【2019年】NEO(ネオ)とは|仕組み・価格推移の最新情報

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本記事では、仮想通貨NEO(ネオ)の仕組みや特徴、今までの価格推移から将来性までを解説するので、今後購入する際の参考にしてみて下さい。

目次

    仮想通貨NEO(ネオ)とは

    NEOイメージ画像

    出典:NEO

    仮想通貨NEOとは、「スマートエコノミー」を作る事を目的として立ち上げられた中国発の分散型プラットフォームです。
    このNEOは分散型プラットフォームによってイーサリアムのように様々なICOトークンや分散型アプリケーション(Dapps)を構築出来る事から「中国版イーサリアム」とも界隈では呼ばれています。

    では、そんなNEOの基本情報を見ていきましょう。

    仮想通貨NEO(ネオ)の時価総額

    デジタルベースであらゆるものを管理できるプラットフォームを目指すNEOは、2018年8月現在時価総額14位に位置しており、その規模はおよそ1,500億円にも及びます。
    NEO時価総額

    出典:coinmarketcap

    なお、同じ分散型プラットフォームのイーサリアムは現在時価総額がおよそ3兆円あるので、その規模には大きな差があると言えるでしょう。

    NEO(ネオ)は中国のビットコイナーによって作られた仮想通貨

    NEOは2014年に中国のDa Hongfei氏によって2014年に立ち上げられました。
    同氏は元々中国のビットコナーの一人でしたが、コミュニティによって形成される非中央集権型のプラットフォームを考案しようと考え現在のNEOを形成しました。
    なお、NEOは元々「Antshares(アントシェアーズ)」と呼ばれる通貨として誕生したものの、2017年6月に新しくNEOとして名前を変更しています。

    Ethereum(イーサリアム)とNEO(ネオ)の違い

    では、NEOとイーサリアムとは同じ分散型プラットフォームでありながらもどういった所が異なっているのでしょうか?
    まず、NEOはコミュニティによって作られており、イーサリアムのようにヴィタリックが作り上げたものではありません。
    そしてNEOはあらゆるものをデジタル化してスマートエコノミーを作るというコンセンプトの元に作れている点でイーサリアムと思想が異なっているんですね。

    なお、イーサリアムでは開発言語に「Solidity」と呼ばれる独自の言語が用いられていますが、NEOは「Java」や「C#」といった馴染みの言語を用いており、他にもトランザクションの処理能力やICOプラットフォームのサポート面などの範囲もイーサリアムと異なっています。

    一概に分散型プラットフォームといっても細かい違いがそれぞれありますね。

    仮想通貨NEO(ネオ)の仕組み

    NEOの概要

    では、次にNEOの仕組みや特徴について解説していきます。

    NEO(ネオ)はスマートコントラクト機能で契約を効率化できる

    NEOに用いられている根幹的な技術がイーサリアムでも活用されている「スマートコントラクト」です。
    スマートコントラクトとは管理者を不在にして契約の執行を可能とする新たな概念であり、これによってプラットフォーム内であらゆるプログラムを自動的に実行出来るのです。

    この辺りの大まかな仕組みはイーサリアムと同じであり、ICOトークンやDappsを作り出す為のベースとなるのがスマートコントラクトです。

    NEO(ネオ)プログラミング言語が豊富で様々な場面で利用できる可能性がある

    そしてそのNEOのスマートコントラクトですが、上述したように開発言語がイーサリアムとは異なりJavaやC#、他にもPythonやC++などが用いられます。
    イーサリアムでスマートコントラクトを開発して実装する為にはSolidityと呼ばれる独自の言語を用いる必要があると上述しましたが、NEOは既存の馴染み深い開発言語をスマートコントラクトの開発に用いている為に、その開発難易度がイーサリアムよりも低いと言われているのです。

