スマホ決済(キャッシュレス決済) 最終更新日: 公開日:
「現金払いしか対応していないお店でPayPay残高しかなかったらどうしよう」と不安になった方もいるのではないでしょうか。結論からお話すると、PayPay残高は換金できます。
今回はPayPay残高を換金する方法、注意点、上手なPayPay残高の活用法までまるっと解説します。
【※PayPayをお得に使うなら※】
PayPayカードでチャージすれば
最大1.5%が還元される!
しかも、新規入会&利用で最大5,000円相当がもらえる▼
目次
冒頭でもお伝えしましたが、PayPay残高は換金できます。
ただし、換金できるのはPayPayマネーだけなので注意してください!
PayPayマネー以外にも残高ってあるんですか?
と思う方のために簡単に解説しておきます。
PayPay残高には次の4つの種類があります。
なお、PayPayマネーライト、PayPayボーナス、PayPayボーナスライトがPayPayマネーになることはありません。
PayPayマネーとは、PayPayアカウントの本人確認が終わった後に銀行口座、セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、ヤフオク!・PayPayフリマの売上金を利用してチャージしたPayPay残高のことです。
ポイントは、本人確認が終わってること。
あなたの所有している現金が形を変えただけとも言えるのが特徴です。
PayPayマネーライトとは、PayPayカードや、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを利用してPayPay残高にチャージしたPayPay残高のことです。先ほど紹介したPayPayマネーのチャージ方法で本人確認が終わっていない場合の残高も含まれます。
特典やキャンペーンなどで付与されたPayPay残高のことをPayPayボーナスと言います。
60日間の有効期限が設定されたPayPayボーナスをPayPayボーナスライトと言います。
PayPayボーナスとPayPayボーナスライトはPayPayサイドがPayPayを利用してもらうために付与しているので換金できません。PayPayサイドからすれば、換金されては意味がありませんからね。
種類が4つあるPayPay残高ですが、どの残高がいつ使われるのか疑問に思う方もいるでしょう。実は、支払いに利用される残高の種類には優先順位が設定されています。
次の優先順位に従って利用されます。
PayPayボーナスとPayPayボーナスライトが換金できないのは理解できるけど、PayPayマネーライトは換金できるようにして欲しい!
という本音が聞こえてきそうですが、もしもPayPayマネーライトまで換金できる仕様であれば犯罪の温床になりかねません。
例えば、不正に作成したアカウントで盗んだクレジットカード情報を利用すれば、簡単にお金が引き出せてしまいます。
他にも、マネーロンダリング、テロ資金供与、特殊詐欺などに悪用されることは想像に難くないでしょう。
結局の所、もともと自分が持っていた現金あるいはフリマアプリなどで自分で作った売上しか換金できません。つまりPayPayマネーの換金とは、自分の銀行口座からATMを使って引き出すことと本質的には同じです。
ここでは、PayPayで銀行口座に出金する方法を解説します。
まずはPayPayのホーム画面で「残高」をタップします。次に「出金」をタップ。
出金先の銀行口座を選択したら出金金額を入力しましょう。最後に「出金する」をタップして完了です!
なお、先述したとおり、本人確認しないと出金できません。まだの人は現金が必要になったときに備えて本人確認を済ませておきましょう。
ちなみに、出金は最低100円からです。また24時間以内に50万円までしか出金できません。出金回数に制限はありませんが、上限金額を超えた出金はできないので注意しておきましょう。
PayPayマネーを換金する手続きはスマホさえあれば、いつでもどこでも可能ですが、いくつか注意点があります。予期せぬトラブルを避けるためにも理解しておきましょう。
残高の出金申請をしても金融機関に振り込まれるタイミングは金融機関によって異なります。
出金スケジュールは以下のとおり。
ご覧の通り、PayPay銀行以外は時間がかかってしまいます。残高を引き出すだけなら問題はありませんが、現金会計しか対応していない店舗でPayPay残高しか所持していない場合は悲惨です…。
この機会にPayPay銀行で口座を開設しておくとトラブルを防げるでしょう。
PayPay銀行以外の金融機関は100円の手数料が発生します。
自分のお金を移動させるだけなのに手数料がかかるのは納得できないと思う方も少なくないでしょう。おまけに、実際に人が動かしているわけではなくシステムが自動で処理しているだけだからなおさらです。
このような意味のないコストを省くことこそが遠回りのようでお金に困らない人生を送るための近道。
繰り返しになりますが、PayPayを賢く使いこなすためにもPayPay銀行の口座開設はマストですよ!
残念ですが、2019年9月29日以前にチャージしたPayPay残高は換金できません。これは、2019年9月29日以前にチャージされたPayPay残高はPayPayマネーライトとみなされるためです。
PayPayではサービスの健全性を維持するために定期的にユーザーのアカウントや登録情報を再審査しています。このとき、審査内容や利用状況によっては換金などの一部機能が制限されることがあります。
再審査中は「アカウントの再審査中です」というエラーメッセージが表示されます。アカウントの再審査が終われば制限は解除されますが、審査の詳細については不正利用を防止するために開示されません。
決済手段を複数利用できる状態にしておくと不測の事態でも安心でしょう。
PayPayはPayPayマネー以外のPayPay残高の換金は認めていません。しかし、ネットでは「現金化」という手法でPayPayマネー以外を換金する方法を紹介しているのも事実なので混乱する方もいるでしょう。
結論からお話すると、PayPayマネー以外を換金する「現金化」の類いはおすすめしません。
おすすめしない理由は以下のとおり。
PayPayマネー以外を換金するときには転売をする手間がかかります。つまり、換金性の高い商品をPayPayマネー以外の残高で仕入れ、その商品を買取サイトなどで販売して、売上を現金にするわけです。
しかも、仕入れ値に近い価格で転売できる保証はありませんし、換金率を上げるためには「せどり」を勉強する必要まであります。
ただ換金するためだけに、ここまでする必要があるのかどうかは疑問です。
無理して換金するくらいならば、生活必需品をPayPayで購入するほうがコスパは高いのではないでしょうか?
