マイトレード(myTrade)の評判や使い方を解説【株やFXのトレードを管理出来るアプリ】

投資アプリ 最終更新日: 公開日:


本記事では、自分のトレードを自動で管理・分析してくれる投資アプリ「マイトレード(myTrade)」のメリットや使い方、評判などを解説していきます。

今後、自身のポートフォリオや投資ルールをアプリで管理していきたい方や、分析を自動で行なっていきたい方は是非参考にしてみてください。

目次

    株やFXへの投資を管理できるアプリ「マイトレード(myTrade)」とは?

    マイトレード(myTrade)とは、自身の株やFXトレードに関する記録や分析を行う事が可能な管理アプリです。

    このマイトレードは株式会社テコテックによって提供されていますが、株式市場がクローズした後、アプリが自動で自身の保有資産や取引履歴を集計してくれます。

    他にも、具体的な投資の計画を立てられたり、銘柄を保有する根拠をアプリ内に記録できたりと、様々なメリットがある投資ツールです。

    マイトレード(myTrade)とロボアドバイザーとの違い

    「マイトレードはロボアドバイザーと同じではないの…?」

    このような疑問を持つ方も多いですが、結論マイトレードとロボアドバイザーとではその性質が全く異なっています。

    自分の代わりに資産運用を全自動で行ってくれるロボアドバイザーに対し、マイトレードは自分の代わりに資産運用を行ってくれる訳ではなく、自己判断で投資をする人の為の管理ツールとなっています。

    ロボアドバイザー myTrade
    お金を預けて自分の資産を運用してもらうサービス 自分の投資を管理する為のツール
    基本的に投資は全てお任せ 投資は全て自分で判断して行う

    マイトレード(myTrade)のメリット

    では、マイトレードのメリットについて見ていきます。

    株やFXのトレード計画を立てられる

    マイトレードを利用する事によって、自身のトレードの計画を立てる事が可能です。

    具体的にどんな計画が立てられるのかというと、それは主に以下の4つです。

    • 1.利確や損切りのラインを設定できる
    • 2.損益の計算ができる
    • 3.保有銘柄の売却目安を知らせてくれる
    • 4.銘柄を保有する根拠や感情を記録できる

    1.利確や損切りのラインを設定できる

    マイトレードでは利確・損切りのラインを予めアプリ内で設定しておく事が可能であり、設定した価格ラインを超えるとプッシュ通知やメールでアラートが届きます。

    この機能によって、

    「損切りができず塩漬け状態になっちゃった…。」
    「予め決めていた自分のルールを忘れてしまった…。」

    といったような事故を防ぐ事ができます。

    2.損益の計算ができる

    マイトレードでは、アプリ内で自分の利益額や損失額を確認する事ができ、自分の資産評価額を一目でチェックできます。

    3.保有銘柄の売却目安を知らせてくれる

    マイトレードでは、売却期限を設定して銘柄を売るタイミングの目安を予め決める事も可能です。

    仮に、その設定価格を超えた際には、1日1回プッシュ通知やメールなどでアラートが届きます。

    4.銘柄を保有する根拠や感情を記録できる

    マイトレードでは、銘柄を保有する際に「なぜ買ったのか」「買った後どういう戦略を取るのか」などといった根拠を記録する事ができます。

    投資を行う上で、おそらくこの根拠や感情の記録が最も大切なのではないでしょうか。

    「なぜ投資したのか」という根拠を持っておかなければ、それは「投資」ではなく「ギャンブル」となってしまいます。

    なので、毎回の投資機会において完璧な根拠をアプリ内で書き綴れるようにしてみてください。

    自分の得意な銘柄をリストにまとめられる

    マイトレードでは、自身の過去の取引銘柄をリストにまとめて表示させる事が可能であり、それによって自分の得意銘柄を可視化させる事ができます。

    銘柄全体の値上がりランキングなどは他のツールでも表示させる事が可能ですが、マイトレードは自分の過去に取引した銘柄で多く利益を得たものの順番で表示させられるので、各自にとって最も相性の良い銘柄を知る事ができます。

    自分のポートフォリオをアプリで管理できる

    マイトレードでは、自身の保有する銘柄の保有割合を確認したり、合計資産評価額の推移をチャート形式で確認していく事が可能です。

    この機能を利用する事によって、自分の資産割合を確認するだけでなく、各銘柄の価格変動による資産割合のバランスの変化に気付く事ができます。※相場の変動による資産配分の変動を調整する事を「リバランス」といいます。

    「予め決めておいた資産割合を常に保てるようにしたい…。」

    そう考える方は、同アプリでポートフォリオをチェックしながら売買していくようにしましょう。

    自分で決めたルールを管理できる

    マイトレードでは、自分のトレードのルールやメモを気軽に書けるノート機能が搭載されています。

    投資の為のノートを自分で作成するも、途中で挫折してしまったり、そもそもノートを用意するのが面倒で忘れてしまったりしたような経験は無いでしょうか?

    マイトレードのアプリ内に搭載されているノートを利用すれば、物理的なノートに書き込む必要も無く、いつでもアプリから自分の記した投資記録を確認する事ができます。

    マイトレード(myTrade)はSBI証券とも連携可能!

