【2019年】EOS(イオス)とは|仕組み・価格推移の最新情報

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本記事では、仮想通貨EOS(イオス)の仕組み・今までの価格推移・将来性まで解説するので、今後購入する際の参考にしてください。

仮想通貨EOS(イオス)とは

EOS公式サイト

出典:https://eos.io/

EOS(イオス)とは、分散型アプリケーション(Dapps)を構築する為のプラットフォームであり、最近イーサリアムのブロックチェーンから独立してメインネットをローンチしたプロジェクトです。

なお、EOSは既存のイーサリアムのように「EOSIO」を軸としたプラットフォームの上に、仮想通貨である「EOSトークン」が流通する仕組みとなっています。
このEOSは界隈で「イーサリアムキラー」とも呼ばれており、既存のイーサリアムを脅かす存在でもあるんですね。
では、その基本的な情報を見ていきましょう。

仮想通貨EOS(イオス)の時価総額は現在5位

EOSの時価総額は2018年8月現在5位となっており、その規模はおよそ6100億円にも及びます。
EOS時価総額

出典:coinmarketcap

EOSはここ最近で見る見るその規模を拡大させており、2018年の4月には全体的にピークであった2018年1月上旬のピークを上回る成長を魅せています。
EOSチャート

出典:coinmarketcap

EOSは「何の価値も無い」ICOトークンとして史上最高額を調達

出典:https://eos.io/

EOSは2017年6月より1年間かけてICOが行われたプロジェクトです。
2018年6月1日までEOSは資金調達の為のERC20トークンとして市場に流通していましたが、ICOが終了後にメインネットへ移行し、独自のブロックチェーンを実装したEOSトークンとなっています。

ICOによるトークンセールが行われた当時はわずか18時間で16億円を調達した事で話題となり、その総調達額は42億ドル(約4,600億円)にも達しました。
EOSのICO調達額

出典:coindesk

なお、EOSのICOが開始された当時、そのホワイトペーパーには「EOSトークンには何の価値も無い」と記載され、更には「投資家は投資した金額の全額を失う可能性がある」とまで書かれていたのですね。
上述した通り、以前のEOSトークンはそれ自体に何の実用性もなく、ただの資金調達に用いられるトークンだった為に実用的価値はありませんでした。(将来価値が生まれる保証も無いとまでも記載されていました)

しかし、空前のICOバブルだと言われていた昨年は、それでも短期間で億単位のお金が調達されていたのです。
これはICO市場がほぼほぼ「買えば儲かる」といった市況だった為だと言えるでしょう。
そして、当時はホワイトペーパーすらも見ずに投資する人が多かった事も見て取れます。

仮想通貨EOS(イオス)の仕組み

では、EOSの仕組みや特徴を見ていきましょう。

手数料0で瞬時に取引ができる

EOSの最大の特徴はそのトランザクションの処理能力にあり、1秒に数百万回のトランザクションが可能とされています。
ビットコインは1秒に7件、イーサリアムは1秒に30件のトランザクション処理となっていますが、このEOSのスペックを利用する事で現在懸念視されている「スケーラビリティ問題」も解決出来るようになります。

また、EOSネットワークにおけるトランザクション手数料は無料となっており、ユーザーにはその負担コストが一切無い形でネットワークが提供されるのです。
なので、EOSがトランザクションの回数が多い企業向けのソリューションであると言われているのもこの為です。

「スマートコントラクト」によるに契約締結とコンセンサスアルゴリズム「DPoS」

EOSではイーサリアムと同様にスマートコントラクトによってあらゆる契約を自動執行出来るようになります。
これによって、プラットフォーム内で作るトークンやDappsなどにスマートコントラクトを実装し、あらゆる契約を最適化することが可能なのです。

また、EOSのコンセンサスアルゴリズムは「DPoS」と呼ばれており、これはEOSトークンの保有者内で承認者である「スーパーノード」を選出してブロックの生成を行う方法です。

この方法によって従来のPoWのように専用のマシンで電力を消費する事無く、高い処理能力を持った少数のノードでトランザクションを承認していけるようになります。

このアルゴリズムはPoWと比べてやや分散性に欠けるといった見方もありますが、既存の問題を解決する為に実装されたアルゴリズムでもあります。

EOS(イオス)のレートは?チャートで見る価格推移

次にEOSの価格推移を見ると、EOSは他の仮想通貨とは異なり最もピークだった時期が2018年4月となっている事が分かります。
EOSチャート

出典:coinmarketcap

2017年7月の上場以降ピーク時はおよそ20倍にも高騰したEOSですが、現在は1EOS=650円程度で推移しています。

また、4月以降は右肩下がりの下落トレンドとなっていますが、2018年8月下旬以降は5月中旬のサポートラインである4.3ドル台に近づいた辺りから反発し、そのチャートを上向きへと転換させています。
では、価格変動が大きかった過去のトピックとその動きを振り返っていきましょう。

2018年6月2日:EOSIO1.0のリリースで高騰

2018年6月2日、EOSはICO終了後にEOSIOの1.0版をリリースしました。
EOSIO1.0

出典:block.one

当時このEOSの根幹となるアプリケーション構築プラットフォームがリリースされた事でその価格は高騰し、一日でおよそ30%上昇しました。
EOSチャート

出典:coinmarketcap

なお、現在EOSIOは1.0版に続き新しく1.2.0版が8月15日にリリースされています。

2018年8月28日:EOSのDapps「EOS Knights」がユーザー1,000越え

2018年8月28日、EOSをベースとしたDappsである「EOS Knights」が1,000の利用ユーザーを突破したと報道されました。
EOSのDapps

出典:Crypto Gamers

EOS Knightsはブロックチェーン上で稼働するRPGゲームであり、1,000ユーザーを突破したのはわずか3日間でした。
これはイーサリアムキラーと呼ばれているEOSにとってかなりインパクトの高い数字となり、そのEOSの価格は28日から29日にかけての2日間で25%の高騰となりました。
EOSチャート

出典:coinmarketcap

仮想通貨EOS(イオス)の将来性は?

