スマホ決済(キャッシュレス決済) 最終更新日: 公開日:
本記事では、楽天ペイとPayPayの違いを徹底比較していきます。
「楽天ペイとPayPayなら、どっちを使えば良いんだろう…。」と悩む方もご安心ください。
本記事を読めば、あなたにとってどちらが一番便利でお得なのか分かるようになるのでぜひ参考にしてみてください!
目次
今や代表的なスマホ決済サービスとして位置する「楽天ペイ」と「PayPay」ですが、一体どちらを使っていくのがベストなのでしょうか?
それぞれに良い点があってどちらか一つを選ぶのは難しいですが、結論あなたが高い利便性を追い求めるなら、対応店舗や対応銀行口座の数が豊富で総合力の高いPayPayでしょう。
還元率 |
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---|---|
特長 |
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支払い方法 |
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使える代表的なお店 |
上島珈琲店 / 牛角 / かっぱ寿司 / 松屋 / 温野菜 / ピザーラ 【居酒屋】 魚民 / 白木屋 / 笑笑 / 磯丸水産 / 千年の宴 【家電量販店】 エディオン / ケーズデンキ / ビックカメラ / コジマ / Joshin ▶︎PayPayが使えるお店の詳細はこちら |
セキュリティ体制 |
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こんな人におすすめ! |
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還元率 |
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---|---|
特長 |
|
支払い方法 |
|
使える代表的なお店 |
松屋 / 上島珈琲店 / PIZZA-LA 【居酒屋】 和民 / 魚民 / 笑笑 / 千年の宴 / はなの舞 【家電量販店】 エディオン / Joshin / ケーズデンキ / ビックカメラ |
セキュリティ体制 |
|
こんな人におすすめ! |
|
では、楽天ペイとPayPayの違いについてそれぞれ見ていきましょう。
先に結論をざっと表にまとめると、以下の通りです。
楽天ペイ | PayPay | |
---|---|---|
ポイント還元率 | 1〜1.5% | 0.5〜1.5% |
使えるお店(コンビニ) |
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対応カード・銀行口座 | クレジットカード
銀行口座
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クレジットカード
銀行口座
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利用上限金額 |
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PayPay残高で支払う場合
青いバッジがついている+
本人認証設定済みクレジットカード
本人認証未設定クレジットカード
|
これらを以下より順番に紹介していきます。
楽天ペイとPayPayのポイント還元率の違いを比較しましょう。
PayPayは、その支払いに「PayPay残高」または「PayPayカード」を使えば最大1.5%が還元されます。
2020年4月1日以降「PayPayステップ」と呼ばれる新しい還元制度に沿って、PayPayのポイント還元率が決められるようになりました。
具体的には、100円以上の決済回数が50回以上で「+0.5%」、そして利用金額が月に10万円以上で「+0.5%」が上乗せされます。
※Yahoo!JAPANの対象サービスで支払った場合は基本の還元分が1%なので最大2.0%となる。
PayPayステップで還元率を1.5%にまで引き上げるのは難しいと感じる方は、PayPayカードへの入会を検討しましょう。
PayPayカードをPayPayの支払先に設定することで無理なく還元率を1.5%にまで上げることができます!
なぜなら、PayPayボーナスの二重取りができるからです。
おまけに、PayPayカードでは、新規入会特典として最大5,000円相当のPayPayボーナスがもらえます!
クリアする条件は次の2つだけなのが、この特典のポイントです。
PayPayカードならチャージも一瞬なので残高不足で会計のときにモタモタして、後ろで並んでいる方と店員の方からの「早くしろよ…」という無言の圧力にさらされる心配は無用。
年会費も永年無料なので持っておいて損することはありません。
還元率 |
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年会費 |
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国際ブランド |
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対応電子マネー |
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こんな人におすすめ! |
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2020年7月1日から、楽天ペイで新たな還元制度となる「楽天ペイのコード・QR払いでいつでも最大1.5%還元」が始まりました。その還元率の内訳は以下の通り。
楽天ペイでお得に決済するなら、楽天カードを使って残高チャージ(楽天キャッシュ)するのがおすすめです。
楽天カードを使って楽天ペイの残高から支払った場合、1.5%のポイント還元を受けられます。
例えば、200円の買い物をした場合は下記の通り。
→合計1.5%還元
というわけで、楽天ペイで楽天ポイントを貯めていくなら、 楽天カードを登録して支払うのがおすすめですが、 楽天カードに新規入会して利用すれば、最大5,000ポイントが獲得できます!
楽天ペイを使うなら、ぜひ 楽天カードを使ってみてください!
