貯めよう 公開日:
大きな固定費を見直して、かなりお金が貯まりやすくなったよ。副業や投資を始める準備は整ったよね!?
大きな固定費を見直して、お金がドンドン貯まる家計になると心に余裕が生まれます。次に狙いたいのは副業や投資で自分で稼ぐ、もしくはお金に働いてもらうこと。
しかし、ここには落とし穴が…。
それは、副業や投資で成果を出せるようになるまでには、どうしても時間がかかることです。植木鉢に種を蒔いても、芽を出して花が開くまでには時間がかかるのと同じです。
大きな固定費を見直したら、次は小さな支出を見直していきましょう。コツさえ押さえればそれほど難しくありません。
今回は毎月の収入を使い切っていた浪費家の私が「貯蓄率50%を超える倹約家になった時に実行して効果のあった節約テクニック」を全て紹介します。「固定費以外の支出の見直し」に悩んでいる人は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください!
目次
あなたの家計を蝕む小さな支出をやっつける21の節約テクニックは以下のとおり。
かなりのボリュームですが、それほど手間はかからず効果の高いものを厳選しました。無理せず少しずつ実践すれば必ず家計は楽になります。
ひとつずつ解説します。
節約テクニックの1個目は「コンビニに行かないこと」です。
なぜなら、コンビニで販売されている商品の値段は高いからです。スーパーやドラッグストアで買えば100円ほどで買えるペットボトル飲料が、コンビニでは定価で売られています。
さらに、コンビニは少しでもお客様に「ついで」に商品を買ってもらための企業努力を惜しみません。ジュースを買うだけだったのに、ジューシーな唐揚げの香りを嗅いだら、コンビニを出る時には唐揚げもレジ袋に入っていたなんてことが一度はあるのではないでしょうか。
基本的な価格設定が割高かつ、不要なものまで買ってしまう恐れがあるので、節約したい人はコンビニには行かないようにするのがおすすめです。
節約テクニックの2個目は「飲み物はマイボトルを持参すること」です。
なぜなら、ペットボトル飲料は割高だからです。一回の支出は100円ほどで大したことはありませんが、年間で考えると無視できない金額になります。
例えば、通勤途中に毎回ドラッグストアで税込88円のペットボトル飲料を2本買うと仮定しましょう。
もしもドラッグストアではなく、コンビニで定価で買う場合は、単純計算で1.4倍になります。つまり、年間で約60,000円の支出です。
余談ですが多くの人が憧れる夢の不労所得である配当金で約60,000円を手に入れようと思うと、年利6.0%の高配当株を100万円分買わなくてはいけません。
ポンと用意できる金額じゃないよ…。それに、適切な銘柄を選べる気もしない…。
100万円を用意するのはスグにはできませんが、マイボトルを持参することは今日からできます。しかも水道を活用すればコストはほぼゼロになります。
【マイボトルにかかるコスト:私の場合】
家計にも優しく、健康にもいいのでマイボトルを活用しない手はありませんよ!年利6.0%相当の高配当株を100万円分保有しているのと同じ効果だと考えるとワクワクもしますね。
節約テクニックの3個目は「ランチはお弁当を持参すること」です。
なぜなら、ランチを外食で済ませてしまうと、食費が一気に膨れ上がるからです。特に原材料が高騰していることが原因のコストプッシュ型のインフレでは、食費が家計に与えるダメージは無視できません。
例えば、ファストフードの王様であるマクドナルドのニュースリリースによると、2022年9月30日(金)より約6割の品目の店頭価格(税込)が10円〜30円ほど値上がりしました。かつては62円(税込)など100円以下で買えたハンバーガーが今や150円(税込)です。
これはマクドナルドに限った話ではなく、外食産業全体の傾向です。加えて、資本主義では、物価は収入に関係なく上昇したりします。
節約を重視して家計の負担を減らしたい人は、お弁当を持参するようにしましょう。
節約テクニックの4個目は「買い物は毎日行かないこと」です。
なぜなら、買い物の頻度が増えるほど、不要な物を買ってしまう確率が上がるからです。
