【2019年】カルダノ エイダコイン(Cardano)とは|仕組み・価格推移の最新情報

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    カルダノ エイダコイン(Cardano)とは

    エイダコインのロゴ

    2016年の9月に売り出され、驚くほどの急上昇を見せた「カルダノ エイダコイン(Cardano)」、以降でエイダコインの特徴、将来性、取引所などを余すことなく解説いたします。

    世界9位・時価総額3,500億円の規模

    カルダノ エイダコイン(Cardano)は、2018年9月時点の時価総額は約3,500億円で、全仮想通貨の中でも9位の実績を誇ります。

    通貨単位は「ADA」という名称で、現在では1ADAあたりおよそ12〜15円程度で購入できます。

    「30億人の財布」を実現するために誕生

    カルダノ エイダコイン(Cardano)は2016年の9月29日に取引所に上場して、自由に取引ができるようになりました。

    エイダコインは最終的に「30億人の財布」を目指しています。30億人というのは世界中の「難民」のことを指し、彼らが自由に資産を保管できるような世界の実現がエイダコインの目標です。

    エイダコインの現在における愚弟的な活動は、まず「オンラインカジノプラットフォーム」の開発です。スマートコントラクトを実装したプラットフォームによる「公平なギャンブル」をユーザーに提供しています。

    Ethereum(イーサリアム)との違い

    カルダノ エイダコイン(Cardano)は、同じくスマートコントラクトを実装したプラットフォームを提供しているイーサリアムと比較されることが多いです。

    両者の違いは、エイダコインは「オンラインカジノ」に特化したプラットフォームであり、イーサリアムはあらゆるアプリケーションの開発や提供ができる、広範囲のニーズに応えるプラットフォームという点でしょう。

    カルダノ エイダコイン(Cardano)の仕組み

    ここからは、カルダノ エイダコイン(Cardano)の機能性について具体的に解説していきます。エイダコインの特徴は「スマートコントラクト」と「ウォレット」にあります。

    独自のスマートコントラクトの採用で、安全性が高い

    カルダノ エイダコイン(Cardano)のスマートコントラクトは「Plutus(プルータス)」と呼ばれる独自のものを実装しています。

    このPlutus(プルータス)により、エイダコインのブロックチェーンはイーサリアム以上のセキュリティを築くとされています。

    また、メインブロックチェーンの側にある「サイドチェーン」と呼ばれる補助的なチェーンへの接続を可能とし、より柔軟な開発を実現します。

    独自ウォレットの採用で、瞬時の送金が可能に

    カルダノ エイダコイン(Cardano)は、公式HPから専用ウォレットである「Daedalus(ダイダロス)」を公式HPから無料で提供しています。

    Daedalus(ダイダロス)は技術力を駆使して非常に高いセキュリティレベル誇るだけでなく、迅速な送金を示現します。加えて、ビットコインとイーサリアムクラッシックの管理も可能とするので、これ一つで様々な取引ができるようになるでしょう。

    カルダノ エイダコイン(Cardano)のレートは?チャートで見る価格推移

    それでは、カルダノ エイダコイン(Cardano)の価格推移をチャートから分析して、今後の展望を解説していきます。

    2017年12月:Binance上場の影響で上昇

    チャート1

    カルダノ エイダコイン(Cardano)は、新規上場してすぐに価格上昇して、そこからは緩やかに推移していましたが、12月に急上昇して1月にはおよそ100倍の価格となりました。

    これは世界最大手の取引所であるBinance(バイナンス )に新規上場したことによるものとされています。

    2018年1月:仮想通貨市場の影響で下落

    チャート2

    2018年に入ってからすぐにエイダコインの価格は急降下します。この時期は仮想通貨全体の市場価格が低下していた時期なので、その影響によるものと思われます。

    現在:停滞

    チャート3

    現在のエイダコインは、停滞中です。今のところ起爆剤になるような材料が出てきていないからでしょう。しかし、逆に言うなら現在はむしろ「買い時」と見ることもできます。

    今のうちに購入しておけば、取引所への新規上場やアップデートなど、需要が急増するような材料が出てくれば大きな利益をあげることができるかもしれません。

    カルダノ エイダコイン(Cardano)の将来性は?

