【2019年】GMOコインの登録~使い方を解説

仮想通貨 最終更新日: 公開日:

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本記事では、GMOコインの概要・登録手順・基本的な使い方までを紹介していきます。
同時にGMOコインのメリットデメリットも紹介するので、今後の導入の参考にしてください。

GMOコインとは

目次

    GMOコインとは2016年10月に設立された日本の仮想通貨取引所であり、運営会社は「GMOコイン株式会社」です。
    なお、GMOコイン株式会社は上場企業9社、そしてグループ会社は計111社にも及ぶ巨大総合インターネットグループである「GMOインターネットグループ」の子会社であり、その信頼性は非常に高いと言えます。

    そしてその口座数は右肩上がりに伸びており、2018年7月時点でその口座数は17万にも及びます。
    GMOコインの口座数推移

    出典:GMOグループ 第二四半期 決算説明会資料

    そして、上記の図を見ると分かる通り、その売買代金のボリュームは昨年以降縮小傾向にありますが、ピーク時であった2017年12月には4兆円のボリュームがあった事が分かります。

    では、仮想通貨取引をするにあたりどの取引所を選ぶかに関してですが、その判断基準は主に「手数料」「取り扱い通貨の種類」「使いやすさ」「セキュリティ」の4つです。これらを自分の優先度に応じて比較しましょう。
    また、その取引所にしかない独自の特徴も押さえておけば、より自分に合った取引所の選択が出来るようになります。

    GMOコインの取り扱い仮想通貨

    GMOコインでは現物取引と仮想通貨FXに対応されており、現在以下の5種類の仮想通貨が取り扱いされています。

    1. ビットコイン(BTC)
    2. イーサリアム(ETH)
    3. ビットコインキャッシュ(BCH)
    4. ライトコイン(LTC)
    5. リップル(XRP)

    ここで注意しておきたいのが、GMOコインの現物取引では現在「取引所形式」ではなく「販売所形式」での仮想通貨の取り扱いとなっている点です。

    販売所形式とは、運営側の取引所が持っている仮想通貨を直接的に売買する相対取引です。
    例えば、日本円とドルを両替する外貨両替所は「販売所」に近い形態だと言えます。
    一方取引所形式とは販売所とは異なり、取引所を利用してユーザー同士が仮想通貨を取引します。
    これらの2つの取引方法の違いによって、後述する手数料の見方も変わってきます。
    販売所と取引所の違い

    ですが、GMOコインは近いうちに取引所サービスも年内までに開始すると発表しており、更なるサービス拡大に期待が持てます。

    GMOコインの手数料とスプレッド

    GMOコインの手数料ですが、取引手数料・入金・出金共に基本無料となっています。
    ですが、全て無料という訳ではなく、ここにスプレッド手数料が加わるので注意しておきましょう。
    スプレッド手数料とは「買値と売値の差額」であり、これも実質的な手数料となります。
    例えば、ビットコインを購入する場合、購入価格が711,122円、そして売却価格が697,040円なのでそのスプレッド手数料は14,082円(1.9%)となります。
    販売所の売買画面

    また、リップルの場合は購入価格31.501円、売却価格が34.817円なので差額はおよそ3.3円(9.5%)と割高になっています。
    リップルの売買価格

    このスプレッド差は日々変動しているので、常にレートを注視しておきましょう。
    なお、スプレッドを抑えたい場合は、現物取引よりもFX取引がおすすめです。

    GMOコインの使いやすさ

    GMOコインは販売所形式なので取引所形式のような複雑な操作画面が無く、とてもシンプルに売買注文を進める事が出来ます。
    販売所取引画面

    また、GMOコインではスマホ用のアプリもリリースされており、App StoreやGoogle Playからダウンロードする事が出来ます。
    アプリのインストール画面

    現物売買用のウォレットアプリや、FX専用の売買アプリがあり、いずれもシンプルで初心者にも分かりやすいデザインとなっています。
    アプリのUI

    また、FXのアプリではワンタップで売買できるスピード注文機能がついており非常に便利なのでおすすすめです。

    「GMOコイン 仮想通貨ウォレット」のインストールはこちらから
    App Store
    Google Play

    「GMOコイン 公式仮想通貨FXアプリ ビットレ君」のインストールはこちらから
    App Store
    Google Play

    GMOコインのセキュリティ体制

    GMOコインのセキュリティ体制ですが、同取引所では顧客資産が全て分別管理されており、それはインターネット環境から隔離された「コールドウォレット」で保管されています。

    また、サイバー攻撃の対策も徹底しており、アカウントの二段階認証の必須化やシステムの24時間365日監視、GMOのグループ会社と連携した脆弱性情報の収集などに務めています。
    GMOグループは既存の証券やFXなどのノウハウを活かし、信頼性の高い厳格なセキュリティ体制を今後も構築していくでしょう。

    GMOコインの口コミ・評判

    ではGMOコインの評判について見ていきましょう。

    「使いやすい!」といった声が多いのがこのGMOコイン。

    そして取引におけるスプレッドに関するツイートもちらほらあります。


    スプレッドは日々変動するので、GMOのXRPのスプレッドが高い事を主張するツイートも。

    GMOコインは現状販売所形式なので、使いにくいといった声は少ないですが、やはりユーザーはスプレッド手数料が少し気になっているようです。

    GMOコインの口座開設方法

    では、GMOコインの口座開設手順について見ていきましょう。

    基本情報を入力して仮登録を進める

    まずはじめに基本情報の入力からです。
    トップページからアクセスし、右上の「口座開設」をクリックします。
    トップ画面

    次に以下の画面でメールアドレスを入力して下さい。
    アドレス入力画面

    すると登録したアドレス宛にメールが届くので、届いたメール内のURLをクリックしてパスワードを設定しましょう。
    認証メール送信画面

    次に電話番号を登録してSMS認証(二段階認証)を行います。
    まずは電話番号を入力して下さい。
    電話番号認証

    入力後はコードが送信されるので、SMSに送付されたコードを以下に入力しましょう。
    SMS認証

    無事認証を終えると以下の画面が表示され、認証が完了します。
    認証完了画面

    次に基本情報の入力です。
    以下のフォーマットに従って自身の基本情報を記入して下さい。
    個人情報入力

    全て入力すると完了します。

    本人確認書類のアップロード

    次に本人確認です。
    以下画面に移るので、免許証・健康保険証・個人番号カード・パスポートといった本人確認書類をアップロードするか、対面で本人確認書類を定時する方法かの2通りがあります。
    本人確認書類アップロード