必要でなくとも、お店の上手な演出により「今、買わないと損!」と思って買ったものの、家に帰ってから「今買う必要はなかったなぁ…」と後悔した記憶は誰にでもあるでしょう。
衝動買いそのものが悪いわけではありません。買い物は時にストレス発散になりますし、豊かな浪費と考えることもできます。
しかし、あくまで数字の話をするならば、普段の買い物は計画的にまとめ買いをするようにして必要なものだけを買いましょう。
節約テクニックの5個目は「冷蔵庫の中身を整理整頓すること」です。
冷蔵庫の中身を整理整頓してスッキリさせることには2つのメリットがあります。
一度に食べられる量には限界があります。作り置きをしても、食べられないようでは本末転倒ですよね。お金を腐らせるのと変わりません。
冷蔵庫の中はドアを開けたらひと目でどこに何があるか分かるくらいに整理整頓しておきましょう。個人的な意見ですが、片付け上手な人は蓄財も上手な傾向にあります。
節約テクニックの6個目は「お得食材を活用すること」です。
スーパーに買い物に行くと「訳アリ品」などが安く売られていることがあります。訳アリ品といっても、粗悪品ばかりというわけではありません。
他の食材と比べると同じ価格では売れないものの、調理してしまえば問題なく食べられるものがほとんどだと思います。時には掘り出し物があります。コスパ抜群なので、価格以上の価値を得られることも珍しくありません。
私は先日、普通に買えば5,000円以上はする完熟マンゴーを1,000円ほどで購入できました。激安の理由は熟しすぎてお店に並べられないからとのことでしたが、食べる側としては最高のタイミング。
節約テクニックの7個目は「使い切る習慣をつけること」です。
なぜなら、使い切らずに、次から次へと買っていてはもったいないからです。
私の友人にドラッグストアやスーパーの店頭で特売の洗剤や柔軟剤などの日用雑貨を見つけては買ってしまうAさんがいました。Aさんの自宅には戦利品がズラリと並んでいますが、使い切れないとのことです。
ある程度のストックは必要ですが、適正量を超えてしまうようであれば問題です。特売品は今日もどこかで必ず売られています。もしストックがなくても慌てる心配はないでしょう。
節約テクニックの8個目は「古い家電を買い換えること」です。
環境省の「2017年度の家庭のエネルギー事情を知る」に掲載されている「世帯当たり年間エネルギー種別消費量(固有単位)および支払金額(平成29年度)」表によると、支払金額の約60%が電気代で占められています。
画像引用元:環境省「2017年度の家庭のエネルギー事情を知る」
つまり、電気の消費量を減らすのが効果的と言えます。
なるほど!じゃあ、電気をこまめに消したりつけたりすればいいのね!
気持ちは分かりますが、効果が低いことを何度も繰り返すのは効果的とは言えません。いっそのこと大型家電を買い換える方が手っ取り早いでしょう。
経済産業省 資源エネルギー庁の省エネポータルサイトによると、家電製品別の電力消費割合をグラフにすると次のようになります。
このグラフから、次の3つの家電を買い替えると、電気代を抑えられます。
電力消費割合が高い家電を省エネ性能が高い家電に買い替えると、消費電力量を減らして家計の負担が減るでしょう。
ただし、冷蔵庫などの大型家電は単価そのものが高いので、省エネのために買い替えるのはおすすめしません。
安い買い物ではないので、省エネ性能を考慮して適切なタイミングで買い替えると満足度が高いでしょう。
節約テクニックの9個目は「電灯をLEDに変えること」です。
エアコンや冷蔵庫などの大型家電の電力消費割合が高いことを先ほど解説しましたが、照明も第3位なので抑えておきたいところです。
効果的なのは、電灯をLEDに変えることです。
経済産業省 資源エネルギー庁の省エネポータルサイトによると、54Wの白熱電球から9Wの電球形LEDランプに交換すると、年間2,000時間の使用で以下の効果があります。
さらにLEDは長寿命で交換する手間も白熱電球と比べて格段に少ないのが特徴です。LEDの購入価格は白熱電球と比べると高いものの、長期的に考えるとお得なので検討する価値は高いでしょう。
一度変更するだけで確実にお得になるし、環境にも優しいのは嬉しい!
