仮想通貨 最終更新日: 公開日:
本記事では、日本・海外でおすすめの仮想通貨取引所をランキング形式で紹介していきます。
世界中に存在している仮想通貨取引所の中から、手数料やセキュリティ性を考慮し、特におすすめ出来るものだけをピックアップしています。是非参考にしてみて下さい。
目次
2019年1月現在、仮想通貨は全世界で約2,000種類以上存在していますが、それらを取引する事が出来るのが「仮想通貨取引所」です。
仮想通貨取引所とは、仮想通貨同士の売買・交換、及び仮想通貨と法定通貨同士の売買・交換が行えるインターネット上の取引所であり、その数は全世界でおよそ200を超えています。
なお、日本では2017年以降新たな法律が整備され、国内で仮想通貨取引所を運営する為には金融庁へ「仮想通貨交換業者」の登録が必須項目となっています。
2019年1月現在、金融庁へ仮想通貨交換業の登録を行なっている取引所は計16社となっていますが、新規で仮想通貨取引所へ口座開設をする際、「仮想通貨交換業者」の登録がしっかりとされているかを確認しておきましょう。
>>>仮想通貨の始め方・購入方法について詳しく知りたい方はこちら!
仮想通貨取引所は日本国内でも多く普及するようになりましたが、「どの取引所を選べば良いか」の判断基準としては、主に以下の4つのポイントが挙げられます。
特に、最近では各取引所の「セキュリティ」が最重要視されるようになっています。
それも、2018年に入ってからは「Coincheck」「Zaif」といった両取引所が外部からのハッキング被害に遭っており、顧客が預け入れていた資産が盗難されているからです。
なので、取引所を選ぶ上で「セキュリティ性」は非常に重要な基準となります。
では、日本国内でおすすめの取引所をランキング形式で紹介していきます。
bitbank(ビットバンク)とは、東京に本社を置く「ビットバンク株式会社」が運営する2014年5月に設立された仮想通貨取引所であり、2018年11月24日現在、仮想通貨リップル(XRP)が日本国内で最も取引されている取引所です。
>>>bitbankの概要や登録方法について知りたい方はこちら!
bitbankの取り扱い仮想通貨は以下の6種類です。(※2018年11月24日現在)
なお、bitbankは「販売所形式」ではなく全て「取引所形式」で取引を行える為、買値と売値の差額である「スプレッド手数料」が比較的少なくなっています。
そしてその中でもリップル(XRP)は国内No.1を誇る取引量を占めているので、リップルを取引したい方には最もおすすめの取引所だと言えます。
bitbankでは、現在全取引ペア無料キャンペーンが実施されており、取引手数料が全て無料となっています。
なので、bitbankを利用すれば売買時に手数料がかかりません。
ビットバンクは比較的クリアで見やすいトレード画面となっており、ごちゃごちゃとたくさんの情報が画面上に埋め込まれているわけではなく「シンプル」なので初心者にも分かりやすいデザインとなっています。
また、ビットバンクはスマホアプリにも対応しているので、外出先でもPCを広げず簡単に取引出来ます。
bitbankでは、顧客の資産は全てインターネットに接続不可能なコールドウォレットにて保管されており、BTC、LTC、MONA、BCHに関しては、必要な署名を複数に分割する「マルチシグ」の対応にも適応しています。
また、bitbankは「ICORating」の取引所セキュリティレポートにおいて「国内No.1」の評価を受けており、その信頼性は非常に高いと言えます。
仮想通貨取引所「ビットバンク」が、「ICORating」の取引所セキュリティレポートにおいて国内No.1の評価を受けました。
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— ビットバンク bitbank, Inc. (@bitbank_inc) October 10, 2018
BITPoint(ビットポイント)とは、東京に本社を置く「株式会社ビットポイントジャパン」が運営する、2016年3月に設立された取引所です。
BITPointは取引手数料が全て無料(※2018年11月現在)であり、トレードツールである「MT4」が国内の仮想通貨取引所で唯一導入されているという大きな特徴を持っています。
>>>BITPointの概要や登録方法について知りたい方はこちら!
