【2019年】Liqui(リクイ)の登録~使い方を解説

仮想通貨 最終更新日: 公開日:

Liqui(リクイ)の画面

本記事では、海外の仮想通貨取引所Liqui(リクイ)の概要・登録手順・基本的な使い方までを紹介するので、今後の導入の参考にしてみて下さい。

目次

    Liqui(リクイ)とは

    Liqui(リクイ)とは、2016年にサービスを開始したウクライナの仮想通貨取引所であり、その運営会社はウクライナに拠点を置くLiqui Trade, Incです。
    同取引所は海外取引所なので日本語には対応していません。
    また、Liquiは2018年8月現在一日におよそ12億円の総取引高があり、その取引ボリュームランキングをCoinmarketcapで見ると63位にランクインしています。

    さて、仮想通貨取引をするにあたりどの取引所を選ぶかに関してですが、その判断基準は主に「手数料」「取り扱い通貨の種類」「使いやすさ」「セキュリティ」の4つです。これらを自分の優先度に応じて比較しましょう。
    また、その取引所にしかない独自の特徴も押さえておけば、より自分に合った取引所の選択が出来るようになります。

    Liqui(リクイ)の取り扱い仮想通貨

    Liquiに上場している仮想通貨は2018年8月現在70種類以上にも及び、BTC、ETH、USDTを基軸に合計223種類の通貨ペアが存在しています。

    Liqui取り扱い銘柄

    出典:coinmarketcap

    その各銘柄のシェアを見ると、各通貨偏りが無く均等にトレーディングされており、その中で最も多いのがETH、次にTRON(TRX)やGolem(GNT)なども多く取引されています。

    また、同取引所ではマイナーなICO通貨が他よりも早い段階で上場する事で有名です。
    知名度が低いICOコインの爆上げを狙う為には適している取引所だと言えるでしょう。
    ただ、最近は多くのICOコインがICO割れして価格を崩しているので、その点は自己責任で行うようにしましょう。

    Liqui(リクイ)の手数料

    続いてLiquiの手数料に関してですが、以下の図の通りメイカー手数料が0.1%、テイカー手数料が0.25%となっています。

    Liqui取引手数料

    ※1メイカー:注文が取引板(気配値)に並ぶことにより、結果として市場の流動性を作る取引のことをメイカーと呼びます。
    ※2テイカ―:注文が取引板(気配値)に並んだ既存の注文で約定することにより、結果として市場から流動性を取り除く取引のことをテイカ―と呼びます。

    出典:Lqui

    メイカー手数料に関しては0.1%と、世界最大級の取引所Binanceに並ぶ安さですが、テイカー手数料に関しては0.25%とやや割高となっています。

    取引所名 取引手数料
    Binance 0.1%
    HitBTC 0.1%
    Bittrex 0.25%

    また、このような取引手数料以外にも「買値と売値の差額」であるスプレッド手数料がある事にも注意しておきましょう。

    Liqui(リクイ)はシンプルで使いやすい

    Liquiは日本語対応こそはありませんが、無駄な情報が無く必要最低限の情報を記載したUIの高い取引所だと言えるでしょう。

    Liqui取引画面

    なお、使い方については後程説明していきます。

    Liqui(リクイ)のセキュリティ体制

    Liquiでは二段階認証の設定に対応しており、大半の通貨がオフライン上のコールドウォレットにて保管されています。

    ですが、昨年の2017年12月にこのLiquiはハッキングに遭い、当時6万BTCが盗まれた事で話題となりました。
    当時はビットコイン取引が最も活況のある市場でしたが、同事件によって一時大きく価格を下げました。

    BTCチャート

    出典:Tradingview

    このようにハッキング事件が相次ぐ取引所環境なので、ハッキングリスクがある事も十分頭に入れておきましょう。

    Liqui(リクイ)の口コミ・評判

    ではLiquiの口コミを確認しておきましょう。

    使いやすい!といった声もあるのですが、Twitter界隈ではそのシステムや取引所の規模に不安の声も。

    Liquiはまだ設立およそ2年の取引所なので、ユーザーにとっては怖い部分もあるようです。

    Liqui(リクイ)の登録ステップ

    では、実際にLiquiの登録ステップを解説していきます。

    基本情報の入力

    まず初めに、トップページの右上にある「Sign Up」をクリックし、下記画面の赤枠にあるlogin(ユーザーネーム)、メールアドレス、パスワードを入力します。

    新規登録画面

    すると登録したアドレス宛にメールが届くのでメール内のURLをクリックします。
    すると以下の画面が表示されるので、「Continue」を押して登録を完了させて下さい。

