【2019年】Zcash(ジーキャッシュ)の将来性は?今後価格が上がるのか徹底予想

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今年6月に国内で人気のある仮想通貨取引所コインチェックがZcash(ジーキャッシュ)を含む、4つの仮想通貨の取り扱いを廃止したことは記憶に新しいと思います。
その後、仮想通貨市場は低迷し続けており、Zcashもまた下落トレンドを抜け出せていません。

しかし仮想通貨業界というのはまだまだ未熟でありますが、業界の伸びしろを考えるとまた大きな波というのも訪れるのではないかと思います。

この記事では、Zcashの将来性について解説していきます。
Zcashが今後どのような価格推移となっていくのかを考える判断するための情報を紹介します。これからZcashをいつ取引すべきなのかを判断する際の参考にしていただければと思います。

Zcash(ジーキャッシュ)とは

Zcashは、CoinMarketCapによると476億円の市場規模を有しており、時価総額ランキングでは19位に位置しています。
Zcashの大きな特徴として挙げられるのは、優れた匿名性です。Zcashにはゼロ知識証明と呼ばれる暗号技術が活用されています。ゼロ知識証明とは、知識が全くない人物にも、とある内容を伝えることなくその事実が真実であるということを証明することができる技術です。
仮想通貨に例えると、一般的な仮想通貨を使用して送金する場合、ブロックチェーンには送金先や取引量などの情報はすべて見ることができます。しかしZcashの場合、ブロックチェーンに記録される取引情報は取引されたという事実だけであって取引の内容すべてを秘匿することが可能になります。

誰が誰に送金したのかまでを秘匿することができるMonero(XMR)やDash(DASH)と比べて、その取引内容までも秘匿化できるのはZcashだけです。
Zcashは他の匿名通貨と比べてもさらに匿名性の高い通貨であるといえるでしょう。

Zcash(ジーキャッシュ)のレートは?チャートで見る価格推移

Zcashチャート

この章では、Zcashが大きく価格変動したタイミングで何が起きたのか、また現在の価格はどうなっているのかを解説します。

2017年5月:カンファレンスでZcash(ジーキャッシュ)がJPモルガンと提携を発表

JPモルガン

2017年5月、ニューヨークで行われた仮想通貨カンファレンスで、Zcashが世界最大の投資銀行JPモルガンと提携したことを発表しました。
内容としては、JPモルガンが開発するブロックチェーンプラットフォームにZcashで採用されているゼロ知識証明を取り入れるという。Zcashの秘匿技術を活用して顧客のプライバシーを強化することを目指しているようです。

JPモルガンとの提携が発表されたことでZcashの価格は急上昇。1ZEC=120ドル(約13620円)から20日間で443ドル(約50284円)まで高騰しました。

2018年5月:アメリカ大手の仮想通貨取引所Geminiに上場

Gemini

2018年5月に、ウィンクルボス兄弟が運営するアメリカの仮想通貨取引所GeminiでZcashが上場すると発表されました。
ウィンクルボス兄弟とは、双子のビットコインの初期投資家であり、フェイスブックのCEOマーク・ザッカーバーグ氏と過去に法廷で争った人物と言えば知っている方もいるのではないでしょうか。
そのウィンクルボス兄弟が運営しているのがGeminiであり、世界で初めてアメリカ政府に認められた仮想通貨Gemini Dollarを発行・管理しています。

アメリカでも人気の取引所であるGeminiに上場したことから、1ZEC=249ドル(約28263円)から1日で377ドル(約42792円)まで上昇しています。

現在:Zcash(ジーキャッシュ)は下落し続けている

今年の一月に1ZEC=905ドル(約102724円)を記録してから、現在の価格は1ZEC=78ドル(約8950円)まで下落し続けています。
現状、仮想通貨への興味が薄れていたり取引所の新規登録が停止していることから新規の流入が見込めていないことが原因として挙げられます。この下落トレンドがどれほど続くのかはいまだ未知数と言えるでしょう。

将来性を知るための材料は?

