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Binance(バイナンス)は2017年7月に中国で設立された比較的新しい取引所ですが、仮想通貨ブームもあいまって破竹の勢いで成長しています。
ビットコインの取引規模はおよお30兆円以上です。国内取引所が大手でも数兆円程度の規模なので、文字通り桁違いの数量を誇ります。
ユーザー数は2018年からは900万人を突破し1000万人に届く勢いであり、名実ともに「世界トップクラスの取引所」となりました。日本でも数多くの仮想通貨ユーザーがBinance(バイナンス)の口座を保有しています。
Binance(バイナンス)で最も特徴的なのが「取引手数料の安さ」です。下の表で他の海外取引所との比較していますので、参考にしてください。
取引所 | 取引手数料 |
---|---|
Binance | 0.1% |
Huobi | 0.2% |
Cryptopia | 0.2% |
Bittrex | 0.25% |
上記を見ればわかるように、海外取引所の手数料は平均0.2%前後で、Binance(バイナンス)はおよそ半分以下です。
さらにBinance(バイナンス)が独自発行するBNBという仮想通貨建の取引なら、取引手数料がさらに半分の0.05%となります。「業界最安値」と言っても良いでしょう。
Binance(バイナンス)では120種類以上の仮想通貨を取り扱っています。多くても10種類前後の取り扱いである国内取引所と比べたら段違いの豊富さです。
世界的にも多い方ですが、同じ海外取引所であるCOINEXCHANGEが300種類、BITTREXが200種類以上なので、ナンバー1というほどではありません。
Binance(バイナンス)で取り扱っているコインは以下で一部ご紹介しておきます。
上記は「国内取引では購入できないおすすめコイン」です。
Binance(バイナンス)は日本語には対応していますが、海外取引所を使い慣れていないユーザーには少し難しいかもしれません。以降で詳しく解説いたしますので参考にしてください。
海外取引所はセキュリティに関しては、具体的な情報を公開していないことが多く、Binance(バイナンス)も正確なところは不明です。
ただ、過去に不正アクセスのターゲットにされた際は、ユーザーの資金を守りきったという事例がありますので、信頼度は高いです。
しかし、Binance(バイナンス)は本人確認なしでも仮想通貨取引が可能という珍しい取引所なので、例えばアカウントの乗っ取りなどの被害にあうリスクは高い方です。
国内取引所よりも圧倒的に手数料が安く、取扱コインも豊富なバイナンス取引口座は必ず無料開設しておきましょう。
近い将来、日本国内にバイナンス取引所が正式に上場する可能性との噂もありますw
バイナンスhttps://t.co/o5nigveUzc#仮想通貨、#草コイン、#海外取引所— 仮想通貨マニア (@kasoutsukamania) September 9, 2018
価値が急上昇中の仮想通貨XPコイン。
バイナンス上場投票は惜しくも2位でしたが上場の可能性も残しました。今日本で一番熱い草コインではないでしょうか。
詳細はこちらからどうぞhttps://t.co/1tDbOYHHfl— ひたみ@フォロバ100% (@oshirase_maker) August 30, 2018
Binance is excellence
バイナンスは優秀だなあ
なんにも言わないでもフォークコインがちゃんと追加される
取扱通貨も多くて利用者数も日本の取引所の比較にならないと思うけど
※スーパービットコインなんて初めて聞いたけどw#Binance— ぽんず (@ponz_xrp) December 21, 2017
バイナンスは日本人ユーザーも多く、ツイッターでも様々な口コミがあります。手数料の安さに定評があり、さらに定期的に開催される「上場させるコインを決めるユーザー投票」も話題になります。
さらにビットコインのハードフォークコインを全て「無料付与」することを公言している点も高評価です。
Binance(バイナンス)は悪い評判がほとんど無いという非常に珍しい取引所ですが、強いて難点をあげるならレバレッジ取引ができないという点でしょう。
ここからは、Binance(バイナンス)の具体的な使い方について解説していきます。まずは、登録に仕方についてです。
まずは公式サイトにアクセスして、画面右上の「Log in or Register」の「Register」をクリックしましょう。
このような画面になりますので。上から「メールアドレス」「パスワード」「パスワード(確認)」を設定します(モザイク部分はノータッチで大丈夫です)。チェックボックスにチェックを入れた後に「Register」をクリックします。
すると登録したメールアドレス宛に以下のような内容のメールが届きます。
「Verify Email」をクリックすると以下のようなメール認証完了画面になります。
ここまできたら、改めてログインしましょう。
一番上の「バイナンスのURL」をクリックして、登録したメールアドレスと設定したパスワードを入力すればログインできます。
最初のログイン後は上のような画面になります。こちらは利用規約なので、全てにチェックして「I understand.continue」をクリックすれば登録は完了です。
Binance(バイナンス)では、基本情報を入力しなくてもこれだけで仮想通貨の取引が可能です。
続いては二段階認証の設定方法です。必須ではありませんが、最低限のセキュリティ対策として設定しておくことを推奨します。