    カルダノ エイダコイン(Cardano)の将来性について解説いたします。エイダコインの発展は以下の2つの要素にかかっていると言えるでしょう。

    カジノ戦略をとることで、利用ユーザーの拡大を狙える

    先ほど少し触れましたが、エイダコインはオンラインカジノのプラットフォームを提供していて、そのプラットフォームは「CARDANO(カルダノ)」と言います。

    CARDANO(カルダノ)内では、実際のカジノ同じゲームで遊べて、そこで賭けるチップは「ADA」つまりはエイダコインでギャンブルができるということです。エイダコインは取引所で換金できますので、実質的には本物のギャンブルと一緒です。

    そしてカジノに限らずギャンブルをする場所というのは、往往にして「運営元が勝つように設計され、運営されている」ものです。

    CARDANO(カルダノ)はそういった不平等を排除したプラットフォームで、ユーザー間で公平なギャンブルができるようになっています。

    カジノは世界中からニーズのある娯楽なので、CARDANO(カルダノ)の提供するギャンブルに注目が集まる可能性は十分にあります。

    不動産投資に使えるなど、利用の幅が広がる見込みがある

    エイダコインの利用はギャンブルだけに止まりません。2018年3月にJITホールディングスという企業が「エイダコインで不動産が購入できるサービス」をスタートさせました。

    仮想通貨の支払いで不動産が購入できるサービスは世界的にも少数で、そのようなサービスにエイダコインが選ばれたということは、その将来性に大きな期待を寄せられている証と言えるでしょう。

    今後もエイダコイン関連のサービスが増えれば、価格にも大きく影響してくる可能性が高いです

    カルダノ エイダコイン(Cardano)のおすすめ取引所

    カルダノ エイダコイン(Cardano)を購入できる取引所をご紹介します。エイダコインは今のところ国内取引所へは上場していないので、海外取引所での購入となりますのでご注意ください。

    1番おすすめなのはBinance

    エイダコインを購入するならBinance(バイナンス )を推奨します。その理由は以下の通りです。

    • 世界最大規模の取引所
    • 手数料が安い(一律0.1%)
    • 本人確認なしでも取引できる

    まず取引所自体の規模が大きいので、倒産するリスクが低いこと、そして業界最安値の取引手数料であることが大きな魅力です。

    さらに、本人確認をしなくても取引ができるので、登録後すぐにエイダコインを購入できます。

    その他に、カルダノ エイダコイン(Cardano)を取り扱う取引所

    取引所 取引手数料
    Bittrex 0.25%
    Gate.io 0.2%
    Huobi 0.2%
    Upbit 0.05%

    上記が、エイダコインを購入できる取引所で、バイナンス 以外では「Upbit」がお勧めです。表を見ればわかるように取引手数量がとても安いです。

    しかし、HPが韓国語表記なことと、口座開設における登録が難しいことから、やや敷居の高い取引所でもあるので注意しましょう。

    カルダノ エイダコイン(Cardano)のおすすめウォレット

    続いては、カルダノ エイダコイン(Cardano)を管理できるウォレットをご紹介します。海外取引所はセキュリティに不安があるので、購入したら自前のウォレットに送金して管理することをお勧めします。

    1番おすすめなのはDaedalus(ダイダロス)

    「1番おすすめ」というよりは、エイダコインを管理できる「唯一のウォレット」が先ほどご紹介したDaedalus(ダイダロス)です。Daedalus(ダイダロス)には以下のようなメリットがあります。

    • 日本語に対応している
    • セキュリティレベルが高い
    • 送金スピードが早い

    まとめ

    カルダノ エイダコイン(Cardano)の特徴のまとめは以下のものです。

    • 「30億人の財布」を目指している
    • スマートコントラクトを実装している
    • 公平なギャンブルを提供するオンラインカジノプラットフォームを提供している
    • エイダコインを用いた不動産購入サービスがある

    上記のような特徴から言えることは、仮想通貨においてはかなり実用化がなされているということです。ただの投資対象ではなく、世間に流通するための土台はかなり形成されています。

    そして現在は、購入しやすい価格で停滞しているので今から投資する価値は十分にあるでしょう。

    執筆者プロフィール

    野崎隆央

    仮想通貨・株・為替などをメインに執筆しているフリーライター。これまではFXをメインに投資していたが、市場の広がりとともに、仮想通貨の投資も開始。調べた知識だけでなく、自身の投資経験に即した実践的なノウハウの執筆を得意とする。

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