    メールアドレス認証

    二段階認証の設定

    次に二段階認証を設定しておきましょう。
    Liquiではログイン時にメールアドレスでの認証コードログインがデフォルトで設定されていますが、最もセキュリティ性が高いのはアプリによる二段階認証です。

    その手順としては、まず「Profile」をクリックしてその次に「Account Security」をクリック、最後に下に表示される二段階認証の設定画面の「Turn On」をクリックします。

    二段階認証設定

    次に下の画面に移るので、Google AuthenticatorをスマホでダウンロードしてQRコードを読み取ります。

    二段階認証設定画面

    次に「64 digit Key」をコピーで保存、そして「Print a backup」でQRコードを保存しておきましょう。
    これは認証アプリが入ったスマホを紛失した際にバックアップに使うことができます。
    なお、それらを終えると「I have my 64 digit Key」をクリックし、アプリに表示されている6桁の数字をそこへ入力しましょう。

    最後に「Ensble sfa」をクリックすれば完了です。

    Liqui(リクイ)の基本的な使い方

    では、次にLiquiの基本的な使い方を見ていきましょう。
    これを見れば初心者でもすぐに理解出来るように紹介しています。

    資産の確認方法

    資産の確認方法ですが、ログイン後右上の「Balances」をクリックすれば各通貨毎の保有残高を見ることが出来ます。

    資産残高の確認

    ここに各通貨毎にいくら保有しているかが表示されます。

    入金・出金の方法

    次に入出金の方法を見ていきます。
    入金は、上の資産確認の時と同様「Balances」をクリックし、各通貨の項目の右側にある「Deposit」をクリックしましょう。

    入金

    Depositをクリックすると赤枠の通り「Got it.Show me the Deposit Address」という欄が出てくるのでそこをクリックしましょう。

    画面

    ここをクリックすれば入金用のアドレスが表示されます。
    なので送付元の取引所やウォレットへこのアドレスを貼り付けしましょう。

    次に出金ですが、下記赤枠の「Withdraw」をクリックします。

    画面

    そして次の画面へ進むと「Address to withdraw(出金先のアドレス)」「Amount(数量)」などを入力して送金を完了させて下さい。

    チャートの基本的な見方

    Liquiのチャート画面はチャート分析ツールのTradingviewと連携しており、非常に操作がしやすく見やすい画面となっています。

    チャート画面

    チャート内に表示されている指標は「ローソク足」と呼ばれており、その見方は以下で説明しています。

    ローソク足の説明

    Liquiのチャート画面の場合だと青が陽線、赤が陰線となりますね。

    買い注文・売り注文の方法

    次に売買注文の方法を見ていきましょう。
    注文方法自体は比較的簡単であり、まずは「Price(価格)」「Amount(数量)」を入力しましょう。

    注文画面

    また、この価格と数量に関してですが、注文画面の下にある「売り注文」や「買い注文」の板の価格をクリックする事でその注文をそのまま画面に反映させる事も出来ます。

    注文画面と注文板

    日本円での取引と違って単位が見難い部分もあるので、間違いの無いようにしっかりと確認しておきましょう。

    Liqui(リクイ)のメリット・デメリットまとめ

    メリット

    • 取り扱い銘柄が種類豊富であり、マイナーなICOのコインの上場が早い
    • メイカー手数料が0.1%と安く、取引においてシンプルで見やすいデザインとなっている

    デメリット

    • 日本語対応がされていない為、時に翻訳ベースでサイトを読み進めなければならない場合がある
    • 設立およそ2年の新興取引所なので、まだまだシステムやセキュリティ上の不安が懸念視されている

    以上がLiquiについてでしたが、この取引所は上述した通りマイナーなICOコインの上場が早いという点が非常に魅力的です。
    Liquiがメインに取り扱いしている銘柄も多々あるので、サブの取引所としても活用出来るのでは無いでしょうか。

    Liquiに新規登録したい方はこちら

    執筆者プロフィール

    ペイ編集長

    キャッシュレスPAY編集長。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。 新卒で大手総合金融機関であるSBIホールディングスに入社し、広告の運用やマーケティングに従事。 その後11ヶ月で退職して、現在は前職で培ったフィンテックやFPに関する知識を活かし、キャッシュレス決済に関する研究を続けている。

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