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本記事では、日本の仮想通貨取引所であるDMM Bitcoinの概要・登録手順・基本的な使い方まで紹介していきます。
また、DMM Bitcoin(DMMビットコイン)のメリット・デメリットも紹介するので、今後の導入の参考にしてください。
目次
DMM Bitcoinとは、日本のDMM.comグループが運営する仮想通貨取引所であり、元々「東京ビットコイン取引所」として運営されていた取引所をグループ化しました。
同取引所は仮想通貨交換業者として登録されており、DMMグループは既に「DMM FX」で実績がある事から大きな信頼があると言えます。
さて、仮想通貨取引をするにあたりどの取引所を選ぶかに関してですが、その判断基準は主に「手数料」「取り扱い通貨の種類」「使いやすさ」「セキュリティ」の4つです。これらを自分の優先度に応じて比較しましょう。
また、その取引所にしかない独自の特徴も押さえておけば、より自分に合った取引所の選択が出来るようになります。
では、以下よりDMM Bitcoinの特徴について解説していきます。
2018年現在、DMM Bitcoinで取り扱いされている仮想通貨は以下の7種類です。
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
リップル(ZRP)
ネム(NEM)
ライトコイン(LTC)
イーサリアムクラシック(ETC)
ビットコインキャッシュ(BCH)
なお、DMM Bitcoinではその取引方法が2種類に分かれており、「現物取引」と「レバレッジ取引」とがあります。
現物取引はDMM Bitcoinから仮想通貨を売買する相対取引(販売所形式)であり、レバレッジ取引は自分の証拠金を元手により大きな額の取引を行う事が可能な取引です。
この取引方法によって対応している通貨ペアが異なっており、詳細は以下の表の通りです。
取引方法 | 対応通過ペア |
---|---|
現物取引 | BTC/JPY ETH/JPY ETH/BTC |
レバレッジ取引 | BTC/JPY ETH/JPY XRP/JPY LTC/JPY BCH/JPY ETH/BTC XEM/BTC XRP/BTC LTC/BTC ETC/BTC BCH/BTC ETC/ETH |
以上のように現物取引ではBTC・ETHのみの取引となっており、それ以外はレバレッジ取引にて対応されています。
DMM Bitcoinでは現在取引手数料・入金・入出金いずれも無料となっています。
レバレッジ取引に関しては上記の通り、建玉金額の0.04%/日が建玉を翌日移行に持ち越された場合に発生します。
なお、取引手数料が無料ですが注意しておかなければならないのが買値と売値の差額であるスプレッドです。
例えば現物取引でビットコインを購入する場合、現在購入価格が707,698円、売却価格が688,698円なのでそのスプレドは19,000円(2.6%)となります。
この差額が実質的な手数料となるので注意しておきましょう。
また、このスプレッドはレバレッジ取引の方が比較的狭くなっています。
しかし、各通貨の相場変動によってスプレッドは異なってくるので注視しておきましょう。
また、DMM Bitcoinでは最大5,000円が受け取れるキャンペーンを8月31日まで行なっており、こちらのページに詳細が記載されています。
DMM BItcoinの取引画面は自分で見たい情報をカスタマイズ出来るレイアウト機能が搭載しており、画面上に多くツールを入れたりもシンプルにしたりする事も出来ます。
なお、DMM Bitcoinはスマホアプリにも対応しており、App StoreとGoogle Playからインストールする事が出来ます。
DMM Bitcoinはアプリが高機能且つ利便性が高い所が大きな特徴の一つです。
DMM Bitcoinでは顧客資産と同社の保有資産とは全て分別して保管されており、顧客の仮想通貨はインターネット環境とは切り離されたコールドウォレットによって保管されています。
なお、運営元のDMMグループは上述した通り、既にDMM FXなどで大きな実績があり、信頼ある大手インターネットグループです。
他にも大手金融・インターネットグループで仮想通貨取引所を運営している「GMOコイン」や「SBIバーチャルカレンシーズ」などがありますが、それら同様、DMMグループも信頼ある運営元であると言えます。
では、DMM Bitcoinの口コミや評判について見ていきます。
DMMビットコインはスプレッドが広い事が難点。でも注文はすぐ通るし、使いやすい。
— Yuki (@selfinvestment_) April 3, 2018
DMMビットコイン、アプリが思いの外かなり使いやすい。
レートも約1秒おきに更新されているので、レバにも使いやすい。ただウィジェットが無い(取り扱い少ないのであっても微妙)のが少し残念。 pic.twitter.com/PmYAY3itsz
— 小林亮平 / BANK ACADEMY (@ryoheifree) January 19, 2018
DMM bitcoinのチャートが、本当に使いやすい!
