【2019年】Ripple(リップル/XRP)の将来性は?今後価格が上がるのか徹底予想

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本記事では、Rippleが今後どのような価格推移になるのか判断するための情報を網羅的に紹介します。今後、いつ買うべきか、いつ売るべきか判断する際の参考にしてください。

Ripple(リップル/XRP)とは

仮想通貨Ripple(リップル/XRP)とは、ブロックチェーンを用いて銀行間の国際送金の問題を解決し、送金や決済を安価に、そして迅速に処理出来るようにする為の仮想通貨です。
Rippleの現在の時価総額は2018年10月28日現在3位に位置しており、その規模はおよそ2兆円にも及びます。
XRP時価総額

出典:coinmarketcap

なお、Rippleと類似している通貨にはStellarと呼ばれるものが存在していますが、Rippleは主に金融機関同士での国際送金システムを構築しており、対してStellarは個人間の送金に特化しているので、それぞれ利用用途が異なっています。

Rippleについての詳しい仕組みや特徴はこちら!

Ripple(リップル/XRP)のレートは?チャートで見る価格推移

では、Rippleの現在までの価格推移や、過去に高騰した要因などを見ていきましょう。

2018年4月13日:サンタンデール銀行がリップル社と共同で海外送金サービスアプリの提供を開始

2018年4月13日、スペインの国際銀行であるサンタンデール銀行はリップル社と提携した国際送金サービスアプリ「One Pay FX」をリリースしました。
サンタンデール銀行は世界トップクラスの国際銀行ですが、今回リリースされたアプリによってヨーロッパ諸国やブラジル、スペインなどでのアプリによる国際送金が可能となり、同行が狙う市場は100億ユーロ(約1.3兆円)と発表されています。
そんな同アプリがリリースされた4月13日の前日からXRPは高騰し、およそ1週間で80%近い高騰を魅せました。

出典:coinmarketcap

2018年9月17日:Ripple社の国際送金システム「xRapid」のリリースについてが発表される

2018年9月17日、Ripple社の国際送金システムである「xRapid」が10月中にリリースすると発表されました。
※参考:Ripple hints its cryptocurrency product will go live ‘in the next month or so’

この発表以外にも、同時期には様々な大手銀行がRipple社の構築する「RippleNet」へ加入したといったニュースがあり、9月18日から22日にかけてはおよそ2倍を超える高騰となりました。
XRPチャート

なお、そのxRapidは現在無事に正式リリースされており、その後「MercuryFX」「Cuallix」「Catalyst」の3社がxRapidを導入しました。

現在のRipple(リップル/XRP)の価格推移

2018年10月28日現在のRipple(XRP)の価格は1XRP=50円程度で推移しています。

出典:coinmarketcap

ピークだった2018年1月上旬と比較するとやや盛り上がりに欠ける市況となっていますが、日本で最もRippleが取引されているbitbankを見ると、その取引ボリュームは最近になって増加しており、日本からのRippleの取引が盛んとなって来ています。

出典:bitbank

Ripple(リップル/XRP)の将来性を知るための材料は?

仮想通貨の将来性を知る為の判断材料として見ておくべきポイントは大きく4つあると筆者は考えており、それが以下です。

  • ハードフォークの有無と時期
  • 半減期の時期
  • 今後の開発計画
  • 有識者の声

もしも仮想通貨への投資を考える際、上記のような情報を元に総合的に判断すると良いでしょう。

Ripple(リップル/XRP)のハードフォークに関する情報は?

現状XRPにハードフォークの予定はありません。
ハードフォークとは、その仮想通貨の根幹技術であるブロックチェーンの仕様変更に伴う「チェーン分岐」の事を表しています。
ハードフォーク
このハードフォークは通貨のアップデートや、仕様変更をして全く新しい通貨を作り出す際に行われるのですが、それは通貨のコア開発者やマイニングを行うマイナー達の合意を得る必要があります。

そして、XRPは現在のビットコインやイーサリアムのようなプルーフオブワーク(PoW)と呼ばれるマイニングによる合意形成方法ではなく、プルーフオブコンセンサス(PoC)と呼ばれる方法を用いていマイニング無しで取引を承認する方法を用いています。
よって、XRPでは限られたネットワーク参加者がその取引の承認を行う為、ネットワークの大半の承認権限を握っているビットコインなどとは異なり、中心人物の対立によるハードフォークが起こりにくくなっているのです。

Ripplpe(リップル/XRP)に半減期はある?

XRPは既に発行上限である1,000億枚が発行されている為、半減期と呼ばれるものはありません。
半減期とは、その通貨のマイニングによって得られる報酬が少なくなる時期の事であり、それに伴い市場への供給量が減って理論上通貨の価値が上がっていく事となります。
しかし、XRPの場合は既に発行上限に達しており新規発行が出来ない上、半減期といった概念もありません。
なお、XRPでは1,000億XRPの内の550億XRPが、2017年12月からRipple社によってロックアップ(市場に売却せずに保有すること)されており、そのロックアップされたXRPは2018年1月から毎月10億XRPずつ市場に放出されています。

よって、XRPには半減期は無く、ロックアップされたXRPが徐々に市場に放出される仕組みとなっています。

Ripplpe(リップル/XRP)の実用化の進捗

では、Rippleが実用化されているその背景やファクトを見ていきます。

2018年10月1日:xRapidの商用利用が開始される

2018年10月1日、Ripple社はXRPを活用した国際送金システム「xRapid」を正式に商用利用可能としてリリースしました。
xRapidは、同社の国際送金ネットワークである「RippleNet」に参加している金融機関同士の国際送金時に、XRPを用いる事で手数料を低く抑え、且つ迅速にその送金を実行する事が出来ます。