    マイトレードは、2018年9月より国内最大手のネット証券である「SBI証券」とのコラボレーションを開始しています。

    SBI証券との提携によって、マイトレードにて国内株式に加えて外国株式も管理できるようになりました。

    なので、SBI証券をメインの証券口座として利用している方や、外国株式もマイトレードで管理したいという方は、是非SBI証券と連携させてみて下さい!

    なお、現状マイトレードに対応している証券会社は以下の通りとなっています。※2019年5月現在

    • SBI証券
    • 楽天証券
    • マネックス証券
    • 松井証券
    • カブドットコム証券
    • GMOクリック証券
    • 岡三オンライン証券

    マイトレード(myTrade)の安全性やセキュリティは?

    「マイトレードって本当に安全なの…?」

    そもそも、マイトレードは実際にアプリを使って取引したり資金を送金したりするものではなく、あくまで投資を管理する為のツールなので、取引パスワードや入出金パスワードの登録が不要となっています。

    なお、アプリ内で利用できる取引メモやノートなどは暗号化して保存される他、運営会社内からのアクセスも遮断されるので、重要なメモでも第三者に奪われないように管理が徹底されています。

    また、マイトレードを運営するテコテックでも強固なセキュリティ体制を構築されており、社内での情報管理や個人情報保護などが徹底されています。

    マイトレード(myTrade)の料金体系

    マイトレードの料金体系は以下の通りとなっています。

    上記のように、Freeプランであれば3口座まで無料で登録する事ができ、資産配分や資産推移なども無料で確認できますが、Freeプランだと損益推移を確認する事は不可能であり、取引履歴や銘柄一覧の閲覧に限りがあります。

    その点、有料のBasicプランであれば損益推移も確認可能で銘柄の一覧なども全件閲覧する事が可能なので、マイトレードでより細かい分析や管理を行なっていきたい方は有料プランに登録すると良いでしょう。

    また、有料プランにはBasicプランとProプランの二つがありますが、ProプランではBasicプランに搭載されていない相対分析が行えるようになります。

    その他にも、Proプランは過去の取引の追加取得や分析レポート、コラムなどを見る事もできるので、気になる人はまずBasicから試してみて、その後Proにアップグレードさせても良いでしょう。

    マイトレード(myTrade)のアプリの評判や口コミは?

    では、マイトレードのアプリに関する評判や口コミについて見ていきましょう。

    まずは、「使いやすい」といった評判から。

    良い口コミが比較的多いマイトレードですが、一方で「使いにくい」といった評判もありました。

    利益を口座間で頻繁に移動するような人は資産推移チャートが参考にならないとの声も。

    そして「バグが多い」との声。

    このように、マイトレードは良い評判と悪い評判があるので、実際に利用する時は予め自分で評判を調査しておくと良いでしょう。

    マイトレード(myTrade)の使い方

    マイトレードの使い方についてですが、まずはこちらからアプリをダウンロードしましょう。

    そして、アプリを開くと「新規登録」をタップし、次の画面で利用規約に同意して登録方法を選んで下さい。(※以下の画面ではメールアドレスでの登録を選択)


    メールアドレスやパスワードなどを入力し、登録したアドレス宛に送られる暗証番号を入力して登録を完了させましょう。

    その後は証券会社の口座をマイトレードに登録していきますが、「証券口座に登録する」をタップして以下の通り、登録したい証券口座を選んでユーザーネームとパスワードを入力しましょう。

    なお、「新規登録の前に、まずはアプリがどんな感じなのか試してみたい…。」という方は、以下の画面から「マイトレードを体験」をタップしてください。

    すると、実際にマイトレードの機能やUIを確認できるので、気になる方はまず体験版を試してみてください!

    まとめ:マイトレード(myTrade)をアプリから利用してトレードを効率化しよう!

    マイトレードのまとめ

    • マイトレードは自身のトレードに関する記録や分析を行う事が可能な管理ツール
    • トレードに関する具体的な計画を立てたり、銘柄を購入する根拠などを記録する事もできる
    • 大手ネット証券を含む7種類の証券口座を利用可能

    以上がマイトレードについてでしたが、マイトレードはただデータを集計して管理するだけではなく、自身の感情などをノートに書き込む事ができるという特徴がある投資アプリです。

    投資を行う上で、最も大切になってくるのが「感情」です。

    アメリカの著名な投資家であるジェシー・リバモア氏は、

    「成功の鍵となるのは、自分の感情にどう対応するかということである。」

    という名言を残しましたが、感情のコントロールを制する者が、投資の世界も制します。

    なので、あなたもマイトレードを使って資産のマネジメントだけでなく、「感情」のマネジメントをスタートしてみては如何でしょうか。

    執筆者プロフィール

    ペイ編集長

    キャッシュレスPAY編集長。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。 新卒で大手総合金融機関であるSBIホールディングスに入社し、広告の運用やマーケティングに従事。 その後11ヶ月で退職して、現在は前職で培ったフィンテックやFPに関する知識を活かし、キャッシュレス決済に関する研究を続けている。

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