【2019年】Bitcoin(ビットコイン/BTC)の将来性は?今後価格が上がるのか徹底予想

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本記事では、Bitcoinが今後どのような価格推移になるのか判断するための情報を網羅的に紹介します。今後、いつ買うべきか、いつ売るべきか判断する際の参考にしてください。

Bitcoin(ビットコイン/BTC)とは

ビットコインイメージ画像
Bitcoin(ビットコイン/BTC)とは、ブロックチェーン技術を用いた世界初の仮想通貨であり、政府や中央銀行にコントロールされない電子取引通貨として2009年1月に誕生しました。

ビットコインは現在仮想通貨の中でもNo.1の時価総額を誇っており、その規模は2018年10月26日現在で約12兆円にも及びます。
仮想通貨時価総額

出典:coinmarketcap

ビットコインの仕組みなどの詳細はこちら!

Bitcoin(ビットコイン/BTC)のレートは?チャートで見る価格推移

では、ビットコインの現在までの価格推移や、過去に高騰した要因などを見ていきましょう。

2017年12月1日:ビットコインの先物上場が発表され価格は最高潮に

2017年12月1日、世界最大規模のデリィバティブ取引所である「シカゴ・オプション取引所(CBOE)」はビットコインの先物取引の上場を発表しました。
CBOEとは、多くの機関投資家から利用されている世界有数の取引所であり、その信頼性は高く、他の仮想通貨取引所とは比べ物にならない程です。
この発表を受けてBTCの価格は1週間で200%の上昇を魅せ、12月7日には初となる200万円台を記録しました。
BTCチャート

出典:TradingView

昨年2017年の12月は「仮想通貨バブル」と呼ばれていた時期でもあり、ほとんどの銘柄が同じように高騰していきました。

2018年9月5日:ゴールドマンサックスの仮想通貨参入中止報道を受けて大幅下落

世界最大の投資銀行であるゴールドマンサックスは、今年5月に仮想通貨取引に参入すると発表していたのですが、その後の9月5日、ビジネスインサイダーによって同社の仮想通貨取引参入が中止となったと発表されました。
※参考:BUSINESS INSIDER

これによってBTCは一日で15%程暴落してしまい、市場全体の下落を招いてしまったのです。
BTCチャート

出典:TradingView

しかし、その後このニュースはフェイクであった事が判明し、ゴールドマンサックス社CFOのMartin Chavez氏はその報道を否定しており、正式に「中止」したわけではないとされました。
また、ゴールドマンサックスは今後仮想通貨の保管サービスである「カストディサービス」も注力していくと報道されています。
※参考:Bloomberg

ゴールドマンサックスが今後仮想通貨に取引や資産の保管事業に本格参入する事となれば、更なるBTCの価格向上が期待出来るかもしれません。

現在のBitcoin(ビットコイン/BTC)の価格推移

2018年10月26日現在のビットコインは1BTC=72万円程で推移しており、そのボラティリティ(価格変動)は徐々に小さくなっている事が分かります。
BTCチャート

出典:coinmarketcap

特に2018年の9月以降はほとんど価格の上下が無く、激しい価格変動を魅せていた昨年とは取って代わったような落ち着きぶりとなっています。

出典:coinmarketcap

Bitcoin(ビットコイン/BTC)の将来性を知るための材料は?

仮想通貨の将来性を知る為の判断材料として見ておくべきポイントは大きく4つあると筆者は考えており、それが以下です。

  • ハードフォークの有無と時期
  • 半減期の時期
  • 今後の開発計画
  • 有識者の声

もしも仮想通貨への投資を考える際、上記のような情報を元に総合的に判断すると良いでしょう。

Bitcoin(ビットコイン/BTC)のハードフォークに関する情報は?

