【2019年】IOTA(アイオタ/MIOTA)とは|仕組み・価格推移の最新情報

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本記事では、仮想通貨IOTA(アイオタ)の仕組み・今までの価格推移・将来性についてを解説するので、今後購入する際の参考にしてください。

IOTA(アイオタ/MIOTA)とは

IOTA公式サイト

出典:IOTA

IOTA(アイオタ)とはIoT(Internet of Things)デバイスに特化した仮想通貨であり、「Tangle」と呼ばれる技術を用いてデバイス間で行われる少額決済を迅速且つゼロ手数料で実現出来ます。
大手企業とも提携を交わし注目を集めているIOTAですが、その基本情報を以下より見ていきます。

IOTA(アイオタ/MIOTA)の時価総額

このIOTAは2018年9月現在時価総額第11位に位置しており、その規模はおよそ2,170億円にも及びます。
IOTA時価総額

出典:coinmarketcap

この順位は日々変動していますが、依然IOTAは時価総額ランキング上位をキープしています。

IOTA(アイオタ/MIOTA)は2015年にICOによって誕生

IOTAは2015年12月にICOによっておよそ3億円を調達してスタートし、その後の2016年6月にBitfinexに上場して以降市場に流通するようになりました。
その管理や運営はドイツを拠点とする非営利団体である「IOTA Foundation」によって行われており、IOTAプロトコルによる経済圏の拡大を図ります。
IOTA財団

出典:IOTA

IOTA(アイオタ)とBitcoin(ビットコイン)との違い

IOTAは上述した通りIoTデバイスにおける決済などのネットワークに用いられる仮想通貨を目指しています。
そのユースケースはスマホのみならず、お店の決済用のデバイスや車のナビゲーター、サプライチェーンを管理するIoTデバイスなどと様々です。
そこで、それらのデバイスでIOTAによる超少額決済「マイクロトランザクション」を実現化させる事が根底にある為に、代表的なビットコインとは異なりIOTAは本来のブロックチェーンとは違った「Tangle」と呼ばれる技術を採用しているのです。
よって、IOTAは使用用途もその仕組みもビットコインとは違っているのですね。

IOTA(アイオタ/MIOTA)の独自技術Tangleとは?

では、何度も文中に登場してきたTangleとはどのような技術なのかを解説します。
Tangleは代表的なパブリックブロックチェーンとは異なり、「DAG(Directed acyclic graph)」と呼ばれるメカニズムをベースにした技術です。
このDAGはブロックチェーンに代わる技術として注目されていますが、取引データをブロックにまとめずに取引データ単体でチェーン状に連ねる事で、その取引処理を高めて手数料の削減に繋げる事が出来ます。
DAGについて

出典:IOTA

このように、ブロックの生成に10分必要なビットコインのブロックチェーンとは違い、マイニングも不要で即座に取引の承認が行われるように設計されています。
なお、今回DAGの詳しい技術解説は割愛するとします。

Tangleによって手数料無料のトランザクションが実現する

Tangleでは上述したDAGのメカニズムを用いて超少額決済を実現化させます。
少額決済を実現化するにあたって最も重要なのは手数料コストであり、100円のトランザクションに100円以上の手数料が掛かってしまっていては話になりません。
ですが、このTangleはマイニングが不要で取引を行うノード自身がその取引の承認を行うので、手数料をゼロに抑える事が可能となります。

強固なセキュリティで安全且つ迅速な取引を実現

IOTAではIoTデバイス間でのデータ通信や決済などに用いられる事から、強固なセキュリティ性も固められている事が特徴です。
上述したようにブロックに取引データをまとめていない分迅速な取引処理が可能となりますが、それに加えて既存のブロックチェーンと同様にデータの改ざんや外部からのハッキングを不可能とする事が出来ます。

仮想通貨IOTA(アイオタ/MIOTA)のレートは?チャートで見る価格推移

次にIOTAの価格推移を見ると、2017年12月に1MIOTA=500円程を付けましたが、現在はその価格も縮小しており、1MIOTA=70〜80円程度で推移しています。
IOTAチャート

出典:coinmarketcap

当初1MIOTA=70円程で市場に出回ったIOTAですが、ここ1ヶ月の価格は昨年の11月あたりの水準となっているのが現状です。
では、価格変動が大きかった過去のトピックとその動きを振り返っていきましょう。

2017年12月:マイクロソフトや富士通との提携が発表され高騰

2017年12月はIOTAがマイクロソフトや富士通、そしてその他にも20を超える企業と提携し、IoTの為の新たなマーケットプレイスを開拓していくとの発表がなされました。
この大手企業との提携によって投資家の買いが集まり、昨年の12月上旬は1週間でおよそ4倍にも高騰しました。
IOTAチャート

出典:coinmarketcap

しかしその後、この提携のトピックは厳密に言うと正式な「提携」ではなくあくまで「参加」であったとの訂正が発表された事から、その価格上昇のトレンドはストップしてしまいました。

2018年8月24日:富士通がIOTAを標準プロトコルとして採用

2018年8月24日、IOTAは上述した富士通がIOTAを標準的なプロトコルとして採用する事を発表しました。


富士通は日本の大手IT企業ですが、今回の発表によって今後IT製品のインフラやサプライチェーン等におけるデータ媒体としてIOTAが活用される可能性が高まりました。

今回のトピックは特段IOTAの価格への反応はありませんでしたが、日本の大手企業が携わるプロジェクトとして重要なファンダメンタルになったと言えるでしょう。
IOTAチャート

出典:coinmarketcap

仮想通貨IOTA(アイオタ/MIOTA)の将来性は?