ユーザーページ右上の人型アイコンをクリックして「account」を選択すると上にような画面になります。
Binance(バイナンス)の2段階認証は「SMS」と「Google Authenticator」という専用アプリで設定できますが、ここでは専用アプリによる設定方法をご紹介します。
アカウントページの中部に「Google Authenticator」の項目を選択しましょう。
ステップ1では、まずはアプリをダウンロードします。スマートフォンからアクセスして貼られているリンクからダウンロードしましょう。(もうすでにアプリを持っている方は必要ありません。)
ダウンロードが終わったら「Next Step」をクリックします。
ステップ2では、QRコードが出てきますので、ダウンロードしたアプリで読み取ります。
ステップ3では「シークレットコード」が出てきます。このコードは、バックアップのために必要なので必ず控えておきましょう。
ステップ4では、
①パスワードを入力
②アプリに表示された6桁のコードを入力
③クリックして設定完了
以上で終了です。
Binance(バイナンス)では、本人確認をしなくても取引はできますが、本人確認なしでは「2BTC」までの送金しかできません。数百万円以上の規模で取引される方には、本人確認を知っておいた方が良いでしょう。
まずはユーザーページの「account」から、赤枠内のリンクをクリックします。
リンクをクリックすると、上のような画面になります。「個人」か「法人」かを選択する画面です。ここでは、「Personal(個人)」を選択します。
書類のアップロードの前に個人情報の入力画面になります。入力欄は「アルファベット」で入力するようにしましょう。
個人情報の入力が終わったら、本人確認書類のアップロードに進みます。赤枠内のアイコンをクリックしましょう。
ここでは、「パスポート」か「運転免許証」のどちらをアップロードするかを選択します。運転免許証を例に解説していきます。
続いては、「新たに運転免許証の写真を撮る」か「フォルダ内にある運転免許証の画像をアップロードする」かどちらかを選びます。「フォルダ内にある運転免許証の画像をアップロードする」を例に進めていきます。
すると、このような画面になります。
①「Choose file」をクリックして、フォルダ内の運転免許証の画像をアップロードすると、赤枠内に画像が表示されます。
②しっかりと写っていれば、「Continue」をクリックして提出します。
これを表面と裏面で2回繰り返します。
これは国内取引所ではまず無い手続きですが、「本人とアップロードした本人確認書類が一緒に写っている写真」をアップロードする画面です。必要なのは以下の3点です。
イラストのように、手に運転免許証と紙を持ったご自身の写真を撮ってアップロードします。本人の顔と、身分証明書と紙の記載がしっかりと見えるように注意して撮影しましょう。
それでは、Binance(バイナンス)の具体的な使い方をご紹介します。
ユーザーページの「Orders」から「Open Orders」を選択すると上のような画面になります。ここから、保有している資産を確認できます。
・入金方方法
入金の方法はユーザーページ右上の「Founds」から「Deposits」を選択します。すると、jっようきのような画面になります。
赤枠内で入金する予定の仮想通貨を選択すると、「入金アドレス」が表示されますのでそのアドレス宛てに出金手続きをしましょう。
・出金方法
出金の方法は同じく「Founds」から、今度は「Withdrawals」を選択します。すると上のような画面になります。
仮想通貨のチャートを見るには、ユーザーページのトップにある「取扱仮想通貨一覧」から、取引したい通貨ペアを選択します。
すると取引画面の中央にチャートが表示されます。最大化した画面が以下のものです。
この画面の①が、日足や時間足など表示する時間範囲を設定できます。②は表示されるチャートの種類を設定できます。デフォルトでは「original」が表示され、移動平均線とMACDがチェックできます。
上の画面は「Trading View」の画面です。表示は、「Original」と一緒ですが、左端で移動平均線の設定を変更したり、線を引いたりとカスタマイズできるようになります。
上の画面は「Depth」の画面です。これは、「指し値注文」の規模を視覚的に表したものです。緑が「買い注文」右が「売り注文」です。現在価格に近い注文ほど、山が低くなります。
先ほどと同じく、ユーザーページのトップから通貨ペアを選択して上の画面を出します。
同ページの下部に注文できるスペースがあります。ここではETH/BTCで「Limit(指し値注文)」のやり方をご説明します。
①購入したいBTCの金額を入力します。
②購入したいETHの数量を入力します。
③トータルでのBTC建の購入額が自動的に反映されます。
④注文を確定させます。
売りたい時は、右側で同様の設定をします。
Binance(バイナンス)の特徴は以下のようなものです。
このように、国内取引所にはない魅力がBinance(バイナンス)にはたくさんあります。世界最大規模なので倒産リスクも低く信頼できます。
本人確認なしでも取引できるので、登録してすぐに使えるというのも大きな魅力です。
Binance(バイナンス)に登録したい方はこちら
仮想通貨・株・為替などをメインに執筆しているフリーライター。これまではFXをメインに投資していたが、市場の広がりとともに、仮想通貨の投資も開始。調べた知識だけでなく、自身の投資経験に即した実践的なノウハウの執筆を得意とする。