節約テクニックの10個目は「電気毛布を利用すること」です。
寒くなってくると暖房器具を使いますが、エアコンは電力消費量第一位の家計の天敵です。とはいえ、暖房器具なしで冬を過ごすのは辛いものです。
そこで、エアコンと比べて電気代が安い電気毛布がおすすめです。
どのくらい電気代が違うの?
省エネ性能によって異なるので、大まかな数値になりますが、目安は次のとおりです。
【1時間あたりの電気代】
電気毛布の1時間あたりの電気代はエアコンの約7%なので、圧倒的にお得です。
どのくらいお得になるのかを理解するためにシュミレーションしてみましょう。
もし冬の3ヶ月間、毎日平均8時間エアコンを使った場合と、電気毛布を使った場合を計算した結果は次のようになります。
電気毛布だけを使用した場合は約1,000円で済みます。
でも、電気毛布だけで冬を超すのは難しいんじゃない?
電気毛布だけで冬を過ごすのは厳しいでしょうが、エアコンの温度設定を調整して電気毛布を併用することでトータルのコストは下げられるでしょう。
節約テクニックの11個目は「節水シャワーヘッドを使うこと」です。
何気なく毎日使っている水道水ですが、年間の水道料金は無視できません。
「東京都水道局 令和2年度生活用水実態調査」によると、世帯人員別の1カ月あたりの平均使用水量は以下のとおりです。
【世帯人員別の1ヶ月あたりの平均使用水量】
この数値を東京水道局の料金自動計算サービスに代入すると、世帯人数別水道代は以下のとおりです。なお、呼び径は20mmで計算しています。
【世帯人数別水道代(月間)】
1ヶ月で2,000円〜6,000円支払ってるって考えると年間だと意外とまとまった金額になるわね…。
年間の水道代を世帯別にまとめると以下のとおりです。
【世帯別人数別水道代(年間)】
実は、全水道使用量に対するお風呂の使用率は40%もあるとご存ですか?
そこで、節水シャワーヘッドの出番です。
環境省 事業者のためのCO2削減対策Navi「CO2削減対策メニュー/節水型シャワーヘッドの導入」によると節水シャワーヘッドは通常のシャワーヘッドと比べると、30〜50%前後の節水効果があります。
エコだし、家計にも優しいのはいいけど、節水したら洗ってる気がしないんじゃないの?弱いシャワーは嫌!
節水シャワーヘッドはシャワーの穴が小さいから、勢いよく水が出ます。つまり、使い心地は通常のシャワーヘッドと変わりません。しかも沸かすお湯の量も減るので、ガス代も一緒に節約できるのもメリットです。
世帯別で水道料金は異なるので、一概には言えませんが、4人世帯であればシャワーヘッドを1回変えるだけでガス代も含めると年間10,000円〜20,000円ほどの節約が期待できます。
節水シャワーヘッドそのものも、約1,000円〜10,000円で買えるから、サクッと費用を回収できるのも魅力的です!
節約テクニックの12個目は「テレビを捨てること」です。
今はテレビがなくても、スマホでいつでもどこでもエンタメは楽しめますし、情報も手に入ります。そこまでテレビを見ない人は思い切って捨てることを検討してみる価値はあります。
なぜなら、テレビを持っているだけで年間30,000円ものコストが発生するからです。
【テレビを持っていると発生するコスト】
※NHKの受信料は衛生契約で12ヶ月前払いの場合(2022年10月時点)で計算。最新の価格はNHK受信料の窓口でご確認ください。
私は20年ほどテレビのない生活を送っていますが、スマホやタブレットのおかげで何不自由なくニュースを見たり、エンタメを満喫しています。テレビがなくても意外と困りませんよ。
節約テクニックの13個目は「コンタクトレンズからメガネに変えること」です。
最近は10,000円も払えば、昔では考えられないハイクオリティなメガネが買えるようになりました。
私は以前は2週間使い捨てコンタクトレンズを使っており、年間で約30,000円がレンズ代として消えていきました。コストはこれだけではありません。
1日使い捨てのワンデータイプのコンタクトレンズを使ってる私は、年間約60,000円も払ってるのか…。
視界がクリアになればコンタクトレンズでもメガネでもどちらでも気にならないのであれば、メガネに変えてみましょう。
節約テクニックの14個目は「タバコをやめること」です。
値上げの度に、「今度こそ禁煙する!」という人を見かけますが、家計に与えるダメージが大きいので無理のない話です。
総務省統計局の「近年のたばこの消費動向」によると、平成16年の1世帯あたりの年間のたばこの実質支出金額の平均は11,357円です。
禁煙すればお金も浮くけど、健康状態も良くなるから将来的にかかる医療費も少なくなりそう!
