【2019年】OpenLedger(オープンレジャー)の登録~使い方を解説

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目次

    取引所イメージ

    本記事では、世界初の分散型取引所「OpentLedger(オープンレジャー)」についての概要や登録手順、基本的な使い方までをご紹介しています。
    あわせて、OpenLedgerの特徴や評判もご照会するので、ぜひ今後の導入の参考にしてください。

    OpenLedger(オープンレジャー)とは

    公式サイト

    OpenLedgerとは、世界初の分散型取引所としてデンマークのCCEDX(Crypto Coins Enterprise Denmark)とBitShares(ビットシェアーズ)の開発チームによって設立されました。
    OpenLedgerの基軸通貨は、Bitsharesが関わっていることでBitshares(BTS)が採用されています。BitSharesを基軸通貨に採用している取引所は他にはないのでとても珍しい取引所です。

    OpenLedgerのコンセプトとして「Smart Trading Decentralized(分散型スマート取引)」を掲げており、仮想通貨だけでなく法定通貨や金融商品などあらゆる価値のあるモノを高速で取引できる分散型金融プラットフォームとなることを目指しています。

    CoinMarketCapによると、取引所の出来高ランキングではOpenLedgerが146位に位置しており、1日に約4600万円の取引がされています。

    分散型取引所の特徴の一つとして、手数料が安いことが挙げられます。分散型取引所であれば、これまでにあった中央集権型取引所のような仲介者を通さずとも、個人間で直接取引すること可能になります。よってコストがかからなくなることや高速取引が実現できます。

    分散型取引所を選ぶ基準として、主に「セキュリティ」、「取引量」、「取引所の使いやすさ」、「取引手数料」の4つのポイントで決めるようにしましょう。
    分散型取引所というのはまだまだ技術が追いついてなく多くの課題を抱えているのですが、OpenLedgerは世界初の分散型取引所としていち早く開発が進められています。

    手数料

    OpenLedgerで必要な取引手数料は0.01BTS+取引額の0.2%となのですが、業界水準として0.1%の取引手数料を取り入れている取引所が多いので少し高いといえます。

    分散型取引所の手数料システムは従来の中央集権型取引所とは少し違っています。
    分散型取引所は中央管理者が存在しないので、システムを維持するために利用者が手数料を負担する必要があります。このシステム維持手数料のことをガス(Gas)と呼んでいます。
    ですから分散型取引所で取引する場合には、基本的に取引手数料+ガスが必要になります。

    OpenLedgerではBTSが基軸通貨として採用されているので、ガスはBTSを活用します。
    OpenLedgerのガスは、0.01BTSとほぼコストがかかりません。
    ※0.01BTS=約0.12円

    さらにここに取引手数料として取引額の0.2%がかかりますので、OpenLedgerで必要な取引手数料は0.01BTS+0.2%となります。

    下記の表は分散型取引所で必要な取引手数料をまとめたものです。

    取引所名 ガス 取引手数料
    OpenLedger 0.001BTS(約0.12円) 0.2%
    EtherDelta 0.001ETH(約25円) ガスに含まれている
    CryptoBridge 0.00578BTS(約0.06円) 0.2%
    IDEX 取引によるが数円程度 Maker0.1% Taker0.2%
    Waves 0.003WAVES(約0.65円) ガスに含まれている

    OpenLedgerのスプレッドは11%

    スプレッドとは購入時の価格と売却時の価格との差です。
    スプレッドはBTC/BTSの通貨ペアを例に見ると、
    買い0.00001540BTC/BTS
    売り0.00001521BTC/BTS
    ですから、スプレッドは0.00000019BTC(約0.13円)となります。
    1BTS=約12円なので、スプレッドは11%となります。

    取り扱い仮想通貨

    OpenLedgerで取り扱っている仮想通貨は約125種類あります。
    分散型取引所は、ベースとなっているブロックチェーンに準拠している仮想通貨であれば、システム的に簡単に上場させることができます。たとえば、イーサリアムブロックチェーンをベースとした分散型取引所であればERCトークンが当てはまります。
    また分散型取引所は上場するためのコストが低く、金策に困っているプロジェクトでも比較的に上場させやすいのです。

    下記の表は分散型取引所の取り扱い銘柄数をまとめたものです。

    取引所名 取り扱い銘柄数
    OpenLedger 約125種類
    EtherDelta 約683種類
    CryptoBridge 約168種類
    IDEX 約422種類
    Waves 約11種類

    OpenLedgerは他の分散型取引jと比べるとやや少ないといえます。

    使いやすさ

    取引画面

    OpenLedgerの画面は、シンプルで見やすく初心者の方でも使いやすいです。デンマークの取引所ですが日本語表記にも対応しています。
    後ほど使い方を簡単に説明いたします。

    万が一に備えての対応

    OpenLedgerはこれまでにハッキング被害にあったというような報道はなく、セキュリティは高いといえます。
    またOpenLedgerはセキュリティを重視したウォレットモデルというアカウントグレードを取り入れています。
    ウォレットモデルでは、資産にアクセスするための秘密鍵である「Bin-file」を本人の使う端末に保管することで、自分の資産をハッキングから守ることができます。

    分散型取引所の特徴として、自分の資産にアクセスするための秘密鍵は取引所ではなく各個人で管理することになります。よって、取引所がハッキングにあったり、倒産して取引所自体がなくなってしまったりしても、顧客の資産は失われることはありません。
    分散型取引所での取引は、すべて耐改ざん性のあるブロックチェーン上でおこなわれているので不正な取引がおこなわれることもなくセキュリティは優れているといえます。

    OpenLedger(オープンレジャー)の口コミ・評判

    OpenLedgerの口コミを見ていくと、全体的によい評価が多く見受けられました。
    ただ、海外の取引所ということもあり、利用している人が少なく感想はそれほど多くありません。