ビットコインは過去に数え切れない程のハードフォークが行われており、今後もそのハードフォークは続く模様です。
そもそもハードフォークとは、仮想通貨の根幹技術であるブロックチェーンの仕様変更に伴う「チェーン分岐」の事を表しています。
ハードフォーク
そして、このハードフォークによってビットコインから最初に分裂したのがビットコインキャッシュですが、その後もビットコインゴールドやビットコインダイヤモンドといった通貨が誕生し、他にも数え切れない程の種類の通貨がビットコインから分裂しています。

なお、2018年中にハードフォークによってビットコインから分裂する予定の主な通貨は以下の通りです。

  • Bitcoin x2
  • Bitcoin Air
  • Bitcoin Prime
  • Bitcoin Zero(X)

これらの分裂通貨は基本的にビットコイン保有者に無償で分配されるのですが、今後それらの分裂によるビットコインの価格への影響はほとんど無いと言って良いでしょう。

なぜならこれまでいくつもハードフォークによる分裂通貨が誕生してきた事と、ビットコインの規模の拡大によって、小さな分裂通貨の無料配布程度ではもうあまり影響は無いと考えられるからです。

Bitcoin(ビットコイン/BTC)の半減期は2020年4月

ビットコインの次の半減期は2020年4月14日だとされています。

※参考:BitcoinClock

半減期とは、その通貨のマイニングによって得られる報酬が少なくなる時期の事であり、それに伴い市場への供給量が減って理論上通貨の価値が上がっていく事となります。
今までビットコインの半減期は2012年11月28日、そして2016年7月8日にそれぞれ起こっていますが、それに伴いマイニングの報酬額が50BTC→25BTC→12.5BTCへと減少していきました。

なお、2016年の半減期の直前は大きく価格が上がっています。

出典:coinmarketcap

ビットコインは発行上限が2,100万枚とされており、全てが発行されるとそれ以上のビットコインは発行されなくなります。
よって、今後も供給量の低下による価値向上が考えられるでしょう。

Bitcoin(ビットコイン/BTC)の今後の開発計画

では、ビットコインの今後の開発計画やなどを見ていきます。

ブロックサイズをハードフォークなしで拡大していくという構想が発表される

ビットコインのコア開発者であるMark Friedenbach氏は、「Forward Blocks」と呼ばれる方法を用いて、ビットコインをソフトフォークによってブロックを拡大させるという提案を発表しています。
ソフトフォークとは、仮想通貨が分裂するハードフォークとは異なり、旧バージョンのアップデートやルール変更を行う際に用いられる仕様変更です。

ビットコインは以前から1つのブロックに対しての取引処理が追いつかないといった「スケーラビリティ問題」を抱えていました。

そもそも「ビットコインのブロックサイズを1MBから8MBへと拡大するべき」といってビットコインからハードフォークしたのがビットコインキャッシュでしたが、ハードフォーク無しでビットコインのブロックサイズを拡大するという今回の提案は、今までの取引量の3584倍までスケールする事が可能とされています。

もしも今回の提案が実現すれば、ビットコインの重要な問題となっていたスケーラビリティ問題の解決策を見出せるかもしれません。

Scriptless Scriptの実装でビットコインの匿名性を強化出来るかもしれない

ビットコインではScriptless Scriptと呼ばれる、ビットコインのコア開発者によって研究されている技術の実装が計画されています。
Scriptless Scriptとは、「Shnorr署名」と呼ばれる技術を用いる事で複数の署名をまとめ、ビットコインの匿名性を高められる技術の事です。
Shnorr署名とは、複数の署名を統一させて単一化し、取引の匿名性を高める為の技術です。
ビットコインではその取引履歴が全てブロックチェーン上に記録される事から、取引の透明性が高い事によるプライバシーの問題を抱えていました。
しかし、Scriptless Scriptを活用する事でビットコインにおける取引の匿名性を高め、第三者へ取引アドレスを公開せずに取引が出来るようになります。

この技術に関しては賛否両論ありますが、ビットコインが「お金」として用いられる事を考えると、過去に悪用された事が確認出来るビットコインが流通した場合にその受け取りを拒否するユーザーも現れてしまいます。

現在ビットコインのプライバシーを高める為の技術の研究がされていますが、Shnorr署名の実装には数年かかると言われており、まだまだ完成形となるには時間がかかりそうです。

※参考:Coindesk Funny Name or Not, Schnorr Is a Big Deal for Bitcoin

Bitcoin(ビットコイン/BTC)に関わる事業を今後展開していく企業について

では、ビットコインに関わる事業展開を予定している世界の企業を紹介していきます。

Mastercardは仮想通貨決済の為の特許を取得

米クレジットカード大手であるMastercardは、2018年7月17日に仮想通貨での決済を迅速に行える為の技術に関する特許を申請しました。
これによって、Mastercardが法定通貨の決済処理で用いられていた技術を仮想通貨に応用出来るようになります。
MastercardはVISAと並ぶ大手のクレジットカード会社であり、グローバルに世界中の人々から決済の為に用いられています。
今後Mastercardの技術を用いた仮想通貨決済が主流となれば、ビットコインをはじめとする仮想通貨の実用性が増していく事となるでしょう。