Zcashの将来性を見極めるためには、以下の項目をもとに総合的に判断すると良いでしょう。

  • ハードフォークの時期
  • 半減期の時期
  • 今後の開発計画
  • 企業との提携情報
  • 有識者の声

Zcash(ジーキャッシュ)のハードフォークは現在のところ予定なし

ハードフォークとは、これまでに適用されていた旧ルールを新ルールに適用させ互換性をなくすことを指します。ハードフォークといえば通貨が分裂することと認識されがちですが、元は通貨をより良いものにするために新しいルールを適用させるという考えから使われています。ハードフォークが起こるのは、開発者たちの考えの食い違いから生まれ、結果として対立してしまいそれぞれのルールが適用された2つの通貨が誕生しています。

Zcashは現在のところハードフォークの予定はありませんが、過去にハードフォークをしたことがあります。
ただこのときのハードフォークは小規模のアップデートに過ぎず、通貨が分裂することはありませんでした。

半減期は2020年頃に予定

半減期とは、大体4年に1度行われるマイニング報酬が半減する節目のことを指します。半減期によって流通量が減少することから希少価値が高くなるといわれています。

Zcashに半減期は採用されており、次回実施されるのは2020年頃と言われています。Zcashのブロック数が84万ごとに半減期が行われると決まっており、現在439115ブロックが格納されています。(2018年12月現在)

半減期によってどの程度の価格上昇が見込まれるかというと、はっきりいうとZcashでは初めての半減期であることから未知数と言えるでしょう。

ですから、ここでは過去に行われたビットコインの半減期を参考に考えていきます。
半減期

5月の終わりから上昇を始めているビットコインの価格は、7月に行われるハードフォーク前に急激に上昇しています。出来高も増えていることから、半減期前にビットコインの希少性が高まり価値が上昇するという期待により取引量が増えたものと考えられます。直後に急落していますが、半減期が行われた7月にはしっかりと価格が上昇していることが見てわかります。

これと同じことが起こるのであれば、ハードフォークの1ヶ月~1か月半前頃から仕込んでみると利益を得られるのではないかと考えられます。

今後の開発計画

この章では、Zcashのこれからの開発計画について紹介していきます。

Zcash(ジーキャッシュ)は現在Saplingをメインに開発を進めている

ロードマップ

Saplingを簡単に言うと、Zcashの処理速度を高速化し、匿名性を向上させ、セキュリティレベルを高めるアップデートのことを指します。Saplingによって送金時間を短縮しながらも安全性を確保することができ、なおかつ秘匿性も高めることが可能になります。

企業との提携予定

この章では、Zcashがこれまでにまた今後どのような提携があった(ある)のかを解説していきます。

世界でも有数の投資銀行JPモルガンとの提携

先ほども述べた通り、JPモルガンとの提携はZcashにとって大きな出来事であったといえるでしょう。世界最大の投資銀行との提携は、Zcashのプロジェクトが有用であると評価されたといえます。
またプライバシーの観点からも匿名性に優れているZcashの技術が認められたということです。
ZcashとJPモルガンとの提携はZcashにとっても大きな発展につながるのではないでしょうか。

有識者の声

この章では、Zcashに関しての有識者の声も紹介していきます。

Googleの共同創業者であるセルゲイ・ブリン氏はゼロ知識証明を称賛している

セルゲイブリン

コインテレグラフによると、セルゲイ・ブリン氏はZcashで採用されているゼロ知識証明を評価していると述べています。
セルゲイ・ブリン氏は息子とともにイーサリアムのマイニングを行っていることを明らかにしており、仮想通貨についても支持していることを示すことを表しているという。

※出典
グーグル共同創業者、息子とのイーサリアムのマイニング経験明かす-COINTELEGRAPH

ツイッター社のCEOはZcashを最も興味深いアルトコインと述べた

コインテレグラフによると、今年の3月に米ツイッター社CEOのジャック・ドーシー氏は、Zcashを「最も興味深いアルトコイン」とメディアの質問に対して答えています。理由としては、Zcashの「独特の」プライバシー技術がその理由であるという。コインテレグラフによると、ジャック・ドーシー氏は匿名性の面で優れているZcashを強く支持していると述べています。

※出典
スノーデン氏「ビットコインには欠陥」、政府の規制回避には別の選択肢必要-COINTELEGRAPH

まとめ

Zcashに関しての将来性について解説いたしました。
最近はZcashが何らかの企業と提携するというニュースはあまり見かけていません。
しかし、先日上場審査が厳しいことで知られている仮想通貨取引所コインベースに上場したことは、Zcashが有用かつ技術も評価されているとして大きく注目されているということです。
詐欺や実体のないプロジェクトが横行している仮想通貨業界で、Zcashは将来性もあり期待されているプロジェクトの一つであるといえるでしょう。Zcashの動向にも注目しておきましょう。

この記事を執筆した人

yutida

yutida

2017年10月に仮想通貨に出会い、同時に仮想通貨投資を開始。資産を4倍程度に伸ばした経験あり。2018年4月からライターをはじめ、仮想通貨に関する記事を70記事以上執筆している。

スマホ決済・仮想通貨サービスの利用実績があるライターによる執筆記事のみを掲載。「お金の流れをなめらかに」というミッションのもと、キャッシュレスな世界の実現を目指して運営しています。

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