【2019年】NEO(ネオ)の将来性は?今後価格が上がるのか徹底予想

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本記事ではNEOが今後どのような価格推移になるのか判断するための情報を網羅的に紹介します。今後いつ買うべきか、いつ売るべきか判断する際の参考にしてください。

仮想通貨NEO(ネオ)とは

仮想通貨NEO(ネオ)とは、「スマートエコノミー」を作る事を目的として立ち上げられた中国発の分散型プラットフォームです。
このNEOは分散型プラットフォームによってイーサリアムのように様々なICOトークンや分散型アプリケーション(Dapps)を構築出来る事から「中国版イーサリアム」とも界隈では呼ばれています。
なお、2018年10月現在NEOの時価総額は第15位となっており、その規模はおよそ1,300億円となっています。
NEOの時価総額

出典:coinmarketcap

また、NEOは既存のイーサリアムと違って開発言語に「Java」や「C#」といった馴染み深い言語が用いられており、「NEP-5 Token」と呼ばれるNEO独自の仕様を用いてあらゆる分散型アプリケーション(Dapps)やICOトークンを創り出す事が可能です。

NEOについての詳細はこちら!

NEO(ネオ)のレートは?チャートで見る価格推移

では、NEOの現在までの価格推移や、過去に高騰した要因などを見ていきましょう。

2017年11月18日:マイクロソフトとの提携などによる高騰

11月20日にNEOはマイクロソフトと提携してブロックチェーンの開発コンテストを行う事を発表しました。


この発表を受けてNEOは一時50%以上の高騰を魅せました。
NEOのチャート

出典:coinmarketcap

また、マイクロソフトは他にもIOTAの新たなマーケットプレイスの開拓に参加するなど積極的であり、NEOも今後何か新たな提供が発表される事で再び高騰を記録するかもしれません。

2018年7月4日:NEO財団がメインネットの分散化を発表

2018年の7月4日にはNEO財団がメインネットを分散化して新たなノードの選定をスタートすると発表しました。大まかに言うと「非中央集権化宣言」です。


従来NEOはそのノードをプロジェクト側で所有していた為、ブロックチェーンの中央集権化が懸念視されていましたが、今回の発表によるメインネットの分散化と新たのノード選出によって、「非中央集権化」が一層進む事が期待されたのです。
これが分散型プラットフォームを創造するNEOにとって重要なファンダメンタルとなり、一時20%の高騰を魅せました。

出典:coinmarketcap

現在のNEOの価格推移

そして現在のNEOの価格推移ですが、2018年10月現在は1NEO=2,000円程の価格で推移しており、2018年に入ってからは月日が経つごとに高値の更新が遠ざかっているといった進捗です。
NEOチャート

出典:coinmarketcap

また、2018年8月中旬以降は以前と比較して明らかに低いボラティリティ(価格変動)となっている事も確認でき、しばらくの間1,000〜2,000円台のレンジ相場となっています。
NEOチャート

出典:tradingview

今後その価格を一気に突き抜けられるかが鍵となりそうですが、その開発進捗や新たな提携のトピックを待つのが望ましいでしょう。

NEO(ネオ)の将来性を知るための材料は?

仮想通貨の将来性を知る為の判断材料として見ておくべきポイントは大きく4つあると筆者は考えており、それが以下です。

  • ハードフォークの有無と時期
  • 半減期の時期
  • 今後の開発計画
  • 有識者の声

もしも仮想通貨への投資を考える際、上記のような情報を元に総合的に判断すると良いでしょう。

NEO(ネオ)のハードフォークに関する情報は?

