【2019年】EOS(イオス)の将来性は?今後価格が上がるのか徹底予想

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本記事では、EOSが今後どのような価格推移になるのか判断するための情報を網羅的に紹介します。今後、いつ買うべきか、いつ売るべきか判断する際の参考にしてください。

EOS(イオス)とは

EOS公式サイト

出典:https://eos.io/

EOS(イオス)とは、分散型アプリケーション(Dapps)を構築する為のプラットフォームであり、最近イーサリアムのブロックチェーンから独立してメインネットをローンチしたプロジェクトです。
このEOSは「EOSIO」を軸としたプラットフォームの上に、仮想通貨である「EOSトークン」が流通する仕組みとなっており、手数料がかからないトランザクションを実現してイーサリアムを超える分散型プラットフォームを目指します。

なお、EOSの時価総額は2018年10月18日現在第5位となっており、その規模はおよそ5,500億円にも及びます。
EOS時価総額

出典:coinmarketcap

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EOS(イオス)のレートは?チャートで見る価格推移

では、EOSの現在までの価格推移や、過去に高騰した要因などを見ていきましょう。

2018年6月2日:メインネットであるEOSIO1.0のリリースで高騰

2018年6月2日、EOSはおよそ1年かけて行なっていたICOを終了し、後にEOSIOの1.0版をリリースしました。
EOS1.0

出典:block.one

EOSのICOは1年間で総額42億ドル(約4,600億円)にも達していたのですが、イーサリアムベースのブロックチェーンから独自のメインネットへと移行した事からその価格は高騰し、一日でおよそ30%上昇しました。
EOSチャート

出典:coinmarketcap

なお、現在EOSIOは1.0版に続き新しく1.3.0版が9月19日にリリースされています。

2018年8月28日:EOSのDapps「EOS Knights」がユーザー1,000越え

2018年8月28日、EOSをベースとしたDappsである「EOS Knights」が1,000の利用ユーザーを突破したと報道されました。
EOS KnightsはEOSのブロックチェーン上で稼働するRPGゲームであり、1,000ユーザーを突破したのはわずか3日間の事でした。
これはイーサリアムをライバルとするEOSにとってはかなりインパクトの高い数字となり、そのEOSの価格は28日から29日にかけての2日間で25%の高騰となりました。

出典:coinmarketcap

なお、EOS上では着々と新しいDappsが生まれており、「取引所、ゲーム、プラットフォーム、決済」などといった様々なアプリケーションが存在しています。

現在のEOS(イオス)の価格推移

そして現在のEOSの価格推移ですが、過去激しかったボラティリティ(価格変動)も落ち着きをみせ、2018年10月18日時点では1EOS=600円辺りで推移しています。
EOSチャート

出典:coinmarketcap

しかし、昨年対比で見ると現在その価格はおよそ10倍程の成長を魅せており、その開発進捗次第ではまた大きく価格が突き抜けて上がる事も期待できるでしょう。

将来性を知るための材料は?

仮想通貨の将来性を知る為の判断材料として見ておくべきポイントは大きく4つあると筆者は考えており、それが以下です。

  • ハードフォークの有無と時期
  • 半減期の時期
  • 今後の開発計画
  • 有識者の声

もしも仮想通貨への投資を考える際、上記のような情報を元に総合的に判断すると良いでしょう。

EOS(イオス)のハードフォークに関する情報は?

EOSには現状ハードフォークの予定は特段ありません。
ハードフォークとは、その仮想通貨の根幹技術であるブロックチェーンの仕様変更に伴う「チェーン分岐」の事を表しています。
ハードフォーク
このハードフォークはブロックを生成するマイナーが複数存在する為に起こるものですが、EOSの場合はビットコインのようなプルーフオブワーク(PoW)と呼ばれるアルゴリズムではなく、Delegated Proof-of-Stake (DPOS)と呼ばれるアルゴリズムを用いています。
DPOSではEOSトークンの保有者内で承認者である「スーパーノード」を選出してブロックの生成を行う方法です。
この方法によって従来のPoWのように専用のマシンで電力を消費する事無く、高い処理能力を持った少数のノードでトランザクションを承認していけるようになります。
よってDPOSではPoWのような分散性は欠けるものの、ハードフォークのようにチェーンが分岐してコミュニティが対立する事を防げるのです。

なので、EOSのハードフォークの予定は現状ありません。

EOS(イオス)に半減期はある?

EOSのアルゴリズムにおいて、半減期はありません。
半減期とは、その通貨のマイニングによって得られる報酬が少なくなる時期の事であり、それに伴い市場への供給量が減って理論上通貨の価値が上がっていく事となります。
EOSの場合、発行上限枚数は10億EOSとされており、それらは既に発行済みとなっています。
内訳としては、2億EOSが最初にICOトークンとして発行され、1億EOSは運営側が保有、そして2017年7月以降は350日間かけて毎日200万EOSの計7億EOSが市場に流通しました。

よって、EOSにビットコインのような半減期はありません。

EOS(イオス)の開発進捗

では、EOSに関する開発進捗を見ていきましょう。

EOSのロードマップの開発進捗

EOSのロードマップを見ると、その開発に伴うフェーズが5つに分類されており、テスト環境を構築する「フェーズ1」、EOS.IOの機能をテストネットワークで実装する「フェーズ2」、セキュリティ上の問題やバグの発見しテストを行う「フェーズ3」、メインネット導入後、並列実行のためにコードを最適化する「フェーズ4」、そして”Cluster Implementation The Future”とだけ記載された「フェーズ5」があります。

