仮想通貨 最終更新日: 公開日:
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フィスコ仮想通貨取引所の「フィスコ」は金融業界では既に実績のある「一部上場企業」です。仮想通貨取引所は2016年と比較的新しいですが、母体が上場企業なので非常に信頼できる取引所と言えます。
初心者が取引所を選ぶには「会社の信頼度」の他にも「手数料」「取り扱い仮想通貨」「使いやすさ」「万が一に備えての対応が十分か」の4点を考慮することをお勧めします。
フィスコ仮想通貨取引所の取引手数料は以下のものです。
通貨ペア | makea(指値)手数料 | taker(成行)手数料 |
---|---|---|
BTC/JPY | 0% | 0% |
MONA/JPY | 0% | 0% |
MONA/BTC | 0% | 0% |
BCH/JPY | 0% | 0.3% |
BCH/BTC | 0% | 0.3% |
上記のようにほとんどが無料で取引できるようです。国内大手取引所では取引手数料の無料化の動きが近年では顕著ですが、フィスコ仮想通貨取引所はそれでも十分割安と言える価格設定です。
フィスコ仮想通貨取引所では上記の3つの仮想通貨の取引が可能です。国内取引所は5〜10種類程度の取り扱いが多いので、やや少なめです。
フィスコ仮想通貨取引所のユーザーページは上のようなものです。シンプルで使いやすいUIと言えるでしょう。使い方は以降で詳しく解説いたします。
フィスコ仮想通貨取引所では以下のようなセキュリティ対策をしています。
コールドウォレットはオフラインでの資産管理、マルチシグは複数の秘密鍵を用いることにより、資金移動時のセキュリティを強化するテクノロジーです。
他の取引所と比べても非常に高いセキュリティレベルと言えます。
ビットコインの取引所で初心者に勧めるとしたら板の厚み的にもbitflyerかなぁ、zaifは取扱ペアが色々ありすぎてややこしいしなぁ。と思ったけど、そういう時こそフィスコ仮想通貨取引所を使えばいいのか。でもチャットに人がいないからちょっと厳しいな
— baneo (@baneon) December 30, 2016
3807 フィスコ
トークン「フィスココイン」がテックビューロ社のZaif取引所で取扱開始 上場企業では初となる自社仮想通貨を発行 https://t.co/qMHSN62xAz— 青くろ (@aquage_7) October 24, 2016
フィスコ仮想通貨取引所まだ上場して間もないせいか、口コミによる評判はそれほど多くありません。上場企業からの取引所設立ということで、サービス開始当初は話題となりました。
加えて、フィスコ仮想通貨取引所が独自発行するフィスコトークンも注目があったようです。実際に使用してみての口コミ評価は、今後増えていくと思いますので要チェックです。
ここからはフィスコ仮想通貨取引所の実際の使用方法についての解説です。まずは登録から口座開設の手順を詳しく解説していきますので参考にしてください。
まずはフィスコ仮想通貨取引所の公式HPにアクセスします。上のような画面になりますので「無料登録はコチラ」をクリックしましょう。
するとこのような画面になりますので、メールアドレスを入力します。そして、「私はロボットではありません」のボックスにチェックを入れて、「登録」をクリックします。
入力したメールアドレス宛に上記のような内容のメールアドレスが届きます。記載されているリンクにアクセスしましょう。
リンクにアクセスすると、パスワードの設定画面となります。任意のパスワードを入力して、「同意して登録」でアカウント作成は完了です。
アカウントを作成したら次は個人情報の入力と本人確認書類のアップロードの設定です。アカウント作成するとに以下のような画面になります。
まずは個人情報です。氏名や住所を入力して次に進みます。
続いては口座情報の入力です。ここで登録した口座は、フィスコから日本円を出金する際に現金が送られる口座となります。
次に電話番号の登録になります。電話番号を入力して「次へ」をクリックすると、登録した電話番号宛に確認用のSMSが届きます。
最後に、本人確認書類のアップロードとなります。赤枠内をクリックして、PCのフォルダにある身分証明書を撮影した画像をアップロードします。
フィスコでは、以下の4点が本人確認書類として認められています。