そんなxRapidにまず加入したのは、冒頭でも述べた「MercuryFX」「Cuallix」「Catalyst」の3社です。
2018年10月現在RippleNetに参加している金融機関は100社を超えており、それらが各企業間で送金ネットワークを構築する事となれば、XRPの価値はネットワークの相乗効果によって大きく飛躍する事も考えられます。

2018年10月4日:SBI Ripple Asiaが「Money Tap」をリリース

2018年10月4日、SBIホールディングスの子会社であるSBI Ripple Asiaが手掛ける送金アプリ「Money Tap」がリリースされました。

※参考:「Money Tap (マネータップ)」一般サービス開始に関するお知らせ~チャージ不要で、24時間365日 送金手数料無料での銀行間即時送金が可能に~

Money Tapとは、Ripple社のxCurrentを実装した「RCクラウド2.0」と呼ばれる決済プラットフォームを活用した送金アプリであり、24時間365日の送金が可能となります。

2018年10月現在このマネータップと接続されているのは「住信SBIネット銀行」「スルガ銀行」「りそな銀行」の3行ですが、今後も接続金融機関の拡大が期待されています。

このように、Ripple社の提供する送金システムの実用化は着々と進んでいるのです。

Ripplpe(リップル/XRP)の金融機関との提携状況

Ripple社は100社を超える世界の様々な金融機関や決済業者などと既に提携しており、国際送金ネットワークである「RippleNet」にはそれら多くの企業が参加しています。
では、最近提携を交わした企業等を見ていきましょう。

2018年9月:サウジアラビア国立商業銀行がRippleNetに参加

NCB銀行

出典:NCB

2018年9月には、中東で最大規模を誇る商業銀行の「サウジアラビア国立商業銀行(NCB)」がRippleNetへと加入しました。

※参考:National Commercial Bank of Saudi Arabia Joins RippleNet

同行は540万人以上の顧客基盤を持っており、中東地域で2番目の総資産を記録している巨大銀行です。
今後Rippleが中東の市場を拡大させて行く為にも、今回Rippleにとって非常にインパクトの高い提携となった事でしょう。

2018年9月:米大手PNC銀行がRippleNetに参加

PNC銀行

出典:PNC

2018年9月、米大手銀行である「PNC銀行」がRippleNetへと参加しました。

※参考:PNC Bank Embraces Blockchain and Joins RippleNet

PNC銀行はアメリカに拠点を置く金融機関であり、アメリカ国内の銀行の中でも総資産額9位、支店数5位、そして預金額は6位に位置している大きな銀行です。

そしてPNC銀行は既に800万人以上の顧客基盤を持っている事から、RippleNet参加後はそこで大きなネットワーク効果を発揮してくれる事が期待されています。

Ripplpe(リップル/XRP)に関する有識者の声や価格予想

では、Rippleに関する有識者の声や価格予想を見ていきます。

SBIホールディングスの北尾CEOはグループ総力を挙げてXRPを上げると発言

SBIホールディングスの北尾CEOは、昨年の同社の決算説明会にて「グループ総力を挙げてXRPを上げる」と発言した事が話題となりました。

同社の傘下には、Rippleとの合弁会社である「SBI Ripple Asia」や、XRPを取り扱っている「SBIバーチャルカレンシーズ」などがあります。
そして北尾CEOは、XRPに関する様々な記事を自身のTwitter上で言及していました。

その中には「XRPが10ドルとなる」といった内容のものが多く、北尾CEOはXRPの価格が10ドルに達する事は想定内としているのかもしれません。

イギリスの比較サイトであるFinderはXRPが2019年に0.72ドルになると予想

イギリスの比較サイトである「Finder」は毎月専門家による各仮想通貨の予測をレポートにて発表していますが、そこでXRPが2018年12月31日に0.46ドル、2019年12月31日には0.72ドルになると予想されました。
Finder

出典:Finder

上記の同サイトの予想を見ると、XRPの2019年12月31日までの成長率は45%とされており、大きく価格が上昇するような予想はされておらず現実的に見られている事が分かります。

もしもこの予想が的中するとなれば、現在0.4〜0.5ドル程で推移しているXRPの爆発的な価格向上には、相当な時間を要するといった事も考えられます。

しかし、現在Rippleでは多くの提携や実用化の動きが見られており、今後ポジティブな価格予想が更新される可能性もあるでしょう。

Ripplpe(リップル/XRP)のまとめ

以上がリップルについてでしたが、このリップルが40年近く同じシステムを利用し続けている国際送金のインフラを変革することが出来れば、XRPの価値は想像を絶っする価格へと成長するでしょう。
現在1,000兆円を超える国際貿易市場がありますが、その1%のシェアでも獲得ができれば、10兆円の市場となります。
他の通貨と比較しても多くのファクトを積み上げているXRPに、今後も注目したい所です。

この記事を執筆した人

Kenta Fujii

Kenta Fujii

フリーランスライター。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。 新卒で大手総合金融機関であるSBIホールディングスに入社し、広告の運用やマーケティングに従事。 その後11ヶ月で退職し、現在はフリーランスとしてキャッシュレス決済に関する研究を続けている。

スマホ決済・仮想通貨サービスの利用実績があるライターによる執筆記事のみを掲載。「お金の流れをなめらかに」というミッションのもと、キャッシュレスな世界の実現を目指して運営しています。

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