米資産運用会社フィデリティが仮想通貨を運用する新事業を開始

アメリカの大手資産運用会社であるフィデリティ・インベストメンツは、2018年10月15日に仮想通貨分野へ参入し、ウォール街の顧客に向けてデジタル資産運用サービスを提供する新事業を開始すると発表しました。

※参考:Bloomberg 米フィデリティ、ウォール街の顧客向けに仮想通貨事業を開始へ

フィデリティとは、世界でも有数の歴史を誇る資産運用グループであり、その信頼性はウォール街でも十分な企業です。
そんなフィディリティはまずビットコインやイーサリアムといった主要通貨のサポートを来年頃から開始する予定であり、それによって今後機関投資家による仮想通貨への投資の需要が拡大される事が期待されています。

Bitcoin(ビットコイン/BTC)に関する有識者の声

BTCイメージ画像
では、ビットコインの将来性を考えるべく、ビットコインに関する有識者の価格予想を以下より紹介していきます。

アメリカの投資家Tim Draper氏はビットコインが25万ドルになると予想

アメリカの著名な投資家であり、仮想通貨企業へ複数投資をしているTim Draper氏は、ビットコインが2022年に25万ドルに到達すると予想しています。


Draper氏は以前も仮想通貨市場が80兆ドルになると予測しており、現在悲観的になっている仮想通貨市場の明るい可能性を主張し続けています。

※参考:LIVE BITCOIN NEWS Tim Draper Stands By $250,000 Bitcoin Price Prediction

ビットコイン投資家のChamath Palihapitiya氏は100万ドルになると予想

ビットコインの初期の投資家であるChamath Palihapitiya氏は、CNBCのインタビューにて今後20年でビットコインは100万ドルになるだろうと主張しました。
同氏はその主張に続けて「投資家は純資産の1%は暗号通貨に投資するべきだ」とも発言しており、現在時価総額トップを維持し続けているビットコインの将来を楽観視しています。

※参考:CNBC Social Capital’s Palihapitiya says bitcoin is going to $1 million in the next 20 years

仮想通貨界の大物John McAfeeもビットコインが100万ドルになると予想

仮想通貨界のインフルエンサーとも呼ばれているJohn McAfee氏は、ビットコインについて「2020年に100万ドル近くになるはずだ」と強く主張しました。

McAfee氏はアンチウイルスソフトウェアの開発や販売を行う「McAfee」の創業者であり、別名「金融界のドン」とも呼ばれている大物です。
※参考:John McAfee: Bitcoin [BTC] is “The Number One Coin For Processing Payments”
このように、将来のビットコインを楽観的に見ている大物の投資家が多く、その価格はまだまだ上がるのかもしれません。

Bitcoin(ビットコイン/BTC)のまとめ

以上がビットコインについてでしたが、ビットコインは数千種類ある仮想通貨の中でも基軸通貨的役割を担っています。
「分散型」という新しい概念を生み出したビットコインですが、その仮想通貨の普及はまだまだ序章であり、今後はグローバルな大手金融機関の参入による機関投資家の仮想通貨取引の拡大にも期待が出来ます。

現在すでに「ビットコイン先物」がCBOEやCMEにて上場していますが、その後はビットコインETFを米証券取引委員会(SEC)へと提出する企業が増えており、それが承認されれば更にビットコインのマーケットは拡大するはずです。
よって、今後もまだまだ大きな潜在的可能性を秘めていると言えるでしょう。

この記事を執筆した人

Kenta Fujii

Kenta Fujii

フリーランスライター。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。 新卒で大手総合金融機関であるSBIホールディングスに入社し、広告の運用やマーケティングに従事。 その後11ヶ月で退職し、現在はフリーランスとしてキャッシュレス決済に関する研究を続けている。

スマホ決済・仮想通貨サービスの利用実績があるライターによる執筆記事のみを掲載。「お金の流れをなめらかに」というミッションのもと、キャッシュレスな世界の実現を目指して運営しています。

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