    ここで2通り選べますが、迅速に承認を受けて口座開設を行いたい場合はアップロードで済ませた方が良いでしょう。
    その方法ですが、下記の内容に従って漏れの無いようにアップロードして下さい。
    アップロード画面

    アップロードが完了すると審査結果のメールが送信されるので確認しましょう。
    アップロード完了画面

    審査完了後は口座開設コードが配達で届くので、確認してコードを入力しましょう。
    口座開設コード画面

    アプリでの二段階認証の設定方法

    次にアプリで二段階認証の設定を行う方法です。
    その設定方法ですが、まずホームから「口座情報」をクリックして「セキュリティ」をクリックします。
    二段階認証

    次に表示されたセキュリティ画面から「2段階認証」を選択して「アプリへ変更」をクリックします。
    その後以下の画面へ移るので、QRコードを二段階認証アプリ「Google Authenticator」から読み取りましょう。
    QRコード読み取り画面

    そしてコードを読み取るとアプリ上に6桁の認証コードが表示されるので、それを上記の空欄に入力して下さい。
    これで二段階認証の設定は完了です。

    GMOコインの基本的な使い方

    最後にGMOコインの基本的な使い方について見ていきましょう。
    初心者の方も一目でわかるように解説していきます。

    資産の確認方法

    資産残高の確認は「会員ホーム」を開くと表示されており、日本円を含めた各通貨の残高情報が一目で確認できるようになっています。
    資産残高確認

    入金の方法

    次に入金ですが、日本円の入金に関しては「即時入金」と「振込入金」とがあり、左の「入出金」から「日本円」を選択してその画面に移ります。
    即時入金

    上記は即時入金ですが、各金融機関をクリックする事で即時入金の手続きをする事が出来ます。
    なお、振込入金の場合は振込先銀行口座情報が表示されるので確認して入金しましょう。

    次に仮想通貨の入金ですが、入出金から「仮想通貨」を選択して入金したい銘柄を選択します。
    仮想通貨入金

    すると上記のように入金先のQRコードとアドレスが表示されるので、取引所やウォレットから読み取って入金しましょう。

    出金の方法

    次に出金ですが、日本円を出金する場合、上述した入金と同じく「入出金」から「日本円」を選択します。
    そして自身が登録した口座から出金依頼を出して下さい。
    出金の取り消しは出金依頼をした時から翌17:00まで可能であり、それ以降はキャンセル不可能となっているので注意しておきましょう。

    なお、詳細は GMOコインのFAQにて記載されています。

    続いて仮想通貨の出金ですが、左の日本円の下にある「仮想通貨」を選択して「送付」をクリック、そして出金したい仮想通貨を選択すると以下の画面に移ります。
    仮想通貨出金画面

    手順として、「送付先アドレスを追加」「送付する通貨の数量を入力」「二段階認証の認証コードを入力」を完了させれば出金することが出来ます。
    海外取引所に送金する際はここを利用しますが、送付先のアドレスが間違っていないか入念に確認して下さい。

    チャートの基本的な見方

    では次にチャートの見方についてですが、各売買画面上にある「チャート」をクリックする事でテクニカルチャートを表示させる事が出来ます。
    チャート画面

    こちらは右上から見たい通貨のチャートやチャートの期間を変更したりが可能です。
    なお、チャート内に表示されている指標は「ローソク足」と呼ばれており、その見方は以下で説明しています。
    ローソク足の解説

    GMOコインのチャートの場合赤が陽線で青が陰線となっています。

    買い注文・売り注文の方法

    最後に売買注文の方法ですが、これもとても簡単です。
    注文方法としては金額を指定する方法と数量を指定する方法の2通りがあります。

    金額指定は以下のように、買いたい・売りたい金額を手入力します。
    注文画面1

    次に数量を指定する方法ですが、以下の通りいくら売買したいかの数量を入力しましょう。
    注文画面2

    いずれも最後に「売却」「購入」ボタンを押す事で注文出来ます。

    GMOコインのメリット・デメリットのまとめ

    メリット

    • 日本の大手インターネットグループが運営しており、信頼性とセキュリティ性が高い
    • 販売所形式なので初心者向けで売買がしやすい

    デメリット

    • 現物取引のスプレッドは他の取引所形式の売買に比べて割高
    • 仮想通貨の取り扱いは海外取引所等と比較すると少ない

    以上がGMOコインについてでしたが、GMOコインは大手のインターネットグループの信頼があり、初心者にとってはかなり使いやすい取引所だと言えます。
    更にFXも充実しているので、慣れてくるとFXでレバレッジ取引などに挑戦してみるのも良いでしょう。

    執筆者プロフィール

    ペイ編集長

    キャッシュレスPAY編集長。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。 新卒で大手総合金融機関であるSBIホールディングスに入社し、広告の運用やマーケティングに従事。 その後11ヶ月で退職して、現在は前職で培ったフィンテックやFPに関する知識を活かし、キャッシュレス決済に関する研究を続けている。

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