厚生労働省の「健康日本21(たばこ)」によると、次の疾病との因果関係が報告されています。
【科学的に喫煙と因果関係が十分とされる疾病の一部】
せっかくお金を増やしても、病気になり、病院のベッド代に消えては意味がありません。
健康は一度害してしまうと、なかなか取り戻せません。タバコを控えることは、家計にも自分の健康にも優しい選択と言えるのではないでしょうか。
節約テクニックの15個目は「フリマアプリを活用すること」です。
着なくなった服や使わなくなったものは捨ててしまうと、ただのゴミです。しかし、自分にとっては不要な物でも、別の誰かにとっては価値があるものです。
「不用品を売りたい人」と「中古でお得に買いたい人」をマッチングさせるフリマアプリを活用すれば、お得に必要なものを買い揃えることができるので、支出を抑えることができます。
初めて使う人でも感覚的に使えるようにデザインされているので、売買もスムーズに進みます。また金銭のトラブルや個人情報の流出などのトラブル対策も徹底されており、安心して利用できるのもポイントです。
【代表的なフリマアプリ】
私の友だちも子どもが遊ぶ玩具とか、成長したら使わなくなるものはフリマアプリで買って、フリマアプリで売ってた!
フリマアプリを使い始めると”商売のセンス”も磨かれるので一石二鳥ですよ。私は断捨離も兼ねて不用品をメルカリで販売しましたが、いいお小遣いになりました。
画像引用元:厚生労働省
節約テクニックの16個目は「ジェネリック医薬品を選ぶこと」です。
病院に行ってお薬を処方される時に「ジェネリック医薬品も選べますが、どうされますか?」と薬剤師の先生に尋ねられた人もいるのではないでしょうか。
【ジェネリック医薬品とは】
厚生労働省の後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進についてによると、ジェネリック医薬品(後発医薬品)は新薬(先発医薬品)の特許が切れた後に製造販売される、新薬と同一の有効成分を同一量含み、効き目が同等の医薬品のこと。
ジェネリック医薬品は開発費用が抑えられているので、低価格です。医療の質を落とすことなく、経済的負担を減らせるのでメーカーにこだわりがなければジェネリック医薬品を選ぶことも検討してみましょう。
全国健康保険協会(協会けんぽ)によると、ジェネリック医薬品は先発医薬品よりも3割から5割程度安くなることが多いとのことです。
でも、ジェネリック医薬品なんて聞き慣れないし、ちょっと不安…。
実は、世界に目を向けると、ジェネリック医薬品は日本に比べて浸透していることが分かります。全国健康保険協会(協会けんぽ)によると、世界のジェネリックのシェアは以下のとおり。
【世界のジェネリックシェア】
※数値は数量ベース
同じ品質の商品やサービスを受けられるなら、価格の安いものを選ぶのが節約を成功させるポイント。持病があって通院している人はジェネリックの恩恵を受けられるでしょう。
節約テクニックの17個目は「お菓子などの嗜好品を減らすこと」です。
なぜなら、お菓子などの嗜好品は知らない間に家計だけでなく、健康をも蝕むからです。現代の嗜好品は科学的に本能で美味しいと思う味に調整されており、一度ハマってしまうと抜け出せない人がいるほどです。
その結果、私たちは、かつては考えられない”現代病”に悩まされることになりました。
一方、食生活などが太古の昔から変わらない狩猟採集民族には、このような”現代病”はほぼ見られません。
「絶対に食べるな」とは言いませんが、食べすぎると健康を損ない医療費が高まるリスクがあることは覚えておきましょう。いくらお金があっても、体を乗り換えることはできません。
ちなみに、投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットは次のように語っています。
「あなたの心と体はひとつしかなく、それは一生付き合っていくものです。しかし、自分の心と体を大事にしなければ、40年後には壊れてしまうでしょう。」
節約テクニックの18個目は「ATM利用料を払わないこと」です。
ATMの手数料は一回の金額は大きくありませんが、年間で考えると実は金食い虫と判断するには十分な金額なので侮れません。
手数料を制するものが、蓄財を制すると言っても過言ではありません!資産形成がうまくいかない人の特徴の一つが無駄な手数料をポンポン払っていることなんです。
手数料に敏感にならないと、知らないうちに、あなたの財布は手を突っ込まれ放題です。
ちなみに、PayPay銀行なら入出金それぞれ毎月1回無料。2回目からの手数料も利用金額が3万円以上なら、いつでも無料です。ルールを活用して余計な手数料を払わないのも賢い選択ですよ。
節約テクニックの19個目は「高還元率のクレジットカードを使うこと」です。
あなたは自分が使っているクレジットカードの還元率を即答できますか?