BITPointの取り扱い仮想通貨は以下の5種類です。(※2018年11月24日現在)
なお、BITPointは「販売所形式」ではなく「取引所形式」で上記の通貨を全て取引する事ができ、スプレッド手数料を比較的安価に抑える事が可能です。
BITPointでは仮想通貨の取引手数料・入出金手数料が全て無料となっています。
日本円の入出金は顧客負担で手数料が掛かってしまいますが、BITPointなら仮想通貨取引に関するあらゆる手数料コストを最小限に抑えられます。
BITPointはアプリにも対応しており、売買や送金をスマホで完結出来るので、PCをあまり使用しない人にとっても便利で使いやすくなっています。
BITPointはセキュリティ性も高く、2016年より同取引所は日証金信託銀行による顧客資産の信託保全スキームを導入しています。
これによってBITPointが預かった顧客資産は信託銀行によって分別管理され、取引所が破産して自分の資産を失ってしまうといった「信用リスク」を回避出来るので、ユーザーはより安全かつ安心に取引を行う事が出来ます。
GMOコインとは2016年10月に設立された日本の仮想通貨取引所であり、運営会社は「GMOコイン株式会社」です。
なお、GMOコイン株式会社は上場企業9社、そしてグループ会社は計111社にも及ぶ巨大総合インターネットグループである「GMOインターネットグループ」の子会社であり、その信頼性は非常に高いと言えます。
>>>GMOコインの概要や登録方法について知りたい方はこちら!
GMOコインの取り扱い仮想通貨は以下の5種類です。(※2018年11月24日現在)
GMOコインでは主に「販売所形式」がメインですが、ビットコイン(BTC)に限っては「取引所形式」で売買が可能であり、少ない自己資金で大きな金額を掛ける事ができる「レバレッジ取引」にも対応しています。
GMOコインでは仮想通貨の入金・出金にかかる手数料が無料であり、販売所形式の売買であれば取引手数料も無料です。(※但し買値と売値の差額であるスプレッド手数料が掛かるので注意)
なお、取引所形式の売買にて掛かる手数料は以下の通りです。
レバレッジ取引では手数料無料となっていますが、現物取引ではTakerのみ0.01%の手数料がかかります。
取引所の板に出ている指値注文について売買が成立した際に、その指値注文を出していた取引参加者を「Maker」と呼び、その相手方となる注文を発注した側を「Taker」と呼びます。
参考:GMOコイン
GMOコインの販売所形式での売買画面複雑な操作画面が無く、とてもシンプルに売買注文を進める事が出来ます。
また、GMOコインは「ビットレ君」と呼ばれる便利アプリも搭載されており、スマートフォン上で仮想通貨FXをワンタップで売買する事も可能です。
>>>GMOコイン専用アプリ「ビットレ君」の概要や使い方についてはこちら!
GMOコインのセキュリティ体制ですが、同取引所では顧客資産が全て分別管理されており、それはインターネット環境から隔離された「コールドウォレット」で保管されています。
また、サイバー攻撃の対策も徹底しており、アカウントの二段階認証の必須化やシステムの24時間365日監視、GMOのグループ会社と連携した脆弱性情報の収集などに務めています。
GMOグループは既存の証券やFXなどのノウハウを活かし、信頼性の高い厳格なセキュリティ体制を今後も構築していくでしょう。
では、日本の仮想通貨取引所の「取引所形式」の売買における取引手数料を比較して見ましょう。(※2018年11月24日現在)
取引所名 | 取引手数料 |
---|---|
bitbank | 無料 |
BITPoint | 無料 |
Liquid by Quoine | 無料 |
GMOコイン | 0.01%(※レバレッジ取引や現物取引におけるMakerは無料) |
bitFlyer | 0.15〜0.01% |
日本の取引所で取引手数料が無料なのは現状bitbankやBITPoint、そしてLiquidなどです。
また、取引手数料以外にも「スプレッド手数料」がどのくらいあるのかを、各取引所で確認しておく事をおすすめします。
では、続いて海外の仮想通貨取引所におけるおすすめランキングを見ていきましょう。
Binance(バイナンス)とは2017年7月に設立された海外の仮想通貨取引所であり、現在は香港からマルタに拠点を移しています。
Binanceは利用ユーザー600万人を超える大型取引所であり、その取引量は2018年11月現在世界No.1となっています。
なお、その取引通貨ペアは約400種類にも及び、世界中で支持を受けている取引所です。
>>>BInanceの概要や登録方法などを知りたい方はこちら!