為替で見慣れた4分割チャートは、スマホトレーダーには嬉しすぎます( •̀ᄇ• ́)ﻭ✧
口座開設しなくても使えるのは、内緒( *´艸`)ナイショ♥︎ pic.twitter.com/C3ANCgAkq7— 新米金持ち父さん??仮想通貨CFD (@sinmaikanemochi) January 11, 2018
やはりアプリは好評判のようですね。
しかし、最近ではBTCチャートが急に高騰したといったTweetも。
これが仮想通貨のチャート!!?(DMM bitcoin) pic.twitter.com/xAJswH7HrW
— きゃなばーど (@Kya7y) August 20, 2018
ポジションによってはロスカットになったユーザーもいるでしょう。
では、これからDMM Bitcoinの登録ステップについて紹介していきます。
まずはトップページから右上にある「口座開設」をクリックしましょう。
その後メールアドレスを入力して送信すると登録したアドレス宛にメールが届きます。
届いたメールのURLをクリックして仮登録を完了させましょう。
次にパスワードの入力が求められるので表示されたフォーマットにてパスワードを設定してください。
完了するとマイページへログイン出来るようになります。
次に本口座登録を行いましょう。
以下より「本口座登録を行う」をクリックします。
するとお客様情報の入力画面に移るのでフォーマットに沿って必要事項を入力して下さい。
次に職業や投資目的等を尋ねられるので、これもフォーマットに沿って記入します。
入力が終わると以下の仮想通貨取引のリスク事項を確認してチェックを入れて下さい。
次に本人確認書類のアップロードです。
免許証・パスポート等の本人確認書類を以下よりアップロードして送付して下さい。
なお、利用できる本人確認書類についてはこちらにて詳しく記載されています。
アップロード後は「登録する」をクリックして提出完了です。
次にSMS認証の設定方法について確認しておきます。以下の画面から「コードを発行する」をクリックして口座開設の際に入力した電話番号宛にSMSを送付します。
SMSから6桁の認証コードを受け取り、それを上の空欄に入力して下さい。
「認証する」をクリックすると以下の画面が表示されます。
その後は郵送にてハガキが届くので、忘れずに受け取り、ハガキに記載ある認証コードを以下の空欄に入力して下さい。
認証コードを入力すると無事口座開設の手続きが完了します。
では最後にDMM Bitcoinの基本的な使い方を見ていきます。
初心者の方でも一目で分かるように解説しています。
まず資産の確認方法ですが、ログイン後「マイページ」に入ると以下のように口座状況サマリーを見る事が出来ます。
なお、残高状況はホーム画面や取引画面でも表示されているので、常にそこを見れば把握出来るようになっています。
次に入出金です。
まず入金ですが、日本円を入金する場合は「クイック入金」と「銀行振込」に分かれます。
クイック入金の場合は以下の通り、右のメニューから「入金・入庫」の中の「日本円入金(クイック入金)」をクリックします。
ここから入金したい銀行名を入力して手続きを完了させて下さい。
なお、クイック入金ではなく銀行振込を選択した場合は指定の振込先が画面上に表示されるので確認して指定先へ振込ましょう。
また、仮想通貨の入金については「入金・入庫」から「BTC入庫」「ETH入庫」のいずれかを選択します。
上記のように入金用のアドレスとQRコードが表示されるので、読み取って入金して下さい。
そして出金ですが、右メニューから「出金・出庫」を選び「日本円出金」をクリックします。
まずは上記の画面赤枠にある「こちら」から出金先口座の登録を済ませて下さい。
出金先口座を登録後はそれを確認して「出金申請する」をクリックして完了です。
なお、仮想通貨の出金については「BTC出庫」「ETH出庫」をクリックし、以下の画面に沿って「送付先アドレスの追加」「出庫数(数量)」「出庫の目的」をそれぞれ入力します。
その後は二段階認証が求められるので、SMSでの認証コードを発行し、6桁のコードを空欄に入力しましょう。
最後にページの下にある「出庫する」をクリックすれば完了です。
DMM Bitcoinでは細かいテクニカル分析を駆使してより精密に相場を分析する事が出来ます。
なお、チャート内に表示されている指標は「ローソク足」と呼ばれており、その見方は以下で説明しています。
DMM Bitcoinのチャートの場合は赤が陽線、青が陰線となっています。
最後に売買注文の方法ですが、現物取引は以下の通り「メニュー」から追加する事が出来ます。
その現物取引の方法はとても簡単で、注文タイプが「ストリーミング(成行注文)」の場合は以下のように売買したい数量を選んでそれぞれ「売」と「買」を選択します。
なお、ストリーミングの他にも「指値注文」「逆指値注文」などがありますが、指値注文は自分で値段を指定して売買する方法であり、逆指値注文とは「指定した価格以下になれば買い」または「指定した価格以上で売り」といったように予め注文の条件を定めておく注文方法です。
以上がDMM Bitcoinについてでしたが、同取引所を運営するDMM.comは既にFX取引の大きなノウハウがある事から、その信頼と今後の日本の仮想通貨市場を健全に発展させる主導者となるでしょう。
また、現物取引に慣れた段階でレバレッジ取引等に挑戦して見るのも良いでしょう。
キャッシュレスPAY編集長。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。 新卒で大手総合金融機関であるSBIホールディングスに入社し、広告の運用やマーケティングに従事。 その後11ヶ月で退職して、現在は前職で培ったフィンテックやFPに関する知識を活かし、キャッシュレス決済に関する研究を続けている。