同じ収入でもお金がガンガン貯まる人とさっぱり貯まらない人の違いの一つは使っているクレジットカードの還元率です。
一般的なクレジットカードの還元率は0.5%程度です。一方、高還元率のクレジットカードの還元率は1.0~1.25%です。
たったの0.5%の違いって、そんなに重要?
率で考えると、イメージしにくいので、実際に100万円支払った時に還元されるポイントを比べてみましょう。
【100万円クレジットカードで支払った時のポイント還元】
5,000円の違いは無視できないかも。高級ホテルのランチが楽しめるレベルじゃない!
高還元率のクレジットカードを使う”だけ”で、生涯で手にするポイントには大きな差が生まれます。
高還元率カードについては、【爆益確定】高還元キャンペーン実施中のお得なクレジットカードを徹底比較【最大10,000円が無料で受け取れる】でまとめているので、チェックしてみてください。
節約テクニックの20個目は「電子書籍を買うこと」です。
なぜなら、電子書籍は紙の書籍と比べると10%ほど価格が安いからです。さらに、お得なイベントも多いのも大きなメリット。
【Kindle本キャンペーンの例】
価格もお得ですが、それだけではありません。電子書籍なら本棚が不要になるので、様々な手間を一掃できます。
私は電子書籍に切り替えて、部屋がスッキリしたので3つのストレスから解放されました。
でも、電子書籍リーダーを買うお金がもったいないんじゃない?
初期費用はかかりますが、掃除にかかる時間が減ったり、本そのものを安く購入できるので長期的に考えると節約になります。
また、KindleはAmazonで定期的にセール価格で販売されており、お得に買えるチャンスがあるので元を取るのは意外と難しくありません。
どうしても紙の本が好きな人は図書館の利用を検討しましょう。無料で利用できて、管理までしてくれるのですから、活用しない手はありません。
節約テクニックの21個目は「公共施設を利用すること」です。
現代人は慢性的な運動不足です。運動不足を解消するためにプールやジムに通う人も少なくありません。
そこで、おすすめなのは公共施設です。自治体により料金は異なりますが、民間のジムに比べて低価格で利用できます。
月会費制ではないので、自分のライフスタイルに合った無理のない支出に抑えることができるのが大きなメリットです。
ジムに入会したのはいいんだけど、思ったより通えなくて損してると思ってたのよね。プロのレベルを求めてるわけでもないし、公共施設で十分かも。
おすすめの効果がある節約テクニックを紹介しましたが、やってはいけない節約も忘れてはいけません。ストレスが増えて、挫折してしまうからです。
やってはいけない節約をしていると、ストレスが増えて、解消するために散財してしまい自己嫌悪に陥るかもしれません。
ひとつずつ学んで、賢く節約しましょう!
やってはいけない節約テクニックの1個目は「セールなどの値下げに飛びつくこと」です。
安いからという理由で買っていると、実は必要ないものまで買ってしまうからです。
例えば、私は昔はスーパーやドラッグストアの特売品を見かける度に購入していました。単価としては安いものの、よくよく考えてみると気に入ってるわけではないので使わないことに気づきます。
気がついたら家にはお気に入りではない物が溢れかえっていました。目にしては「なんで使いもしない物にお金を払ったんだろう」と後悔するばかり。
価格に振り回されるのではなく、自分の価値観と相談して購入を検討するようにしましょう。
やってはいけない節約テクニックの2個目は「手当たりしだいにポイ活に手を出すこと」です。
ポイ活は確実に得するんだから、やれるだけやった方が良いんじゃないの?