BitMEX(ビットメックス)とは、「HDR Global Trading Limited」の100%自己資本の子会社で、香港に拠点を置く仮想通貨取引所です。
このBitMEXでは取り扱い仮想通貨が8種類と比較的少なめですが(※2018年11月現在)、最大100倍のレバレッジを掛けた「レバレッジ取引」が出来る点が最大の特徴です。
日本の取引所では出来ないようなレバレッジ取引を行いたい場合、BitMEXがおすすめです!
>>>BitMEXの概要や登録方法について知りたい方はこちら!
Bittrex(ビットトレックス)とは、アメリカに拠点を置く世界でも最大規模の仮想通貨取引所であり、Bittrex.Incによって2014年に設立されました。
Bittrexは現在日本語には対応していませんが、2018年11月現在200種類以上の仮想通貨が取引されており、日本の取引所には上場されていないマイナーな仮想通貨がリストアップされているという魅力があります。
なので、マイナーなアルトコインを取引したい場合はBittrexがおすすめです!
>>>Bittrexの概要や登録方法について知りたい方はこちら!
では、海外の仮想通貨取引所の取引手数料を比較して見ましょう。(※2018年11月現在)
取引所名 | 取引手数料 |
---|---|
Binance | 0.1% |
BitMEX | ・ビットコイン Maker:-0.025% Taker:0.075% ・アルトコイン Maker:-0.005% Taker:0.25% |
Bitfinex | Maker:0〜0.1% Taker:0.055〜0.2% |
Poloniex | Maker:0〜0.1% Taker:0.1〜0.2% |
Bittrex | 0.25% |
Binanceは全通貨一律0.1%の手数料となっていますが、独自通貨である「BNBトークン」を用いて取引する事で取引手数料を更に50%OFFとする事が出来ます。
また、BitMEXはMaker手数料がマイナスに設定されており、手数料を支払うのではなく「受け取れる」仕組みとなっています。
仮想通貨リップル(XRP)を購入出来るおすすめの取引所は、上述した日本の取引所であるbitbankです!
以下の図は2018年11月22日現在のリップルの取引シェアを表していますが、その中でbitbankは世界2位にランクインしています。
このように、bitbank内で繰り広げられるリップルの取引は世界最大級の流動性を誇っており、尚且つ取引手数料も全て無料で行う事が出来ます。
なので、今後リップルを取引してみたいと思う方は、是非bitbankを利用してみて下さい!
以上が仮想通貨取引所についてでしたが、各取引所によってそれぞれ特徴が異なっている為、複数に分けて登録しておく事をおすすめします。
仮に一箇所の取引所のみで取引していた場合、その取引所がハッキングによって不正アクセスを受けた際に仮想通貨の売買を行う事が出来なくなってしまう恐れがあります。
なので、リスクを分散させる為にも複数の仮想通貨取引所を予め登録しておいては如何でしょうか。
キャッシュレスPAY編集長。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。 新卒で大手総合金融機関であるSBIホールディングスに入社し、広告の運用やマーケティングに従事。 その後11ヶ月で退職して、現在は前職で培ったフィンテックやFPに関する知識を活かし、キャッシュレス決済に関する研究を続けている。