では次にIOTAの将来性について見ていきます。

IoTの広がりと大手企業との提携によって更に値上がりする可能性がある

第4次産業革命とも言われているIoTですが、「モノのインターネット化」の広がりは既に私達の生活を劇的に変えています。
特に今当たり前に普及しているスマートフォンなどは写真や電卓、地図などと言ったあらゆる「モノ」を電子デバイスに格納してしまいました。

このようにあらゆるモノのネット化はどんどんと進展しており、同時に今後は価値(お金・支払い)のインターネット化も普及していくでしょう。
そんな中、このIOTAプロジェクトがその架け橋となる事が出来れば、IOTAの将来価値は一気に高まる事となるかもしれません。

大手企業との提携によって他の仮想通貨の値動きに影響されづらくなる可能性も

IOTAは上述した通り日本の大手企業である富士通に標準プロトコルとして採用される事が発表されており、今後も他のIT関連の企業との提携が期待出来ます。
また、IOTAはIOTAプラットフォームを利用した自動車のデータアプリケーションである「Digital CarPass」のプロジェクトをドイツのフォルクスワーゲンと取り組んでおり、それは今後一般向けに公開される予定ともなっています。

このように今後も引き続き幅広い関連企業との提携が期待される事から、IOTAはビットコイン等の仮想通貨の値動きに影響されづらくなる可能性が高いと言えるでしょう。
実際に8月下旬以降はIOTAに大きな動きがあり、ビットコインのボラティリティを上回る水準で推移していました。
IOTA、BTCのチャート

出典:tradingview

IOTA(アイオタ/MIOTA)のおすすめ取引所

IOTAの購入に当たって最もおすすめなのは世界最大級の取引所であるBinanceです。
Binanceは以下の通り、IOTAの全体の流通におけるおよそ45%を占めています。
IOTAの取り扱い取引所

出典:coinmarketcap

他にもボリュームが多い取引所はBitfinexもありますが、同取引所はUSDペアでの取引が大半となってます。
なお、Binanceは手数料が0.1%と最安値の水準であり、その信頼は非常に高いと言えるでしょう。
また、Binanceでは日本円での取引が出来ないので、IOTAを購入する場合は最初に日本の取引所でBTCを購入し、その後BinanceにBTCを送金するようにしましょう。

そして、EOSを購入出来るその他の取引所は以下の通りです。

OKEx Bitfinex Exrates
FCoin Gate.io CoinFalcon

IOTA(アイオタ/MIOTA)のおすすめウォレット

IOTAのウォレットはオーソドックスなデスクトップウォレットである「IOTAライトウォレット」がおすすめであり、それはMac、Windowsのいずれからもダウンロード可能です。
なお、同ウォレットはIOTAの公式Githubからダウンロードする事が出来ます。
IOTAウォレット

出典:github

ダウンロードした後はMacの場合は以下の画面からAppをドラックしてファイルへ入れましょう。
IOTAのウォレット
また、他にもIOTAのウォレットとして最近ベータ版がリリースされた「TrinityWallet」は、デスクトップ以外にもモバイル版のウォレット機能も搭載している為に便利に利用する事が出来ます。
IOTAのウォレト

出典:https://trinity.iota.org/

仮想通貨IOTA(アイオタ/MIOTA)のまとめ

以上がIOTAについてでしたが、IOTAは既存のブロックチェーンと違ったTangleという技術を用いて「マイクロトランザクション」を実現させる仮想通貨です。
第4次産業革命と言われるIoTの市場規模は2018年に7,000億ドルを超えており、2020年には1兆ドル規模に達するとも言われています。
そのような市場で、IOTAがどのように新たな市場を開拓するのかに注目です。

この記事を執筆した人

Kenta Fujii

Kenta Fujii

フリーランスライター。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。 新卒で大手総合金融機関であるSBIホールディングスに入社し、広告の運用やマーケティングに従事。 その後11ヶ月で退職し、現在はフリーランスとしてキャッシュレス決済に関する研究を続けている。

スマホ決済・仮想通貨サービスの利用実績があるライターによる執筆記事のみを掲載。「お金の流れをなめらかに」というミッションのもと、キャッシュレスな世界の実現を目指して運営しています。

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