    OpenLedger(オープンレジャー)の登録ステップ

    この章では、OpenLedgerの登録方法として、基本情報の入力手順をご紹介いたします。

    基本情報の入力

    OpenLedgerの登録方法は以下のとおりです。
    1)公式サイトにアクセスし、「アカウントを作成」ボタンを押します。
    アカウント作成

    2)Wallet ModelかAccount Modelかを選択します。
    モデルの選択

    ※ここではWallet Modelを選択しました。

    Wallet Model
    セキュリティレベルが高く、資産を守ることに重きを置いたアカウントグレードです。ブラウザとコンピュータのみに利用が制限されています。
    Wallet Modelにログインするためには、登録者だけが持っている「Bin-file」とパスワードが必要です。

    Account Model
    アカウント名とパスワードを入力すればどのデバイスからでもアクセスすることができます。どこからでも取引したい方におすすめできるアカウントグレードです。
    Account Modelにログインするためには、アカウント名とパスワードだけでログインすることができます。

    3)基本情報を入力し、「Continue」ボタンを押します。
    基本情報の入力

    Account Name
    アカウント名を入力します。

    パスワード
    パスワードは8文字以上で登録するようにしましょう。
    数字、特殊文字、および文字の組み合わせを含む複雑なパスワードを作成するようにしてください。

    パスワード確認
    もう一度同じパスワードを入力します。

    4)3つのチェックボックスにチェックをいれ、Bin-fileをダウンロードします。
    Bin-file

    5)これで登録は完了です。

    OpenLedger(オープンレジャー)の基本的な使い方

    この章では、OpenLedgerの基本的な使い方を解説いたします。初心者の方はこの章を見れば、OpenLedgerの基本的な使い方を知ることができます。

    資産の確認方法

    自分が保有している資産を確認する方法は以下のとおりです。
    1)OpenLedgerにログイン後、左上のアカウントを押します。
    資産の確認

    2)自分の資産を確認することができます。
    資産の確認2

    入金・出金の方法

    この章では、OpenLedgerの入出金方法をご紹介いたします。

    OpenLedgerの入金方法

    OpenLedgerの入金方法は以下のとおりです。
    1)OpenLedgerにログイン後、左上の入金・出金を押します。
    入金方法

    2)入金したい通貨の右横にある、「入金」ボタンを押します。
    入金方法2

    3)表示されるアドレスに入金したい通貨を送金します。
    入金方法3

    4)入金が完了します。

    OpenLedgerの出金方法

    OpenLedgerの出金方法は以下のとおりです。
    1)OpenLedgerにログイン後、左上にある入金・出金を押します。
    資産の確認/13出金方法

    2)出金したい通貨の右横にある「出金」ボタンを押します。
    出金方法2

    3)出金したい通貨を選択し、「Withdraw Now」ボタンを押します。
    出金方法3

    ※出典
    オープンレジャー(OpenLedger)登録と使い方|CRYPTO COIN PORTAL

    4)出金したい金額とあて先アドレスを入力し、「Withdraw」ボタンを押します。
    出金方法4

    ※出典
    PORTAオープンレジャー(OpenLedger)登録と使い方|CRYPTO COINL

    5)これで出金が完了します。

    チャートの基本的な見方

    OpenLedgerではTradingviewというトレーダー向けの取引ツールが採用されています。
    Tradingviewは移動平均線やボリンジャーバンドなどテクニカル分析に役立つ機能が備わっています。
    チャート

    チャートの左上にある「1」と表示された数字はチャートの時間軸を変更することができます。短い時間軸で見たければ時間を短く、長い時間軸で見たければ時間を長くしましょう。

    その横にあるローソク足を押すことで、Lineや平均足などチャートの種類を変更することができます。

    買い注文・売り注文の方法

    OpenLedgerでの取引では、Buy(現物買い)、Sell(現物売り)以外にもSmartcoinでのみ、BTSを証拠金として預けることでShort(空売り)をおこなうことができます。
    OpenLedgerでの注文方法は以下のとおりです。

    OpenLedgerでの買い注文の手順

    1)OpenLedgerにログイン後、右上にある取引を押します。
    買い注文

    2)取引画面に表示される「現物買い」欄で、指値注文の場合売り注文のオーダーブックから取引したい注文を選択してから「現物買い」ボタンを押します。
    買い注文2

    成行注文の場合は、最安値段を押してから「現物買い」ボタンを押します。

    3)これで買い注文を入れることができます。

    OpenLedgerでの売り注文の手順

    1)OpenLedgerにログイン後、右上にある取引を押します。
    買い注文

    2)取引画面に表示される「現物売り」欄で、指値注文の場合買い注文のオーダーブックから取引したい注文を選択してから、「現物売り」ボタンを押します。
    売り注文2

    成行注文の場合は、最安値段を押してから「現物売り」ボタンを押します。

    3)これで売り注文を入れることができます。

    まとめ

    OpenLedgerがどういった取引所か理解できましたでしょうか。
    改めておさらいすると以下になります。

    • OpenLedgerは世界初の分散型取引所
    • 取引手数料はガス0.01BTS+取引額の0.2%
    • 取り扱い銘柄数は約125種類

    分散型取引所であればOpenLedgerは初心者の方でも使いやすく、日本語表記にもできるのでお勧めです。
    OpenLedgerに登録したい方はこちら

    執筆者プロフィール

    yutida

    2017年10月に仮想通貨に出会い、同時に仮想通貨投資を開始。資産を4倍程度に伸ばした経験あり。2018年4月からライターをはじめ、仮想通貨に関する記事を70記事以上執筆している。

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