NEOは現状ハードフォークの予定は特段ありません。
ハードフォークとは、その仮想通貨の根幹技術であるブロックチェーンの仕様変更に伴う「チェーン分岐」の事を表しています。
ハードフォーク
このハードフォークはブロックを生成するマイナーが複数存在する為に起こるものですが、NEOの場合はビットコインのようなプルーフオブワーク(PoW)と呼ばれるアルゴリズムではなく、Delogated Byzantine Fault Tolerant(DBFT)と呼ばれるアルゴリズムを用いています。
DBFTではNEOのブロックチェーンの参加者が投票を行い、「ブックキーパー」と呼ばれるブロックの監視者の候補の数人を選出します。

そしてその中から再び投票が行われ、最終的にNEOのブロックチェーンのブロックを生成する権利を持つ1人のブックキーパーに絞られるのです。

この仕組みによって、NEOでブロックの生成を行えるのは1人となるので、チェーンの分岐(ハードフォーク)が起こりにくくなるのです。
よって、NEOのハードフォークの予定などは現状ありません。

NEO(ネオ)に半減期はある?

続いてNEOの半減期についてですが、NEOに半減期は無く既に発行上限である1億枚が生成されており、その内の65%が市場に流通しています。
ですが、上述したNEOのアルゴリズムであるDBFTによるブロックの生成により、燃料通貨となる「GAS」が新規で発行されています。
GASとは、イーサリアムプラットフォームの燃料通貨である「ETH」のようなもので、ネットワークを管理する為の燃料として利用されます。
このGASは1年目に1ブロックの生成毎に8つのGASが発行されるように設定されているのですが、2年目には1ブロックの生成毎に7つのGASが生まれるようになります。
よって、およそ22年間かけて計1億GASが発行されるように設計されているのですが、年々発行量が減っていく事から、このGASはビットコインの半減期に近い性質を持っていると言えるでしょう。

そして、NEOは特定のウォレットへ保管しておくとGASが配当で受け取れるので、間接的にGASの半減期がNEOの価値にも繋がっていると言えるでしょう。
以下のチャートを見ると、NEO、GASと共に直近3ヶ月はほぼ類似のボラティリティとなっている事が分かります。
NEO,GASチャート

出典:tradingview

GASは毎年発行枚数の減少が起こるので、供給量の減少による価格上昇に期待したい所です。

NEO(ネオ)の今後の開発計画

では、NEOの今後の開発進捗や開発計画やなどを見ていきます。

2018年9月:バグ発見者に最大1万ドルが付与される賞金プログラムの開始

NEOは2018年9月より、ネットワークのバグや脆弱性を発見した開発者に賞金を付与する賞金プログラムを開始しました。
このような賞金プログラムは既存のIT企業でも実施しており、米Googleは脆弱性の発見者に10万ドルの賞金の支払いを発表しています。

今後NEOネットワークが拡大するにあたり、セキュリティ面のメンテナンスは非常に重要です。
このような賞金によるインセンティブプログラムが組まれた事でNEOの脆弱性が解決されていく事となれば、NEOにとっては大きなプラスとなるでしょう。

2019年:全てのコンセンサスノードを選出するべく公開キャンペーンを開催

上述した通り、NEO財団はメインネットの分散化を試み新たなノードを選出する事を発表しましたが、そのロードマップを見ると、2019年には全てのコンセンサスノードを選出する為の公開キャンペーンを開催する予定とされています。
分散化されたエコシステムを構築する事が目的のNEOにとって、そのコンセンサスノードもまた重要となってきます。
既にノードの分散化が進められているNEOですが、2019年以降、NEOの「非中央集権化」の実現は大きなファンダとなっている事でしょう。

企業との提携予定

では、NEOの企業との提携に関する情報を見ていきます。

アリババとの提携によって今後中国市場を中心にスケールしていく可能性がある

2017年、NEOの開発元であるOnchainは、「中国版Amazon」とも呼ばれているアリババと提携を交わした事を発表しています。
アリババは中国の経済圏を独占する巨大企業であり、その時価総額は40兆円を超えています。
そんなアリババはNEOのスマートコントラクトを使ってセキュリティの向上と強化を狙っており、今後もNEOプラットフォームを利用した開発がされる予定となっています。