還元率 |
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年会費 |
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開催中キャンペーン |
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国際ブランド |
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対応電子マネー |
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その他主な特典 |
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楽天ペイとPayPayの「使えるお店」の違いは以下の通りです。(※2021年5月時点であり、一部の店舗のみを記載しています。)
お店のジャンル | 楽天ペイ | PayPay |
---|---|---|
コンビニ | ファミリーマート ローソン セブンイレブン 100円ローソン ナチュラルローソン ミニストップ セイコーマート ポプラ |
ローソン ナチュラルローソン ローソンストア100 セブンイレブン ファミリーマート ポプラ セイコーマート ミニストップ |
飲食店・居酒屋 | 松屋 松のや PIZZA-LA 上島珈琲店 白木屋 魚民 笑笑 千年の宴 |
上島珈琲店 牛角 かっぱ寿司 しゃぶしゃぶ温野菜 松屋 松のや 魚民 白木屋 千年の宴 目利きの銀次 |
家電量販店 | エディオン ケーズデンキ Joshin 楽天モバイル |
エディオン ケーズデンキ Joshin パソコン工房 ビックカメラ ソフマップ ヤマダ電機 ベスト電器 マツヤデンキ |
ドラッグストア | スギ薬局 大賀薬局 くすりのハッピー ウエルシア ドラックイレブン 薬王堂 |
ウェルシア ハックドラッグ キリン堂 クスリのアオキ ココカラファイン |
上記の通り、両サービス共にほとんどのお店で決済が可能となっており、いずれも主要な全てのコンビニで決済に利用できます。
楽天ペイとPayPayの支払い方法は、結論いずれもシンプルです。
楽天ペイの使い方はとても簡単で、以下の赤枠にある「コード・QR払い」をタップしてコードを表示し、それを読み取ってもらうだけで完了します。
なお、支払い手段はクレジットカードや銀行口座から直接支払う方法と、楽天ペイで使える電子マネーの「楽天キャッシュ」に一度チャージしてから支払う方法の二つがあります。
PayPayの支払い方法は動画でも解説しています!▼
PayPayの支払い手順もかなり簡単で、PayPayのアプリを開いて「支払う」をタップし、以下の画面で「支払い方法」を選択してコードを読み取ってもらうだけで完了します。
なお、PayPayの支払い方法は「PayPay残高」「PayPayカード」「その他のクレジットカード」の3種類となっています。
また、楽天ペイ・PayPay共にQRコードを自ら読み取って支払う方法もあり、お店によって支払い方法が異なるので注意しましょう。
楽天ペイとPayPayの対応カード・銀行口座の違いは以下の通りです。
楽天ペイ | PayPay | |
---|---|---|
クレジットカード(デビットカード) | 楽天カード、VISA、MasterCard | PayPayカード、VISA、MasterCard |
銀行口座 | 楽天銀行 | 約60以上の銀行口座に対応 |
いずれもVISAやMasterCardなどのクレジットカード(デビットカード)に対応していますが、銀行口座の対応はPayPayの方が豊富だと言えるでしょう。
クレジットカードではなく、銀行口座からお金をチャージして使いたいと考える方は、楽天銀行のみの縛りがある楽天ペイよりもPayPayの方が良いかもしれません。
楽天ペイとPayPayの支払い上限の違いは以下の通りです。
アプリ名 | 利用上限金額 |
---|---|
PayPay | PayPay残高で支払う場合
青いバッジがついている+
本人認証設定済みクレジットカード
本人認証未設定クレジットカード
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楽天ペイ | ・1回:最大50万円 ・コンビニ:最大4,000円 ・楽天ポイント/楽天キャッシュ:最大3万円 |
PayPayの場合は「PayPay残高」で支払えば過去30日間までその利用上限額が200万円となり、過去24時間でも50万円なので、特に上限額で困ることもないでしょう。
ですが、本人認証を済ましていないクレジットカードだとその利用上限額が5,000円までとなってしまうので、注意しておいてください。
なお、楽天ペイは1回あたりの上限額が50万円までと定められているものの、コンビニだと上限額4,000円までといった縛りがあり、楽天ID会員のランクや利用状況によって上限が変動する場合もあるので、楽天ペイを利用していくなら、上限額には注意しておく必要があります。
楽天ペイ | PayPay | |
---|---|---|
ポイント還元率 | 1〜1.5% | 0.5〜1.5% |
使えるお店(コンビニ) |
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|
対応カード・銀行口座 | クレジットカード
銀行口座
|
クレジットカード
銀行口座
|
利用上限金額 |
|
PayPay残高で支払う場合
青いバッジがついている+
本人認証設定済みクレジットカード
本人認証未設定クレジットカード
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以上、楽天ペイとPayPayのそれぞれに特徴があり、ポイント還元の条件も異なりますが、結論総合力で見るならPayPayがやはり頭一つ抜けていると言えるでしょう。
PayPayは2021年5月時点で登録ユーザー数が3,500万人を突破し、PayPayに対応する加盟店も280万ヶ所を超えました。
なのでPayPayをメインとして活用しつつ、利用用途やキャンペーンによって随時使い分けていけば良いでしょう。
なお、PayPayを活用するときは支払先をPayPayカードに設定するのも忘れずに行っておきましょう!
新規入会&利用特典の最大5,000円相当のPayPayボーナスを見逃してしまうのは損。
還元率も底上げされるため、デフォルトのPayPayと比べると非常にパワフルなのも見逃せません。
キャッシュレスPAY編集長。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。 新卒で大手総合金融機関であるSBIホールディングスに入社し、広告の運用やマーケティングに従事。 その後11ヶ月で退職して、現在は前職で培ったフィンテックやFPに関する知識を活かし、キャッシュレス決済に関する研究を続けている。