラルローソン
  • ミニストップ
  • セイコーマート
  • ポプラ
  • ファミリーマート
  • ローソン
  • セブンイレブン
  • 100円ローソン
  • ナチュラルローソン
  • ミニストップ
  • セイコーマート
  • ポプラ
飲食店・居酒屋
  • 松屋
  • 上島珈琲店
  • サーティワンアイスクリーム
  • くら寿司
  • スシロー
  • スターバックス
  • 白木屋
  • 魚民
  • 千年の宴
  • 笑笑
  • 上島珈琲店
  • 牛角
  • かっぱ寿司
  • しゃぶしゃぶ温野菜
  • 松屋
  • 松のや
  • 魚民
  • 白木屋
  • 千年の宴
  • 目利きの銀次
家電量販店
  • ビックカメラ
  • ケーズデンキ
  • エディオン
  • ヤマダ電機
  • ベスト電器
  • マツヤデンキ
  • エディオン
  • ケーズデンキ
  • Joshin
  • パソコン工房
  • ビックカメラ
  • ソフマップ
  • ヤマダ電機
  • ベスト電器
  • マツヤデンキ
ドラッグストア
  • キリン堂
  • B&Dドラッグストア
  • サンドラッグ
  • スギ薬局
  • マツモトキヨシ
  • ウェルシア
  • ハックドラッグ
  • キリン堂
  • クスリのアオキ
  • ココカラファイン

両者ともに大手チェーンや小規模店舗などで幅広く利用可能なので、汎用性はそこまで大差ないと言えるでしょう。

▶︎LINE Payが使えるお店の詳細はこちら!

▶︎PayPayが使えるお店の詳細はこちら!

オンライン決済が使えるお店の違い

次に実店舗ではなくオンライン上のネットショップで決済できるお店の違いを比較します。(※2021年4月現在)

使えるネットショップ
  • ZOZOTOWN
  • ラクマ
  • SHOPLIST.com
  • Joshin webショップ
  • HMV ONELINE
  • LINEチケット
  • LINE STORE
  • まんが王国
  • サンプル百貨店
  • 出前館
  • ピザハット
  • LINE Clova
  • PayPayモール
  • PayPayフリマ
  • Yahoo!ショッピング
  • ヤフオク!
  • LOHACO
  • ebook
  • GYAOストア
  • Yahoo!占い
  • Yahoo!ゲーム
  • Yahoo!ニュース
  • DiDi
  • マクドナルドモバイルオーダー
  • adidas オンライン

両者ともにオンライン上の幅広いサービスに対応されています!

PayPay(ペイペイ)とLINE Pay(ラインペイ)の「支払い方法」の違い

次に、LINE PayとPayPayの支払い方法を比較していきましょう。

PayPay(ペイペイ)の支払い手順

PayPayの支払い方法は動画でも解説しています!▼

アプリを開いて「支払う」をタップし、「支払い方法」を選択してコードを読み取ってもらい決済しましょう。

なお、PayPayの支払い方法は「PayPay残高」「PayPayカード」「その他のクレジットカード」の3種類です。

LINE Payの支払い手順

LINE Payでの支払いは、「LINEのアプリから支払う方法」と「LINE Pay専用アプリから支払う方法」の2通りがあります。

LINEのアプリから支払う

LINEから「ウォレット」をタップしてQRコードマークを選択し、表示されたコードをお店の人に読み取ってもらいましょう。

LINE Pay専用アプリから支払う

LINE Payの専用アプリはApp StoreまたはGoogle Playでインストールできますが、アプリを開くとすぐに以下の画面が表示されるので、スピーディーに支払い画面を出して決済できます。

支払い方法やポイント利用の有無を選択し、店員さんにコードを読み取ってもらえば支払い完了です!

PayPay(ペイペイ)とLINE Pay(ラインペイ)の対応カードや銀行口座の違い

LINE PayとPayPayの対応カード・銀行口座の違いは以下の通りです。

クレジットカード 銀行口座
クレジットカード

  • VISA
  • MasterCard
  • JCB
  • AmericanExpress
  • Diners
  • 約80以上の銀行口座に対応

▶︎対応銀行口座の一覧はこちら!

  • 約80以上の銀行口座に対応

▶︎対応銀行口座の一覧はこちら!

両者共に銀行口座を使ったチャージやクレジットカードでの支払いに対応していますが、LINE Payはクレジットカードを使って支払える対象がほぼLINEに関連したサービスのみです。

LINE Payでクレジットカード払いができる主なサービス

  • LINE STORE
  • LINE@
  • LINEデリマ
  • LINEモバイル
  • LINE FRIENDS STORE ONLINE
  • LINEトーク占い
  • LINE TAXI

PayPay(ペイペイ)とLINE Pay(ラインペイ)の送金(割り勘)機能の違い

PayPayとLINE Payは、いずれもアプリ内でお金のやり取りが可能な「送金・割り勘機能」が備わっています!