    仮想通貨NEO(ネオ)のレートは?チャートで見る価格推移

    ではそんなNEOの価格推移を見ていきましょう。
    NEOは2018年1月中旬をピークに高騰しましたが、現在は全体の相場の影響を受けて1NEO=2,200円程で推移しています。
    NEOチャート

    出典:coinmarketcap

    では、NEOの価格変動が大きかった過去のトピックとその動きを振り返っていきましょう。

    2017年11月18日:マイクロソフトとの提携などによる高騰

    11月20日にNEOはマイクロソフトと提携してブロックチェーンの開発コンテストを行う事を発表しました。

    これは後の2018年3月に開催されたものですが、この発表以前である11月18日にNEOの価格は50%以上高騰しました。
    NEOチャート

    出典:coinmarketcap

    また、同じ11月20日にはICOプラットフォームである「ProjectICO」がそのベースをイーサリアムからNEOに移管すると発表しています。
    これらの2つの好材料によって、NEOの価格はその事前に高騰したのです。
    当時の18日、界隈では「3日後に何かが起こる」とも噂があったみたいですね。

    2018年7月4日:NEO財団がメインネットの分散化を発表

    なお、2018年の7月4日にはNEO財団がメインネットを分散化して新たなノードの選定をスタートすると発表しました。

    従来NEOはそのノードをプロジェクト側で所有していた為、ブロックチェーンの中央集権化が懸念視されていました。
    しかし、今回の発表によるメインネットの分散化と新たのノード選出によって、「非中央集権化」が一層進む事が期待されたのです。
    これによってNEOは4日からの1日で20%の高騰を魅せました。
    NEOチャート

    出典:coinmarketcap

    現在:10ドル台で低迷していたもの徐々に回復傾向

    NEOの価格は2018年の8月以降大きな下落トレンドが続いていましたが、ここ最近は徐々にその下落も落ち着き始め、直近大きな反発を魅せています。
    NEOチャート

    仮想通貨市場全体の影響もありますが、今後どのようにこの下落相場からトレンド転換していくかに期待したい所です。

    仮想通貨NEO(ネオ)の将来性は?

    では、NEO(ネオ)の将来性について見ていきましょう。

    中国発の仮想通貨として中国内で幅広く使われる可能性がある

    NEOは現在多くのICOトークンやDappsをプラットフォーム内で生み出しており、2018年8月現在、ICOトークンは「NEP-5 Token」と呼ばれる仕様のトークンが12種類生まれています。
    NEP5トークン

    出典:NEO GUIDE

    また、Dappsに関しても現在74種類と順調に増えており、徐々に1,000以上のDappsを生み出しているイーサリアムへ対抗しています。
    NEO Dapps

    出典:http://ndapp.org/

    このように、NEOはおよそ半年でそのDappsやICOの数を倍近くまで伸ばしておりその経済圏の範囲を拡大させていると言えるでしょう。

    なお、NEOは中国発という事もあり、イーサリアムとは別に中国に特化したレイヤーとして国内で広く普及する可能性を秘めていると筆者は考えています。

    LINEとWeChat、アマゾンとアリババのように、それぞれ異なるレイヤーが市場に共存するようにもなるのではないでしょうか。

    また、NEOの開発元のOnchainは上述した中国のアマゾンと呼ばれている「アリババ」と提携を交わしている事から、更にその将来の可能性は高まっています。

    その反面、中国政府当局からの規制が行われる可能性も

    一方、中国は規制が厳しく過去もICOの禁止や仮想通貨取引の禁止が唱えられている為、今後も引き続き中国の規制リスクは高いと言えるでしょう。
    最近では中国の大手企業も仮想通貨への対応が厳格化されており、中国のGoogleと呼ばれるバイドゥは仮想通貨関連のチャットフォーラムを閉鎖すると発表しました。