保険証などは本人確認書類として認められません。それと、運転免許証などで現住所が裏面に記載されている場合は、裏面の画像もアップロードする必要もあるので注意しましょう。
アップロードしただけでは申請は完了していません。画像をアップロードをすると上のように画面が変化しますので、「本人確認の申請をする」をクリックしましょう。
続いては、二段階認証の設定の仕方です。フィスコでは二段階認証の設定は義務ではありませんが、最低限の安全性を確保するため設定しておくことを推奨します。
ユーザーページの右上にある「アカウント」をクリックすると上のような画面になります。下にスクロールすると「アカウントとセキュリティ」という項目から、「2段階認証」をクリックしましょう。
設定前はこのような画面となっています。フィスコでは、スマートフォンの「二段階認証専用アプリ」を用いた二段階認証設定なので、同画面のリンクからアプリをダウンロードして
「2段階認証の設定を開始」をクリックします。
QRコードが読み込めるアプリを使用しているなら、表示されているQRコードをそのまま読み取ってください。
そうでないなら、URLリンクをクリックするかキーを表示させて登録します。
そして、生成した6桁のコードを入力して「確認」をクリックします。これで2段階認証の設定は完了です。
登録を終えると上のような画面に切り替わります。2段階認証をどの場面で使用して、どの場面で不要とするかをある程度設定できます。
続いてはフィスコ仮想通貨取引所で取引のやり方に関する解説です。まずは、取引をするための手続きについて解説していきます。
フィスコにおける日本円や仮想通貨の現状の保有資産を、ユーザーページの右上の赤枠内に資金内容が横並びになっているのでそこから確認できます。
続いては「日本円の入金」の仕方です。ユーザーページの「アカウントから「日本円の入出金」をクリックします。
クリックした先は上のような画面となっています。入金したい額を入力して、ボックスにチェックを入れたら「入金開始」をクリックします。すると以下のような項目が出現します。
振込先の口座情報が表示されますので、銀行やATMなどで手続きしましょう。
日本円の出金も、ユーザーページの「アカウント」の「日本円の入出金」をクリックして、今度は画面上部から「日本円出金」を選択します。
出金金額と2段階認証のコードを入力して「出金申請」をクリックすれば、手続き完了です。振り込まれる銀行口座は、フィスコの口座開設時に登録した金融機関になります。
実際の取引方法の解説前にまずはチャートの見方をご説明します。ユーザーページ右上の「取引」をクリックすると上のような画面になりますので、画面上の「チャート」をクリックしましょう。
するとチャートが全画面表示になります。チャートの設定は左下から変更できますので、それらを解説します。
①移動平均線、ボリンジャーバンドなどのテクニカル指標の表示設定ができます
②表示する時間帯の設定ができます。日足、12時間足、8時間足、4時間足の4種類があります。
ここからは具体的な取引の方法を解説していきます。取引には赤枠で囲んだ2つを使用します。それぞれの役割をご説明しておきますので参考にしてください。
①買い注文・売り注文をだす場所
②「板」と呼ばれる、現状の「売値」と「買値」が表示される場所
まずは、買い注文の出し方についてです。取引画面の右側にある入力欄に以下の手順に沿って入力していきましょう。
①板に表示されている価格をクリックすると反映されます。あるいは、任意の数値を入力することもできます。
②購入する量を入力します。
③「価格が〇〇円になったら売りたい」という希望額をあらかじめ設定しておきます。
④注文を確定します。
売り注文は、「Bitcoinを売る」を選択すると売り注文画面となりますので、そこから注文を出します。入力欄は先ほどの買い注文の画面と全く同じなので、上記の手順で入力していきましょう。
フィスコ仮想通貨取引所のメリット
フィスコ仮想通貨取引所のデメリット
フィスコ仮想通貨取引所は何より経営母体の信頼性が高い点がメリットです。倒産などによる資産損失のリスクが低いというのは大きいです。
しかし、取り扱いの種類やチャート機能など、仮想通貨取引における「面白み」のような部分はあまりないので中〜上級者にはやや物足りないかもしれません。
仮想通貨・株・為替などをメインに執筆しているフリーライター。これまではFXをメインに投資していたが、市場の広がりとともに、仮想通貨の投資も開始。調べた知識だけでなく、自身の投資経験に即した実践的なノウハウの執筆を得意とする。