アリババのアクティブユーザーは年間4億人を超えているとされているのですが、当然そこらのベンチャー企業との提携とは格が違います。
よって、アリババが実際にNEO導入のファクトとなるトピックが流れる事となれば、更に大きく価格が上がるかもしれません。

米検証会社であるCertilとの提携によってよりセキュアなプラットフォームとなる可能性がある

NEOは2018年8月、スマートコントラクトやブロックチェーンのエコシステムを対象とした米検証会社「Certil」と提携した事を発表しました


同社は今回の提携によってNEOのデジタルアセットやデジタルIDの実証サービスを提供する予定であり、これによってセキュアなデジタルアセットの構築や、NEOプラットフォーム内で形成されるDappsの透明性の強化を図る事が出来るようになります。

既存のイーサリアムやNEOのプラットフォームでは、それらが個人による開発のものも多くありますが、それに脆弱性や抜け穴が完全にゼロだとは言えません。
しかし、同社との提携によってそういったプロダクトやアセットを検証し、ユーザーにとってもセキュリティ性の高いプラットフォームが作られるようになります。

NEO(ネオ)に関する評価や予想

では、NEOに関する評価や予想を見ていきましょう。

仮想通貨市場を予測するAIの「Webbot」はNEOの値上がり予想を的中

SNSやブログの投稿を集計し、ユーザーの感情を読み取って価格予想を立てる「Webbot」は、以前の予想でNEOの上昇予想を的中させています。
NEOチャート
Webbotは以前「NEOは1月に急速な上昇を魅せる」とNEOに関しての予想をしていましたが、NEOは予想通り、1月初日から中旬にかけて2.5倍にも及ぶ高騰を魅せています。

このように、今後もWebbotによるNEOの予想があれば、またその予想が的中するかもしれません。

中国のブロックチェーンプロジェクト格付けでNEOが4位となる

中国政府傘下の中国電子情報産業発展研究院(CCID)が毎月更新しているブロックチェーンプロジェクトの9月格付けによると、NEOはその中で4位にランクインしています。

 

プロジェクト名 技術性 応用性 革新性 合計
1位 イオス(EOS) 100.9 17.6 26.9 145.5
2位 イーサリアム(ETH) 77.8 28.7 27.3 133.8
3位 ビットシェアーズ(BTS) 86.6 11.9 10.7 109.3
4位 ネオ(NEO) 71.5 26.5 9.8 107.9
5位 スチーム(STRRM) 85.8 8.8 12.9 107.5

このランキングは毎月順位が変動していますが、先月5位であったNEOは4位へと順位を上げており、「応用性」の分野では1位のEOSをも上回る水準となっています。
このランキングを見ると上位に類似したブロックチェーンプラットフォームであるEOSやイーサリアムが位置しているのですが、その両者に並ぶ三本柱の一角としてNEOも参画する事となるでしょう。

NEO(ネオ)の将来性まとめ

以上がNEOについてでしたが、NEOは仮想通貨に関する規制が厳しい中国において、そのブロックチェーンプラットフォームを国内で築き上げるポテンシャルを秘めています。
直近価格のボラティリティが低く目立った動きがありませんが、まだまだどのプロジェクトも実需を生み出していない事から、長期の目線で安定したプラットフォームになるかを見ておいた方が良いでしょう。

NEOのDappsも日に日に増加している事から、中国版イーサリアムとしての本領を発揮出来るかが楽しみです。

この記事を執筆した人

Kenta Fujii

Kenta Fujii

フリーランスライター。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。 新卒で大手総合金融機関であるSBIホールディングスに入社し、広告の運用やマーケティングに従事。 その後11ヶ月で退職し、現在はフリーランスとしてキャッシュレス決済に関する研究を続けている。

スマホ決済・仮想通貨サービスの利用実績があるライターによる執筆記事のみを掲載。「お金の流れをなめらかに」というミッションのもと、キャッシュレスな世界の実現を目指して運営しています。

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