では次にEOSの将来性について見ていきます。

Weiss Ratingによる格付けでBランクを獲得

EOSは世界的な格付け機関であるWeissRating(ワイスレーティング)の仮想通貨における格付けでBランクを獲得しています。
この評価ロジックは「A(優秀)」「B(良い)」「C(公平)」といった形だったのですが、A評価の通貨は無く、B評価にEOS・Cardano(ADA)・Decred(DCR)がリストアップされました。

対して競合となるイーサリアムはB-の評価となっており、EOSが格付けで一歩リードした形となったのです。

中国のブロックチェーン格付けでは1位にランクイン

また、それ以外にも中国のブロックチェーンプロジェクトを格付けする「CCID」においても、このEOSはイーサリアムを抜いて1位にランクインしました。
同格付けは直近2018年7月に発表されましたが、「技術性」「応用性」「革新性」の3つの側面から評価されます。
そしてEOSは以下の通り、見事イーサリアムを上回る評価を受けていたのですね。

通貨名 技術性 応用性 革新性 合計得点
EOS 101.6 16.8 27.1 145.6
Ethereum 80.2 26.4 30.8 137.3

このようにEOSは特に技術性の部分で高い評価を受けている事から、将来のゲームチェンジャーとなる可能性も十分見えて来ました。

Bitfinexと提携することで、基軸通貨になる可能性も

また、大手海外取引所であるBitfinexとEOSと提携し、EOSIOが提供するプロトコルを用いた分散型取引所「EOSfinex」を立ち上げました。
EOSfinex

出典:eosfinex

Bitfinexは昨年の8月にEtherfinexと呼ばれる取引所を設立していますが、このEOSfinexが普及すればEOSが基軸通貨として大きく流通する可能性があるでしょう。
分散型取引所は中央集権型取引所の代案として現在多く稼働していますが、今回のEOSfinexの設立によって、EOSをベースとした今までとは全く異なった取引所の展開にも期待出来そうです。

EOS(イオス)のおすすめ取引所

では、EOSが購入出来る取引所について見ていきます。

一番おすすめなのは「Binance」

EOSの購入に当たって最もおすすめなのは世界最大級の取引所であるBinanceです。
Binanceは以下の通り、EOSの全体の流通におけるおよそ10%を占めています。
EOS取引所

出典:coinmarketcap

ボリュームが多いの取引所はHuobiもありますが、同取引所は現在日本居住者向けの取引を停止しています。
なお、Binanceは手数料が0.1%と最安値の水準であり、その信頼は非常に高いと言えます。
また、Binanceでは日本円での取引が出来ないので、EOSを購入する場合は最初に日本の取引所でBTCを購入し、その後BinanceにBTCを送金するようにしましょう。

その他に、EOS(イオス)を取り扱う取引所

そして、EOSを購入出来るその他の取引所は以下の通りです。

OKEx Bitfinex ZB.COM
DigiFinex CoinBene Gate.io

EOS(イオス)のおすすめウォレット

最後にEOSの保管におすすめのウォレットを解説していきます。
EOSの保管でおすすめすなのはビットコインやイーサリアム、ERC20トークンにも対応する「infinito Wallet」です。
infinitoWallet

出典:infinitowallet

同ウォレットはメインネット移行後のEOSをサポートしており、日本語に対応している上、iOSやAndroidなどのスマホアプリにも対応しています。
日本語対応なので使いやすく、インターフェイスも見やすくなっています。

また、その他にもEOSのメインネットに対応するデスクトップウォレットとして「SimplEOS」が挙げられますが、同ウォレットは現状スマホアプリはありません。

仮想通貨EOS(イオス)のまとめ

以上がEOSについてでしたが、EOSは上位を維持していたライトコインを追い抜き時価総額5位という位置をしばらくキープしています。
そしてEOSは上述した通り処理能力の高さが最大の特徴であり、技術面でも中国のCCIDから1位の評価を得ています。
既存のイーサリアムでスケーラビリティの問題などが現実的になって来ていますが、それはEOSが優位性を高めるチャンスともなり得ます。

なので今後、このEOSの持ち味である「スケーラブルで低コスト」をいかに実用化させる事が出来るかが鍵となるでしょう。

この記事を執筆した人

Kenta Fujii

Kenta Fujii

フリーランスライター。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。 新卒で大手総合金融機関であるSBIホールディングスに入社し、広告の運用やマーケティングに従事。 その後11ヶ月で退職し、現在はフリーランスとしてキャッシュレス決済に関する研究を続けている。

スマホ決済・仮想通貨サービスの利用実績があるライターによる執筆記事のみを掲載。「お金の流れをなめらかに」というミッションのもと、キャッシュレスな世界の実現を目指して運営しています。

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