    元々ICOに対しては否定的で既に禁止してしまっている中国ですが、今後このNEOのエコシステムが国内で受け入れられるのかは定かではありません。

    少なくともNEOが既存の中国の規制のガイドラインの抜け道として用いられる事となれば、その普及は厳しいという見方も出来るでしょう。

    NEO(ネオ)のおすすめ取引所

    では、NEOを購入出来る取引所について見ていきます。

    1番おすすめなのは「Binance」

    NEOの購入に当たって最もおすすめなのは世界最大級の取引所であるBinanceです。
    Binanceは以下の通り、NEOの全体の流通におけるおよそ35%を占めており、取引ボリュームも圧倒的です。
    NEOの取引所

    出典:coinmarketcap

    なお、Binanceは手数料が0.1%と最安値の水準であり、その信頼は非常に高いと言えます。
    また、Binanceでは日本円での取引が出来ないので、NEOを購入する場合は最初に日本の取引所でBTCを購入し、その後BinanceにBTCを送金するようにしましょう。

    その他NEO(ネオ)を取り扱う取引所

    そして、NEOを取り扱うその他の取引所は以下の通りです。

    Bitfinex BitForex Coinsuper
    LBank HitBTC OKEx

    また、これら以外にも最近ではNEOを基軸通貨として様々なNEOベースのICOトークンが上場されている「Switcheo Exchange」と呼ばれる取引所も存在しています。

    NEO(ネオ)のおすすめウォレット

    では次におすすめのウォレットについて見ていきます。

    1番おすすめなのはO3 Wallet

    O3Wallet

    出典:O3 Wallet

    NEOの保管に最もおすすめなウォレットはモバイルでNEOを管理出来る「O3 Wallet」です。
    その特徴やメリットは以下の3点です。

    • アプリ搭載のモバイルウォレットであり、iOSやAndroidに対応済み。
    • NEOをウォレット内で保管しておく事でプラットフォーム通貨の「GAS」が受け取り出来る。
    • ウォレットのアプリ内でNEOに関する情報配信がされている。

    O3は英語のみの対応ですがサポート面も充実しており、スマホやタブレットで管理出来るので利便性が高く、最新情報もスマホからすぐにチェックする事が可能です。

    その他NEO(ネオ)に対応するウォレット

    その他のNEOを保管出来るウォレットは以下の通りです。

    デスクトップウォレット

    モバイルウォレット

    ハードウェアウォレット

    NEOは中国発の仮想通貨でイーサリアムベースでも無いので、広く普及しているウォレットへの対応が無く、独自のウォレットに頼るしかないのでやや管理しにくい一面もありますが、ウォレットによっては保管しているだけでNEOの燃料通貨である「GAS」が配布されたりもするので、しっかりとそれぞれのベネフィットを確認してから利用しましょう。

    仮想通貨NEO(ネオ)のまとめ

    以上がNEOについてでしたが、中国版イーサリアムとしてのインパクトは高く、他の中国発の上位通貨であるTRON(TRX)などと同時に中国市場での経済圏を広げていく可能性が高いと考えています。

    NEOでのICOプロジェクトは香港やシンガポールで多く普及していますが、今後Dappsを含め、中国市場でどこまでスケール出来るかが鍵となるでしょう。

    現在世界的にデジタル化が進んでいますが、NEOのデジタル化によるスマートエコノミーの思想がいつ世の中に反映されるのかに期待したい所です。

    執筆者プロフィール

    Kenta Fujii

    編集長 ふじい けんた

    フリーランスライター。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。 新卒で大手総合金融機関であるSBIホールディングスに入社し、広告の運用やマーケティングに従事。 その後11ヶ月で退職して、現在は前職で培ったフィンテックやFPに関する知識を活かし、フリーランスとしてキャッシュレス決済に関する研究を続けている。

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    スマホ決済・仮想通貨サービスの利用実績があるライターによる執筆記事のみを掲載。「お金の流れをなめらかに」というミッションのもと、キャッシュレスな世界の実現を目指して運営しています。

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