ポイ活初心者が陥りやすい落とし穴に落ちてますね…。
ポイ活そのものを否定するわけではありませんが、ポイントが目的になってしまうといけません。なぜならポイ活に手を出すほど、リターンが分散されるうえに、コストがかかるからです。
ポイ活で最も得をするのは、あなたではなく、ポイントを発行している会社です。ポイントを気にするあまり、必要のないものまで買ってしまったことが一度はあるはず。
頻繁に使うお店のポイントに絞るのがスマートなポイ活です。ポイントの奴隷にならないようにしましょう。
やってはいけない節約テクニックの3個目は「電気をこまめに切ったりつけたりすること」です。
エコという観点から見ると地球に優しいように感じますが、経済的な効果を考えると微々たるものだからです。
どれだけ電気をこまめに切ったりつけたりしても、せいぜい数百円しか浮きません。しかし、ストレスは増える一方でしょう。ストレス発散のためにお菓子をいくつか買ってしまったら浮いた数百円は簡単に吹き飛びます。
極端なつけっぱなし以外は人生を豊かにするための必要経費です。メリハリをつけましょう。
やってはいけない節約テクニックの4個目は「節約グッズにお金をかけすぎること」です。
節約グッズは家計をスマートにするのに役立ちますが、全ての節約グッズが活躍するとは限りません。
なぜなら、ライフスタイルは全員違うからです。
節約グッズをコンプリートすれば、すぐにお金が貯まりやすくなると思ってた…。
大きな固定費を見直した後の、細かな節約テクニックはあくまで微調整です。固定費の見直しほどのインパクトは望めません。
節約グッズにお金をかけるくらいなら、固定費の見直しの完成度を高めましょう。
やってはいけない節約テクニックの5個目は「スーパーをハシゴすること」です。
1円でも安く買うためにスーパーをハシゴするのはやめましょう。なぜなら、時給換算すると恐ろしく低いからです。
例えば、往復1時間かけて50円安い卵を買いに行ったとします。
あなたは50円を得るために1時間を払ったので、時給50円の仕事をこなしたと言えます。自由に使えるお金が50円増えたのは事実ですが、豊かな生活に近づいたとは言えません。
自分の時間は無料ではありません。もしスーパーを何件もハシゴしているようでしたら、自分の時間の価値を改めて考えてみましょう。
やってはいけない節約テクニックの6個目は「食費をケチること」です。
なぜなら、食費をケチってしまうと、体調を崩すリスクが上がるからです。
少しでも貯金しようと思った私は最悪の食生活を選択してしまったことがあります。
一食あたりの食費はお肉・果物・野菜を買うよりは安いものの、デメリットのほうが圧倒的に目立ちました。
起きた時には疲労困憊で体は重たく、頭は霧がかかったようにハッキリしない状態だったので、生産性が低くなったことは言うまでもありません。
価格ではなく、栄養価を軸に食生活を見直した所、問題は全て吹き飛びました。削りやすい食費ですが、その代償は想像以上に大きいので無闇にケチるのはやめましょう。
大きな固定費を見直すだけでも、お金はドンドン貯まるようになります。合格点は十分とれているのですが、最後のひと押しをしたい人は細かい節約にも取り組んでみましょう。
個人差はありますが、細かい節約テクニックを駆使するだけで年間で10万円以上浮く人もいます。
ただし、節約にばかり気を取られると、目先の数十円〜数百円のためにストレスを抱え込んだり、費用対効果の悪い節約を選択しがちです。
資産形成は楽しい遠足のようなものです。資産が増えていく過程そのものが楽しく、決して苦行ではありません。無理のない範囲で節約しましょう。
32歳で貯金ゼロの状態から約2年で資産をサクッと1000万超えさせたWebライター。ミニマリズムという考えに出会い支出の最適化の結果、生活費は約7万円。現在はセミリタイアするべく株式などに投資しつつ簿記3級の取得に向けて勉強中。