いずれも銀行口座を介さず、手数料無料で友達へ送金したり割り勘したりできますが、より手軽に友達とお金のやり取りをしたいのであればLINE Payがおすすめでしょう。

LINE Payは始めからLINEのアプリにデフォルトで実装されているので、LINEを使っている人であればほぼ全員が使えます。

それにLINE Payでの送金は、LINEのトークを使ってメッセージ付きで送金できるので、ちょっとしたお金の貸し借りにも便利です。

なお、LINE Payで残高を出金する際は一律216円、PayPayで残高を出金する際は100円(ジャパンネット銀行の場合は無料)の手数料がかかるので注意しておきましょう。

▶︎PayPayで送金する方法についてはこちら!

▶︎LINE Payで送金する方法についてはこちら!

PayPay(ペイペイ)とLINE Pay(ラインペイ)の支払い上限の違い

LINE PayとPayPayの支払い上限の違いは以下の通りです。

アプリ名 利用上限金額
PayPay残高で支払う場合

  • 過去24時間:50万円
  • 過去30日間:200万円

青いバッジがついている+
本人認証設定済みクレジットカード

  • 過去24時間:25万円
  • 過去30日間:25万円

本人認証設定済みクレジットカード

  • 過去24時間:2万円
  • 過去30日間:5万円

本人認証未設定クレジットカード

  • 過去24時間:5,000円
  • 過去30日間:5,000円
  • 本人確認前:1回10万円
  • 本人確認後:1回100万円

PayPayは「PayPay残高」で支払えば過去30日間まで利用上限額が200万円、そして過去24時間で50万円となりますが、本人認証を済ましていないクレカだと利用上限額が5,000円までとなるので注意しておきましょう。

▶︎PayPayの利用上限額に関する詳細はこちら!

なお、LINE Payでは本人確認の有無によって「LINE Cash(本人確認前)」「LINE Money(本人確認後)」といった2つのアカウントクラスに分かれますが、銀行口座を登録するとLINE Moneyへと移行でき、利用上限金額が1回10万円から100万円へと増える他、友達へも手数料無料で送金できるようになります。

▶︎LINE Payの利用上限に関する詳細はこちら!

PayPay(ペイペイ)とLINE Pay(ラインペイ)の違いのまとめ

サービス名
ポイント還元率
  • 0〜3%
  • 0.5〜1.5%
使えるお店(コンビニ)
  • ファミリーマート
  • ローソン
  • セブンイレブン
  • 100円ローソン
  • ナチュラルローソン
  • ミニストップ
  • セイコーマート
  • ポプラ
  • ファミリーマート
  • ローソン
  • セブンイレブン
  • 100円ローソン
  • ナチュラルローソン
  • ミニストップ
  • セイコーマート
  • ポプラ
対応カード・銀行口座 クレジットカード

  • VISA
  • MasterCard
  • JCB
  • AmericanExpress
  • Diners

銀行口座

  • 約80以上の銀行口座に対応
クレジットカード

  • PayPayカード
  • VISA
  • MasterCard

銀行口座

  • 約80以上の銀行口座に対応
利用上限金額
  • 本人確認前:1回10万円
  • 本人確認後:1回100万円
PayPay残高で支払う場合

  • 過去24時間:50万円
  • 過去30日間:200万円

青いバッジがついている+
本人認証設定済みクレジットカード

  • 過去24時間:25万円
  • 過去30日間:25万円

本人認証設定済みクレジットカード

  • 過去24時間:2万円
  • 過去30日間:5万円

本人認証未設定クレジットカード

  • 過去24時間:5,000円
  • 過去30日間:5,000円

以上、LINE PayとPayPayはそれぞれ違った特徴がありますが、上記を確認しながら自分に合ったスマホ決済を使っていきましょう。

なお、LINE PayはVisa LINE Payカードを登録しなければ一切ポイント還元が得られませんが、PayPayはPayPay残高またはPayPayカードで支払えば誰でも最大1.5%還元を得られます!

PayPayカードに入会&利用すれば最大3,000円相当還元の新規入会特典特典もあるので、登録するなら今が絶好のチャンスでしょう。

この機会にぜひ、PayPayカードに登録してみてください!

執筆者プロフィール

ペイ編集長
キャッシュレスPAY編集長。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。 新卒で大手総合金融機関であるSBIホールディングスに入社し、広告の運用やマーケティングに従事。 その後11ヶ月で退職して、現在は前職で培ったフィンテックやFPに関する知識を活かし、キャッシュレス決済に関する研究を続けている。

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