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Binanceを登録している方で、手軽にスマホから取引したいと思っている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、Binance(バイナンス)のiOSアプリのインストール方法・使い方を解説します。
アプリを使いこなして、いつでも、どこでも取引できる状態を目指しましょう。
目次
Binance(バイナンス)とは、2017年7月に設立された世界最大級の仮想通貨取引所です。
このBinanceは今年で設立2年目なのにも関わらず世界でNo.1の取引高を誇る取引所へと成長しており、下記図を見ると、その取引高は他の取引所と比較しても群を抜いている事が分かります。
そのユーザー数は2018年に突入後1,000万人に届く勢いとなっており、その取り扱いの通貨ペアは300種類を超えています。
また、取引手数料も0.1%と割安であり、Binanceの独自トークンである「Binance Coin(BNB)」を用いる事で更に手数料率をディスカウントする事が出来ます。
では、Binanceアプリの特徴を見ていきます。
まずWeb上のサイトと比較して使いやすい点は、わざわざPCを立ち上げなくとも価格推移や資産残高を手軽に確認出来る所です。
このように、各銘柄の価格や残高なども確認出来るので、外出中などに確認したい場合にはメリットとなるでしょう。
次にWebサイトと比較して使いにくい点ですが、取引画面に関してはiPhoneの方がやや見にくい傾向にあると言えます。
このように、PCとは違って板やチャートを小さなスマートフォンの画面に収めているので、テクニカル分析等を用いてトレーディングする場合は使いにくい点があります。
また、アプリ内の言語は全て英語、もしくは中国語のみとなっており日本語の表示はありません。
これがWebサイト上であれば翻訳ツールを使うことも可能でしたが、アプリ内は全て英語表示なので細かい部分の読み取りに苦労する場面もあります。
iOS版のBinanceアプリのインストール方法ですが、同アプリは現在AppStore上にはありません。
なので、もしもAppStore上にBinanceのアプリがあった場合、詐欺の恐れもあるのでしっかりと確認しておきましょう。
まずはブラウザを用意して、Binanceのアプリダウンロード画面へ移動して下さい。
※BinanceのiOSアプリのダウンロードリンクはこちら!
リンクへ進むとQRコードが表示されるので、自身のiPhoneからQRコードを読み取ってダウンロード画面へ進みましょう。
ダウンロード画面に進むと、赤枠の「Install」をタップします。
次に「インストール」をタップ。
するとiPhoneのホーム画面上にBinanceのアプリが表示されるので、タップして起動させましょう。
ここでBinanceのアプリを起動させようとした際に、以下のような表示がされるかと思います。
このアプリを起動する為にはデベロッパーへの信頼とアクセス許可の設定が必要なので、iPhone内の「設定」から「一般」をタップし、以下のように「デバイス管理」を選択しましょう。
その後は以下の「NATEL,OOO」をタップします。
そして「NATEL,OOOを信頼」をタップします。
次に「信頼」を選択すれば、アプリを起動できるようになります。
では、Binanceアプリの使い方について見ていきます。
まずはログインの方法ですが、アプリの起動後に「Account」をタップして「Login」を選択しましょう。
その後は以下の画面上の通り、「メールアドレス」と「パスワード」を入力してログインして下さい。
次に資産の確認方法ですが、下のメニューにある「Funds」をタップすれば確認できます。
次に入金・出金の方法を見ていきましょう。
上述したFundsの画面から下記赤枠の「Deposit」をタップします。
次に自分の入金したい通貨を検索して探しましょう。
通貨を選択後、画面上に表示されているアドレスをコピー、もしくはQRコードを表示して、Binanceに送金したいウォレットにてアドレスをコピー、もしくはQRコードの読み取りをして下さい。
次に出金ですが、入金と同様に残高の画面から「Withdrawal」をタップします。
その後は通貨を選択して送金画面へと移ります。
上記のように、送付する数量と、送付先のアドレスを入力もしくはQRコードをスキャンするなどして下さい。
全て完了すると下の「Withdrawal」をタップして完了です。
チャートの見方ですが、アプリ内の下メニューにある「Market」から各銘柄をタップすると取引画面が表示されます。
なお、画面上にある「Full」をタップすると全画面でチャートを表示させる事ができます。
売買方法は簡単で、PC画面での方法とほぼ同じと言って良いでしょう。
下のメニューから「Trade」をタップし、以下の通り、買いと売りを選択した後に「価格」と「数量」を選択して下さい。
最後に「Buy」もしくは「Sell」をタップして注文が完了します。
次に二段階認証の設定ですが、アカウント画面から「Security」をタップします。
次に「Google Authenticator」をタップ。
なお、二段階認証には「Google Authenticator」と呼ばれる認証アプリが必要なのでインストールしておきましょう。
また、次へ進むと認証に必要なコードが表示されるので、間違いの無いようにメモをして、オフラインで保管しておいて下さい。
この認証コードはスマートフォン端末が紛失した際に、二段階認証アプリをバックアップさせる為に必要となります。
しっかりとメモをして、二段階認証アプリにてそのコードを入力して下さい。
入力後は以下の画面にて「ログインパスワード」と「認証アプリに表示された6桁のコード」を入力しましょう。
全て終えると「Submit」をタップし完了です。
以上がBinanceのアプリについてでしたが、そのユースケースとして外出中に急な相場の価格変動があった際の「急な売買」などでの活用が考えられます。
今後の市場動向によっては、時間が命となる取引局面もあるかもしれません。
よって、事前にアプリをインストールしておき、備えておく事をおすすめします。
キャッシュレスPAY編集長。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。 新卒で大手総合金融機関であるSBIホールディングスに入社し、広告の運用やマーケティングに従事。 その後11ヶ月で退職して、現在は前職で培ったフィンテックやFPに関する知識を活かし、キャッシュレス決済に関する研究を続けている。