現金化の手法そのものを否定するつもりはありません。不用品を売って現金にするのは賢い選択とも言えます。しかし、PayPayはあくまで決済手段であり現金を手に入れるための手段ではありません。
手段と目的を履き違えてしまうと思わぬトラブルに発展する恐れがあります。
実際にクレジットカードのショッピング枠を利用した現金化はクレジットカード会社の規約で禁止されていますし、過去にはクレジットカード現金化を行っている業者が摘発されたこともあります。
消費者庁も「ストップ!クレジットカード現金化」キャンペーンを推進していましたし、群馬県みどり市のようにクレジットカードの現金化は絶対に行わないでくださいと注意喚起している自治体もあるほど。
さらに、JCBによると、クレジットカードの現金化には次の4つのリスクがあるとのことです。
PayPayには関係ないと思うかもしれませんが、マネーリテラシーを高めておかないといつ落とし穴に落ちるかわかりません。決済手段を悪用するとトラブルになりかねないことを覚えておきましょう。
余談ですが、リセールバリューを考慮してPayPayで買い物をするのは上級者です。例えば、Apple製品はリセールバリューが高いので古いiPhoneを売却すれば、新しいiPhoneをお得に買えますよ。
老後の生活資金が2000万円不足するというニュースを見て、将来に危機感を覚えたものの、どうしていいかわからず不安な方も少なくないでしょう。
株式投資や不動産投資を始めようと思ってもお金を失ったらどうしようと怖くなり、副業をするには時間的にも体力的にも厳しいと感じている方もいるのではないでしょうか。
そこで、おすすめしたいのはPayPayボーナスの運用です。
自分で稼いで得たお金を失うリスクはありませんから、安心して資産運用を始められるのは魅力的ではないでしょうか。
PayPayボーナスの運用には次の3つのメリットがあります。
PayPayボーナスの運用を始めるのに、面倒なID登録や口座開設などは一切必要ありません。選択するコースも短期運用向けの「チャレンジコース」と長期運用向けの「スタンダードコース」の2つだけです。
PayPayボーナスの運用は1円から始められます。まとまった金額を用意しなくては資産運用はできないと思っていた方でも気軽に資産運用を始めて経済的に困らない生活への第一歩を踏み出すことができます。
PayPayボーナスの運用にはロック期間がありません。運用中のPayPayボーナスをすぐにチャージできるので得た利益を使ってお得に買い物することもできます。
大事なことをお伝えし忘れていました!
残念ながらPayPayボーナスではスグには利益が得られません。投資とはそういうものですが、「楽してお金が欲しい」と思う方もいることでしょう。実はルールに則ってサクッと最大5,000円相当のPayPayボーナスを手に入れる方法もあるんですよ…。
結論からお話すると、PayPayカードに入会しましょう。
現在PayPayカードでは、新規入会特典として最大5,000円相当のPayPayボーナスがもらえます!
PayPayのオフィシャルキャンペーンなのでリスクを取る必要はありません。
しかも複雑な条件を満たす必要はなく、次の2つをクリアするだけ!
早い人なら1日で達成できてしまう好条件。
あくまで入会時の特別特典なので一度限りですが、今回紹介したPayPayマネー以外の現金化と比較するとクリーンかつ効率的ではないでしょうか?
PayPay残高にチャージできるクレジットカードはPayPayカードだけです。
会計のときにPayPay残高が不足していてもスグにチャージできるので、後ろに並んでいる人を気にして慌てることはないでしょう。
さらに、PayPayって現金併用で支払えるの?【結論:一部店舗では可能】で紹介した「オートチャージ」機能を使うとチャージ時間をゼロにすることも可能。PayPayとの相性は利便性でも抜群です。
次の2つのメリットも見逃せません。
超低金利と言われる日本の銀行口座に100万円ほど預けていても年間で約200円しか増えないことを考えると、最大1.5のポイント還元は魅力的です。しかもキャンペーンで得たPayPayボーナスを運用すれば運用益まで手に入る可能性まであります。
ポイント還元とPayPayボーナスの運用を組み合わせると選択肢がグーンと広がるのではないでしょうか。
還元率 |
|
---|---|
年会費 |
|
国際ブランド |
|
対応電子マネー |
|
こんな人におすすめ! |
|
上記に加えて、PayPayボーナスの運用で資産運用をローリスクで始められることを説明しました。
まだPayPayカードに入会してない方であれば、入会特典で手に入る最大5,000円相当のPayPayボーナスの運用で実質ゼロ円で資産運用を始めることすら可能です。
PayPay残高の特徴を理解して上手に使い分けるリテラシーを身につけましょう!
32歳で貯金ゼロの状態から約2年で資産をサクッと1000万超えさせたWebライター。ミニマリズムという考えに出会い支出の最適化の結果、生活費は約7万円。現在はセミリタイアするべく株式などに投資しつつ簿記3級の取得に向けて勉強中。