現在は上述した通り無事メインネット1.0へと移行しており、その後2018年9月には1.3までをリリースさせている事から、EOSはロードマップの最終フェーズまで近づいている事がわかります。

EOSJSのバージョン20.0のベータ版が発表

2018年10月4日、公式ブログよりEOSJSのメジャーアップデートに伴い、EOSJS v20.0.0が発表されました。

今回のアップデートによって、EOS内で構築するアプリケーションをEOSJS APIを用いる事で作成が可能となり、アプリの開発者にとっての利便性が増す事となります。
また、EOSJSによって任意でデジタル署名プロバイダーと連携する事が可能となり、アプリケーションのセキュリティ性を高められるようにもなります。

今回EOSJSはベータ版としてリリースされましたが、これが正式リリースすれば、EOSは更にアプリ開発者やアプリユーザーの両者に有益なものとなるでしょう。

EOS(イオス)の企業との提携について

では、EOSの企業との提携に関する情報を見ていきます。

OKExを手掛けるグループの投資会社がEOSと提携し1億ドルを出資

仮想通貨取引所「OKEx」を手掛ける「OKGroup」の投資会社「OK Blockchain Capital」は、2018年4月21日にEOS.ioと提携を発表し、EOSを使う有望なプロジェクトへ1億ドルを出資するとされました。

これはEOSにとっては追い風となり、今後EOSを用いた有望なプロジェクトに出資が入れば、更にEOSネットワークの存続と価値向上に繋がるでしょう。

なお、OKグループの仮想通貨取引所OKExは現在Binanceに次ぐ世界2位の取引ボリュームを誇っており、OKグループは仮想通貨業界でもトップと言える存在にまで成長しています。

海外の大手仮想通貨取引所BitfinexとEOSが提携

また、大手海外取引所であるBitfinexとEOSと提携し、EOSIOが提供するプロトコルを用いた分散型取引所「EOSfinex」を立ち上げました。
eosfinex

出典:eosfinex

分散型取引所とは、既存の取引所のような中央管理者が不在な取引所であり、ブロックチェーンによって管理者や中央サーバー無しで機能します。

Bitfinexは昨年の8月にもイーサリアムをベースとしたEtherfinexと呼ばれる取引所を設立していますが、このEOSfinexが普及すればEOSが基軸通貨として大きく流通する可能性があるでしょう。
特にEOSは手数料無料のトランザクションが実現できる為に、イーサリアムのGAS手数料に大きく対抗できるかもしれません。

分散型取引所は中央集権型取引所の代案として現在多く稼働していますが、今回のEOSfinexの設立によって、EOSをベースとした今までとは全く異なった取引所の展開にも期待出来そうです。

EOS(イオス)に対する評価や有識者の声

最後にEOSに対する評価や有識者の声を見ていきます。

Weiss Ratingによる格付けでBランクを獲得

EOSは世界的な格付け機関であるWeissRating(ワイスレーティング)の仮想通貨における格付けでBランクを獲得しています。
この評価ロジックに関しては「A(優秀)」「B(良い)」「C(公平)」といった形だったのですが、A評価の通貨は無く、B評価にEOS・Cardano(ADA)・Decred(DCR)がリストアップされました。

対して競合となるイーサリアムはB-の評価となっており、EOSが格付けで一歩リードした形となったのです。
また、中国の中国情報産業省電子情報産業発展研究院が毎月公表している「ブロックチェーンプロジェクトの格付けランキング」でも、EOSはここ最近常に1位をキープしており、毎回イーサリアムを上回る評価となっています。

ビットコイン開発者Jimmy Song氏は「EOSは消える」と主張

一方でEOSを批判する声もあり、ビットコインの開発者であるJimmy Song氏は、EOSについて「詐欺であり、今後5年以内に消えて無くなる」と主張しました。

Song氏は2013年からビットコインの開発に携わり、数々のメディアでビットコインに関する情報の発信を行なってきました。
そんなSong氏は「EOSのようなプロジェクトに取り組むべきではない」「オープンソースのプロジェクトに関わる方が良い」とまで発言しており、EOSの将来性は無いことを言及しました。

EOS(イオス)の将来性まとめ

以上がEOSについてでしたが、EOSは良い評価も悪い評価もある中で、上位を維持していたライトコインを追い抜き時価総額5位という位置をしばらくキープしています。

EOSは上述した通り処理能力の高さが最大の特徴であり、既存のイーサリアムのGAS代における手数料高騰の問題を解決できる可能性があります。

なので今後、このEOSの持ち味である「スケーラブルで低コスト」をいかに実用化させる事が出来るかが鍵となり、それがEOSの優位性を高めるチャンスともなるでしょう。

この記事を執筆した人

Kenta Fujii

Kenta Fujii

フリーランスライター。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。 新卒で大手総合金融機関であるSBIホールディングスに入社し、広告の運用やマーケティングに従事。 その後11ヶ月で退職し、現在はフリーランスとしてキャッシュレス決済に関する研究を続けている。

スマホ決済・仮想通貨サービスの利用実績があるライターによる執筆記事のみを掲載。「お金の流れをなめらかに」というミッションのもと、キャッシュレスな世界の実現を目指して運営しています。

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